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株式会社パソナグループ
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パソナ総合研究所『全国の就業者に聞いた生活世論調査』~内閣府「国民生活に関する世論調査」と比較した、生活・仕事の価値観動向~

株式会社パソナグループ

株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)で、社内外の専門家と共に様々な社会課題の解決に向けたフォーラムの開催や提言を行う「パソナ総合研究所」はこの度、全国の就業者約1,300人を対象に『生活世論調査』を実施し、内閣府「国民生活に関する世論調査」と比較した結果を発表いたします。
内閣府の同調査は、約60年続いている我が国の公的統計であり、その時代の人々の生活や就業に関する価値観を明らかにしてきました。そしてこの度、当研究所が発表する資料は、全国の“就業者のみ”を対象に、内閣府の同調査項目を聴取し、特徴を明らかにしたものとなります。
コロナ禍において在宅勤務や大規模な感染拡大による生活の制限を経て、働く人々が仕事や生活、意識や価値観にどのような影響を受けたのかを、内閣府調査と比較することで明らかにし、ポストコロナの 新しい社会の実現に向けて、今後に向けた課題を探ります。

 

【調査結果のポイント】

  • 内閣府「国民生活に関する世論調査」(以下「内閣府調査」)と同項目で、全国の働き手の全世代に対して、当研究所が独自の社会調査(以下「就業者調査」)を行ない、両者の調査結果の比較考察を行なった。両調査の違いとしては、当研究所の調査では対象を“就業者のみ”とし、年代と勤務形態(フルタイム・ノンフルタイム)を均等に設計しているのに対し、内閣府調査は就業中かどうかに関わらず対象をランダムに聴取したため、高齢者の回答割合が高いのが特徴。


  •  現在の生活への満足度は、内閣府調査と就業者調査でほぼ同じ傾向。去年と比べて生活が向上しているかを聞いたところ、高齢者の割合が多い内閣府調査よりも就業者調査の方が、フルタイム・ノンフルタイムともに「向上している」が多かった。就業する中でコロナ禍からの景気回復を実感している人が多いことが推察される。


  • 生活の満足度を「所得・収入」「資産・貯蓄」「自己啓発・能力向上」の分野別に見ると、高齢者の割合が多い内閣府調査よりも就業者調査の方がやや低い傾向。
    「自己啓発・能力向上」について、満足または不満と回答した理由を聞いたところ、フルタイム就業者は現在の会社や仕事に関連しているかどうか、またノンフルタイム就業者は自己研鑽の時間を持てているかが、回答結果に大きく影響を与えていることが分かった。


  • 生活の中で悩みや不安を感じているかを聞いたところ、就業者調査の方が悩みや不安を感じている人の割合が低かった。その内容については、内閣府調査では「家族」の健康や生活上の問題や「老後の生活設計」が多く、就業者調査では「自分」の生活上の問題が多かった。


  • 今後の生活の見通しについては、就業者調査の方が「悪くなっていく」とする割合が高く、特にフルタイム就業者でその傾向が顕著。就業者調査の方が内閣府調査に比べて現役世代の割合が高いため、景気も含めた先行きに不安を感じていることが伺える。


  • 心の豊かさと物の豊かさの優先順位については、比較的高齢者の割合が高く就業者以外も含まれる内閣府調査の方が、心の豊かさを重視する割合が高い。 


  • 働く目的を聞いたところ、内閣府調査と就業者調査は同様の傾向だったが、ノンフルタイム 就業者は「生きがいを見つけるため」とする割合が他より高かった。理想的な仕事については、内閣府調査・就業者調査ともに傾向はほぼ同様。フルタイム就業者は「収入が安定している」「高い収入が得られる」仕事を求める割合が高く、ノンフルタイム 就業者は「健康を損なう心配がない」「私生活とのバランスが取れる」仕事を重視する傾向が伺える。一方で、収入と自由時間のあり方について聞いたところ、フルタイム就業者は「自由時間をもっと増やしたい」、ノンフルタイム就業者は「収入をもっと増やしたい」とする傾向。

<調査属性について>

●パソナ総合研究所「全国の就業者1,300人に聞いた生活世論調査」(就業者調査)

調査期間:2022年8月26日~29日、10月18日~26日

調査対象:全国で就業中の18-84歳の男女

回答者数:1,301人

回答者属性:(年代別)18-29歳、30-39歳、40-49歳、50-50歳、60-69歳、70歳以上

(性別)男女 (勤務形態)フルタイム・ノンフルタイム  各セグメント50名超

※年代と性別、勤務形態がそれぞれ均衡になるよう調査

●内閣府「国民生活に関する世論調査」令和4年調査(内閣府調査)

参照:https://survey.gov-online.go.jp/r04/r04-life/index.html

調査期間:2022年10月13日~11月20日

調査対象:全国 18 歳以上の日本国籍を有する者

回答者数:1,888人

※性別はおよそ半々、年代は18~29歳・30代が約200名ずつ、40代~60代が約300名ずつ、70代以上が約550名と、中高年層の数が多くなっている点が「就業者調査」と比較した際の特徴



