アダストリアグループが健康経営を宣言“ファッション業界の魅力度向上”いきいきと働くことができる環境を整備
健康経営の推進により、すべてのステークホルダーや社会全体のウェルビーイングの実現を目指します
「Play fashion!」をミッションに掲げるアダストリアグループ(本部:東京都渋谷区渋谷2-21-1、代表取締役会長:福田三千男)は、本日付で「アダストリアグループ健康経営宣言」を制定いたしました。2021年11月に始動したアダストリア健康保険組合(以下、AD健保)への従業員約9,100名の編入が3月1日に完了し、AD健保の保健事業が本格的にスタートしております。AD健保とのコラボヘルスを推進し、ウェルビーイングの実現に取り組んでまいります。
この度の「健康経営宣言」の制定にともない、従業員が安心して働きやすい環境の整備を更に進めるとともに、従業員やその家族をはじめ、お客さま、株主さま、お取引先など、事業を通じて、社会全体のウェルビーイングに寄与することを目指してまいります。
アダストリアグループは、従業員の約8割が女性で、若い世代のアルバイトスタッフも多く在籍しています。国内に約1,200店舗を展開し、全国に従業員が在住していることや、特例子会社アダストリア・ゼネラルサポートには、障がいのある従業員が多く在籍していることも特徴です。AD健保では、多様な従業員の特性とニーズに合わせ、疾病予防をはじめとする保健事業や福利厚生サービスなど、充実した保険者機能を取りそろえました。
従業員とその家族のウェルビーイングの実現に向けた取り組みの一例として、従業員が主体となって運営する健康推進委員会「Adastria Wellness Committee(アダストリア ウェルネス コミッティ)」を設置します。多様なライフスタイルを持つ従業員の日々変化するニーズを取りまとめることや、ウェルネスイベント等の立案と実行を通じて、従業員自らヘルスリテラシーを高め、健康維持・増進を行うことがねらいです。Adastria Wellness Committeeで提案された内容は、会社とAD健保が協働し、従業員の実態に即した健康増進事業や保健事業のアップデートに活かしてまいります。
アダストリアグループは、静岡市の大型商業施設「新静岡セノバ」と協業して商業施設の営業時間の在り方を見直す「ささえあう働く時間プロジェクト」や、ファッションロス(衣料品廃棄)問題に対して「衣料品在庫の焼却廃棄ゼロ」の方針を定めるなど、ファッション業界全体のサステナビリティを実現するための取り組みを多方面で行っています。直近では、女性活躍推進に優れた上場企業として、令和3年度「なでしこ銘柄」に選定され、多様な人材が個性を活かして能力を最大限に発揮できる就業環境の整備を着実に推進しています。健康経営においても、まずは「健康経営優良法人」の認定を目指し、アダストリアグループが健康経営を推進することで、ファッション業界に従事することの魅力度向上に寄与したいと考えています。
- アダストリアグループ健康経営宣言
Play fashion! Play wellness!
