「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」を発表 10月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した学生は前年比3.8pt増加の83.6%
インターンシップに参加し「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性が分かった」学生は53.7%で前年比16.4%増加
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(2,974名)を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」の結果を発表しました。
《TOPICS》
- 10月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した学生は前年比3.8pt増加の83.6%【図1、2】
- 参加経験のない人の約4割が「時間の余裕がない」と回答【図3】
- 5人に1人が「地元企業のインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したい」と回答【図4】
- インターンシップに参加し「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性が分かった」学生は53.7%でで前年比16.4pt増加【図5】
10月時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に応募した学生は前年比0.8pt減の91.2%で、平均応募社数は7.0社(前年比0.8社減)だった。参加率は前年比3.8pt増加の83.6%で、平均参加社数は4.4社(前年比0.1社減)だった。参加率は調査開始以来、2021年卒に次いで2番目に高い結果となった。前年はコロナ禍でインターンシップの実施が後ろ倒しになったが、今年は予定通り進められていることもあり、参加率の増加につながったと推察される。【図1、2】
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことがない人に、参加するにあたって困っていることを聞いたところ、「参加する時間の余裕がない(38.9%)」が最多だった。他にも「自分に合うプログラムが分からない(37.3 %)」「プログラムのレベルについていけるか不安(30.4%)」が上位に挙がった。【図3】
今後参加したいインターンシップ・ワンデー仕事体験の開催企業の特徴を聞いたところ、「興味のある業界・業種である(82.7%)」「興味のある職種(仕事内容)である(66.6%)」など、自身の興味のある分野・職種を回答する割合が高かった。また、「地元の企業」と回答した割合は21.5%で、5人に1人が地元企業のインターンシップ参加を希望している。学生の現住所エリア別にみると、特に希望者の割合が高かったのは、北海道エリア(35.2%)、北陸エリア(34.2%)、中国エリア(34.1%)だった。【図4】
インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加して自分自身に変化があったと感じる点について、「自分に合う仕事・合わない仕事など、職業適性が分かった」という回答が53.7%で最も多く、前年から16.4pt増加した。採用と大学教育の未来に関する産学協議会では、インターンシップの要件を「職業適性の理解」※と示しており、「その仕事に就く能力が備わっているか見極める」というインターンシップの目的を約半数以上の学生が果たすことができているようだ。【図5】
※ 産学協議会「ポスト・コロナを見据えた新たな大学教育と産学連携の推進」
https://www.keidanren.or.jp/policy/2021/040_honbun.pdf
【図1】10月時点インターンシップ応募状況
【図2】10月時点インターンシップ参加状況
【図3】参加するにあたって、困っていること(上位項目抜粋)
【図4】今後参加したいインターンシップ・ワンデー仕事体験開催企業の特徴
【図5】インターンシップ・ワンデー仕事体験に参加して自分自身に変化があったと感じる点
【調査概要】「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ調査(中間総括)」
○調査期間/2021年10月5日(火)~10月14日(木)
○調査方法/マイナビ2023の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
○有効回答数/2,974名(文系男子595名 理系男子442名 文系女子1,371名 理系女子566名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細は会社HPのニュースリリース(https://www.mynavi.jp/news/)からご確認いただけます。
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