【スポットバイトル】ブラックフライデー‧年末年始繁忙期×2025年問題のダブルで人材不足課題を抱える物流業界。採用困職種に新たな選択肢。

採用難易度 2.1 倍。ドライバー負担軽減と⻑期雇用につながるスポットワークの活用。

ディップ

ディップ株式会社(以下、「当社」)が運営する「スポットバイトル」では、1 日単位‧数時間単位といった短期の就業ニーズに応 えることで、仕分けや荷解きといったドライバーの負担となる付帯作業をスポットワーク人材が担い、現場の戦力として物流業界 をサポートしています。これにより、ドライバーは本来業務である「運転」に集中でき、繁忙期の人手不足解消や労務負担の軽減に貢献しています。

「物流2025年問題」の現在地

「2025年問題」(ドライバーの高齢化や時間外労働規制強化)に直面する物流業界では、ブラックフライデーや年末商戦を前に、人材不足が社会課題となっています。「人材が定着しない」のではなく「そもそも応募が来ない」という採用難が深刻です。厚生労働省の調査※1 では、2025年7月の自動車運転従事者における有効求人倍率は「2.58倍」でした。産業全体での有効求人倍率は1.22倍なので、運送業は全体の平均に比べ、採用の難易度が約2.1倍の水準ということになります。実際に当社が運営する「バイトル」の応募データ※2でも、飲食業求人よりも運送業求人の方が、応募倍率が約20%強高い水準で採用難易度が高いことが伺えます。過去3年の応募倍率も飲食業は好調に推移しているが運送業は横ばいであり、採用困難な状況が続いています。

物流2025年問題とは

2025年に日本の人口の5人に1人が75歳以上となり、後期高齢者が大幅に増えることを中心に、ドライバーの高齢化、労働規制強化による輸送力不足、中小企業の DX(デジタルトランスフォーメーション)の遅れなど様々な要因で社会インフラで ある物流の停滞が懸念される問題。何も対策を講じなければ、2030 年には 34.1%輸送力が不足すると試算されている。

なぜ物流は”採用困難業種”なのか ― 有効求人倍率に差が出る背景

1. EC市場の急拡大に対する労働力の供給不足

近年のeコマース(電子商取引)サイトの普及により、小口‧多頻度配送の需要が急増しており、経済産業省の令和6年度電子商 取引に関する市場調査報告書によると国内BtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、2014年の約12兆円から2024年は約26兆円へと大幅に拡大しています。この社会全体の消費行動の変化に伴う需要の急激な伸びに対し、労働力の供給が追いつかず、求職者数に対して求人が多い状態が続いているため、物流業界では有効求人倍率が高止まりしています。

2. 大型免許保有者の母数が伸び悩み

警察庁が公表する「運転免許統計(令和6年版)」によると、運転免許保有者数は2018年の82,314,924人をピークに横ばい傾向で推移しており、減少局面に入ったという声も散見されます。また、大型免許取得者数も近年ほぼ横ばいの状態が続いており、採用対象となる母集団が構造的に拡大していない状態が続いています。


3. 業務イメージが曖昧で「大変な仕事」という印象が先行

物流の仕事は、具体的な業務内容が伝わりにくい傾向にあります。そのため、「力仕事が多い」「大変」といった旧来のネガテ ィブな印象が先行している状況です。実際には、IT技術やロボットの導入により業務が効率化されている現場も増えていますが、 こうした最新の情報や現場の魅力が十分に伝わっていません。採用ブランディングに投資が難しい企業も多く、業界全体の仕事の 魅力を伝える発信が不足し、求職者が持つ先入観を払拭できず、「そもそも求人に応募が集まりにくい」という深刻な課題を抱え ています。