  • 現在の生活について 

■現在の生活への満足度は、内閣府調査と就業者調査でほぼ同じ傾向だったが、去年と比べて生活が向上しているかを聞いたところ、高齢者の割合が多い内閣府調査よりも就業者調査の方が、フルタイム・ノンフルタイム共に「向上している」が多かった。就業を通じて、コロナ禍からの景気回復を実感している人が多いことが推察される。


Q1.あなたは、全体として、現在の生活にどの程度満足していますか。(単回答)

Q2.あなたの生活は、去年の今頃と比べてどうでしょうか。(単回答)

 

■生活の満足度を「所得・収入」「資産・貯蓄」「自己啓発・能力向上」の分野別に見ると、高齢者の割合が多い内閣府調査よりも就業者調査の方がやや低い傾向にあった。


Q3-(1).あなたは、「所得・収入」の面では、どの程度満足していますか。(単回答)


Q3-(2).あなたは、「資産・貯蓄」の面では、どの程度満足していますか。(単回答)


Q3-(3).あなたは、「自己啓発・能力向上」の面では、どの程度満足していますか。(単回答)


■「自己啓発・能力向上」について満足または不満と回答した理由を聞いたところ、フルタイム就業者は現在の会社や仕事に関連しているかどうか、またノンフルタイム就業者は自己研鑽の時間を持てているかどうかが、回答結果に大きく影響を与えていることが分かった。


Q3-(3-1).Q3-(3)で「満足している」「まあ満足している」と答えた理由はどれですか。(単回答)


Q3-(3-2).Q3-(3)で「やや不満だ」「不満だ」と答えた理由はどれですか。(単回答)

 ■生活の中で悩みや不安を感じているかを聞いたところ、就業者調査の方が悩みや不安を感じる割合が低かった。その内容は、内閣府調査では「家族」の健康や生活上の問題や、「老後の生活設計」が明らかに高い結果となり、就業者調査では「自分」の生活上の問題が多かった。


Q4.あなたは、日頃の生活の中で、悩みや不安を感じていますか。(単回答)


Q5.Q4で「感じている」「どちらかといえば感じている」と答えた方へ質問です。悩みや不安を感じているのは
どのようなことについてですか。(複数回答)


■生活の中での時間にゆとりについて聞いたところ、フルタイム就業者で「ゆとりがない」と答える割合が高い傾向。


Q6.あなたは、日頃の生活の中で、休んだり、好きなことをしたりする時間のゆとりがありますか。
それとも、仕事や家事、学業などに精一杯で時間のゆとりがありませんか。(単回答)

■自由時間の過ごし方については、フルタイム就業者は「旅行」をあげる割合が高く、「テレビやDVD、CDなどの視聴」「インターネットやソーシャルメディア」の割合が低い傾向にあった。
また、内閣府調査に比べ、フルタイム・ノンフルタイム共に就業者調査の方が「スポーツ」「家族との団らん」「友人や恋人との交際」「睡眠、休養」をあげる割合は低かった。


Q7.あなたは、現在、どのようなことをして、自分の自由になる時間を過ごしていますか。(複数回答)

■自由時間でやりたいことについては、内閣府調査では「旅行」という回答の割合が明らかに高かったが、前問の通り実際に自由になる時間に「旅行」をできている割合は低い。


Q8.あなたは、自由になる時間が増えるとしたら、どのようなことをしたいですか。(複数回答)


  • 2.今後の生活や就業意識について 

■今後の生活の見通しについては、就業者調査の方が「悪くなっていく」と回答した割合が高く、特にフルタイム就業者でその傾向が強かった。就業者調査の方が内閣府調査に比べて現役世代の割合が高いため、景気も含めた先行きに不安を感じていることが伺える。


Q9.あなたの生活は、これから先、どうなっていくと思いますか。(単回答)

■心の豊かさと物の豊かさの優先順位については、比較的高齢者の割合が高く、就業者以外も含まれる内閣府調査の方が、心の豊かさを重視する割合が高い結果となった。


Q10.あなたは、今後の生活において、心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたいと思いますか。それとも物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたいと思いますか。(単回答)

■働く目的を聞いたところ、内閣府調査と就業者調査は同様の傾向だったが、ノンフルタイム就業者は「生きがいを見つけるため」とする割合が他より高かった。


Q11.あなたが働く目的は何ですか。あなたの考え方に近いものをお答えください。(単回答)

■理想的な仕事については、内閣府調査・就業者調査ともに傾向はほぼ同様。フルタイム就業者は「収入が安定している」「高い収入が得られる」仕事を求める割合が高く、ノンフルタイム就業者は「健康を損なう心配がない」「私生活とのバランスが取れる」仕事を重視する傾向が伺える。
一方で、収入と自由時間のあり方について聞いたところ、フルタイム就業者は「自由時間をもっと増やしたい」、ノンフルタイム就業者は「収入をもっと増やしたい」とする傾向が高かった。


Q12.世の中には、いろいろな仕事がありますが、あなたにとってどのような仕事が理想的だと思いますか。(複数回答)

Q13.あなたは、収入と自由時間について、自由時間をもっと増やしたいと思いますか。
それとも、収入をもっと増やしたいと思いますか。(単回答)

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上場
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資本金
50億円
設立
2007年12月
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