~ファッションと人生を楽しんで、もっと健康に、もっと自分らしく~
アダストリアグループが創業から一貫して目指しているのは、
お客さまに“ワクワク”を提供することです。
ミッションである「Play fashion!」は、
ファッションによって、人々の心を豊かにし、幸せにするという、
私たちの変わらぬ使命を表しています。
ファッションを楽しむためには、健康であること、そして自分らしい豊かな時間を、
家族や大切な人と共に長く過ごせることが必要だと、私たちは考えます。
私たちは、会社、健康保険組合、従業員が一体となり
あらゆるステークホルダーとともに健康経営を推し進めることで、
一人ひとりが健康で、自分らしく、“いきいき”と輝きながら働ける環境をつくり、
世界中の人々の豊かな生き方に貢献する企業グループを目指してまいります。
2022年4月1日
取締役社長 木村 治
■健康経営の方針
1. 健康増進、疾病予防、福利厚生の拡充を図り、「いきいき」と永く働くことができる安心安全な環境を整えます。
2. 女性や若い世代の比率が高く、全国に在住する多様な雇用形態の従業員ニーズに合わせ、一人ひとりのライフステージに寄り添います。
3.「こころ」と「からだ」をみずから健康に導くヘルスリテラシーの習得を通じ、楽しみながら健康維持・増進に取り組める健康重視の企業風土を醸成します。
■健康経営推進体制
「健康づくり責任者」を社長とし、専任部署である「健康経営推進室」を新設。会社が行う「健康経営」とAD健保が行う「データヘルス計画」を協働し、コラボヘルス(※1)により従業員の健康づくりを実現して参ります。
更に、グループ従業員が参加する健康推進委員会「Adastria Wellness Committee(※2)」を設置し、従業員自ら健康増進活動に取り組む環境を醸成します。
(※1)コラボヘルスについて
AD健保との協働により、毎年、健康診断予約からスタート。健診結果、ストレス チェック、労務データ、等をシステム上で一元化し、保健指導、特定保健指導、健康づくり事業等を実施し、効果検証を行い、レセプトとの突合分析を行います。
(※2)Adastria Wellness Committeeについて
「Wellness(ウェルネス)」に高い関心がある従業員を募り、健康経営施策立案のための従業員の声を集約し、決定した施策を社内に波及させる役割を担います。
- アダストリア健康保険組合
1.健康診断を受診しやすくする。全国約450か所の契約医療機関を適正配置
国内に約1,200店舗を構える当社グループでは、地域によっては健康診断が受診可能な医療機関が遠方にある等の理由から、健康診断が受けにくいとの声が従業員からあがっていました。AD健保では、全国各地の店舗従業員がスムーズに健康診断を受診できるよう、当社グループが出店する商業施設の周辺等の通いやすい場所にある医療機関約450か所を契約医療機関として選定し、健康診断の受診率100%を目指します。
2.必要な検査や補助を手厚くする。従業員特性に合わせた健診の充実と負担額・保険料の軽減
女性特有の疾病予防やライフステージの変化に対応するため、婦人科健診の一部自己負担を廃止し、子宮がん検診・乳がんエコー検査・乳がんマンモグラフィ検査の中から2つまでを選択可能にした他、出産一時金付加金を従来の20,000円から50,000円に増額するなど、女性の活躍推進を健康の観点からも支援します。その他、人間ドック・生活習慣病健診に大腸がん検査や、50歳以上の男性に対するPSA(前立腺がん)検査を追加。接客サービスに従事する従業員が多いことから、インフルエンザ予防接種補助金を増額し自己負担額をほぼなくすなど、積極的な受診や疾病予防を促進していきます。
また、当社グループの従業員は若い世代が多いため、AD健保では従来と比較して年間平均約20,000円(※)の保険料を軽減できる見込みです。
※保険料軽減額20,000円の内訳・・・一人当たり平均16,000円の負担額減額+カフェテリアプランで利用できるポイントを年間5,000円相当付与
3.誰もが楽しい福利厚生にする。カフェテリアプランの導入
若い世代のアルバイトスタッフや、子育て中の方、障がいのある方など、多様な従業員一人ひとりのライフステージや背景、生活特性に合った福利厚生サービスを選択できるカフェテリアプランを導入します。これにより、全国に在住する従業員が自分に合った福利厚生サービスを平等に選択できるようになりました。カフェテリアプランでは、毎年5,000ポイントが付与され、ファッション企業らしいワクワクする選択肢の中から、宿泊補助や施設利用割引、薬や健康関連用品などの物販割引を利用できます。更に、健康増進イベントへの参加でポイントが加算されるなど、健康増進活動にもつなげていきます。
■アダストリア健康保険組合について
設立日:2021年11月1日
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-23-5 代々木イースト2階
URL:https://www.adastria-kenpo.com/
■アダストリアについて
株式会社アダストリア(代表取締役会長:福田三千男)は、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1,400店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーンです。「Play fashion!」をミッションに掲げ、ファッションを通じてお客さま一人ひとりの毎日に「もっと楽しい」選択肢をご提案しています。
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