朝日新聞デジタルが漫画「満州アヘンスクワッド」とコラボ
最新AIと時代考証で歴史写真をカラー化 特集「満州 アヘンでできた“理想郷”」を公開
■漫画の世界観を入り口に、取材にもとづく近現代史のリアルへ
特集コンテンツでは人気漫画「満州アヘンスクワッド」(講談社)とコラボ。描き下ろしイラストや漫画のシーンと記事を組み合わせ、最新の歴史研究成果にもとづく満州の史実を分かりやすく伝えます。
■最新AIと緻密な時代考証で歴史写真をカラー化
朝日新聞社が所蔵する当時の満州のモノクロ写真を、渡邉英徳・東京大学教授らとともにAIでカラー化しました。歴史研究者らの監修で、当時の街並みや服装を忠実に着色。色彩豊かに蘇った満州の人や街の写真を多数掲載しています。
■満州アヘンスクワッドとは
週刊ヤングマガジン(講談社)で連載中の漫画作品。原作・門馬司(もんま つかさ)氏 漫画・鹿子(しかこ)氏。2023年6月に単行本13巻が発売。単行本の累計発行部数は180万部を超える。(2023年6月現在)
原作・門馬司氏コメント
満州について深く知りたい、そんな思いでいつもこの漫画を作っています。王道楽土を謳いながら儚く消えていった幻の国には何が込められていたのか、何が眠っていたのか。少しでも興味を持ってもらえたらとても嬉しいです。
■歴史写真のカラー化について
朝日新聞社所蔵のモノクロ写真の一部を渡邉英徳・東京大学教授(情報デザイン)とともにカラー化。時代考証は、貴志俊彦・京都大学教授(アジア史)、田島奈都子・青梅市立美術館学芸員(デザイン史、文化史)に依頼しました。カラー化した写真は、特設ページの中で公開しています。
東京大学・渡邉英徳教授のコメント
カラー化ではAIが着彩したベースの色を活かしつつ、専門家との対話や資料から得た正確な情報を反映させることを心がけました。漫画もカラー化も「過去の記憶の寿命を未来に延ばす」という目的は共通しています。過去に学び、未来に活かす機運をつくりだすきっかけとなることを願っています。
■満州とアヘン
日本が戦前や戦中に外地でアヘンを流通させていた問題をめぐっては、近現代史の研究分野でも近年、単行本の出版が相次いでいます。今回の特集コンテンツでは、最新の研究成果を幅広く取材し、まとめています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像