福島・富岡町の海を知る体験ツアー開催 ヒラメを釣って味わおう! 食品の安全性も学び風評払拭 9月16日(土)~9月18日(月・祝)

首都圏の親子6組が参加 SNSで発信し復興を応援!

産経新聞社

福島県富岡町と産経新聞社は9月16日(土)~18日(月・祝日)の3日間、首都圏の親子が参加する「富岡町の海を知る体験ツアー」を実施します。ツアーは、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故から力強く復興する富岡町の“今”を知ってもらい、風評の払拭を図り、富岡町の復興を後押しすることを目的としています。

釣り船でヒラメ釣りを体験し、釣ったヒラメを味わってもらうほか、食品検査所で放射性物質の検査の様子を見学し、食品の安全性や放射線量などについて学んでもらいます。また、参加者がツアーで体験したことをそれぞれのSNSで発信し、周りの人にも伝えてもらいます。


17日に実施するヒラメ釣り体験のほか、富岡町役場の食品検査所での放射性物質検査の見学、専門家による食品の安全性や放射線などに関する講義、釣ったヒラメを味わう夕食会については、メディアの取材が可能です。


「富岡町の海を知るツアー」実施概要

主催:富岡町

運営:産経新聞社

実施日:2023年9月16日(土)~18日(月・祝)

参加者: 首都圏在住の親子6組12人

参加条件:各自のSNSに、ツアーで体験したことなどを投稿

参加費: 1組1万円

旅行企画・実施は、(有)ウィンズトラベルが行います。


【スケジュール(予定)】

9月16日(土)

13:00 JR常磐線・富岡駅着

13:30  「ふたばいんふぉ」でオリエンテーション

15:00  「とみおかアーカイブ・ミュージアム」見学

19:00  夜のピクニックとミニ花火大会

9月17日(日)

09:30  富岡漁港から長栄丸に乗船しヒラメ釣り体験

12:30  富岡漁港に帰港

14:00 富岡町食品検査所で釣った魚などの放射性物質検査見学

14:50  「学びの森」で食品の安全性や放射線量などの講義

17:00  富岡ホテルで釣ったヒラメを味わう夕食会

9月18日(月・祝)

10:00  玉ねぎ栽培農家やカントリーエレベーターなどを視察

14:00  「アクアマリンふくしま」「いわき・ら・ら・ミュウ」見学

16:30  JR常磐線・泉駅発

富岡町の“今”

福島県沿岸部の浜通りに位置する富岡町は、2011年3月11日の東日本大震災の津波で大きな被害を受けるとともに、原発事故により全町避難を強いられました。その後、17年4月に一部の区域を除いて避難指示が解除され、住民の帰還がスタート。今年4月には桜並木で全国的に知られる「夜の森地区」を含む特定復興再生拠点区域の避難指示が解除され、これで町の面積の93%で居住ができるようになりました。

タマネギの栽培が盛んなほか、新たな特産品にしようと、南国のパッションフルーツを栽培するなど、復興への取り組みが進んでいます。19年に再開された富岡漁港を拠点とする釣り船「長栄丸」は、漁業資源の回復により、大物のヒラメが釣れると、人気を呼んでいます。富岡町教育委員会生涯学習課の三瓶秀文課長補佐は「富岡町の復興の現状や安全性について正しく知ってもらい、周りの人にも伝えてもらうことで、富岡町を訪れる人を一人でも多く増やしていきたい」と話しています。

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代表者名
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上場
未上場
資本金
31億7219万円
設立
1955年02月