スポットワークで採用困難業種のイメージ改善

スポットバイトルを通じたスポットワーク活用は、こうした業界のイメージを改善するきっかけとなりつつあります。短期‧単発でまず現場を体験してもらうことで、「想像していたよりも自分に合っている」「短時間なら働きやすい」と感じるワーカーが増え、応募の裾野が広がっています。さらに、スポットワークでの経験をきっかけに「もっと⻑く働きたい」と感じ、⻑期雇用につながるケースも少なくありません。企業側にとっても、いきなり⻑期雇用を前提に採用するのではなく、まず短期間でマッチング を確認できるため、ミスマッチの減少と定着率向上に期待できます。このように、スポットワークは単なる一時的な労働力の補填 にとどまらず、採用困難業種の「入り口」としての役割を果たし、業界全体の採用イメージ改善にも寄与しています。

スポットバイトルを活用した企業の事例

株式会社外村物流運輸 様

※外村物流運輸ご担当者様、ディップ担当者へご取材可能です。ご希望の場合はPR事務局宛にご連絡お願いいたします。

▼スポットバイトル導入背景(ディップ営業担当)

外村物流様は、ドライバーの高齢化、郊外エリア(滋賀県の東近江市)のため応募獲得に課題がありました。そこで、弊社からは「ドライバーに興味はあるものの、応募を躊躇してしまっている潜在層の掘り起こし」を目的として「スポットバイトル」をご提案しました。導入後、すぐに何名ものワーカー様が応募してくださり、従来の求人ではリーチできなかった「ドライバー経験がない若年層」や、「仕事を見た上で面接に進むか判断したい層」に職場体験をしていただけました。結果として、スポットでのお試し勤務を通じて企業の魅力が伝わり、ワーカー様を正社員として採用することに繋がりました。

▼外村物流運輸 採用担当者様コメント

弊社の配送は食品配送に特化しており、安定したお仕事を受け続けられることがメリットと感じていました。しかしながら一方 で食品配送は365日休みがないというイメージがどこかに定着してしまっているのかもしれません。実際に仕事は365日稼働していますがドライバーは運行シフトを組み、しっかり休日は確保できています。ただそれが世間には浸透していないのだと思います。 そんな中 SNS などが普及してきた現在、求人募集の形が変わってきているのも知れません。これまでは面接を経て、採用が決まれ ば来ていただいて実際に仕事をしてもらう。という流れの固定観念がありました。今は求職者が自分に合った仕事を選べる時代な ってきているのを感じます。

弊社でスポットバイトルにてドライバー体験募集を試みた結果、面接より先に配送内容を知ることができて、ワーカー本人に気に入ってもらえればその後面接を実施する。という流れができてきました。結果、即戦力となるワーカーさんや、弊社の仕事が楽し いと思えるワーカーさんが集まり、合わないと思うワーカーさんは居なくなりました。それが離職率を下げ定着率が上がる要因になるのだと感じました。

スポット勤務から弊社の魅力を知ってもらい、社員登用という光も見え始め、これが私たちにとって大きな希望となっています。

スポットバイトルを活用しているワーカーのコメント

外村物流様にてスポットバイトルで働き、⻑期化したドライバーさんからのコメント

以前からドライバーの仕事に興味がありましたが、経験がなくても仕事ができるのかわかりませんがなかなか一歩を踏み出せませんでした。勇気を出して他の運送会社で面接を受けて就職が決まりましたが、正直どんな仕事か知らずにいました。実際勤務してみると面接に聞いていた内容とはかけ離れていました。そんな時に外村物流のスポットワークを見つけてエントリーしてみました。面接を受ける前にまずどんな配送の仕事なのかを見れることがクリアで、一日体験してみるとドライバーさんも親切でとても安心できました。自分が思い描いていた仕事にマッチしていると感じましたし、会社の雰囲気も良く感じました。「ここの会社で仕事をやりたいです」と相談したところ、面接を実施させていただき採用となり、働く機会を頂きました。 スポットバイトルは自分にとって新たなキャリアを見つけるための素晴らしい体験の場となりました。

スポットバイトル活用について、ディップ担当者コメント

外村物流様の事例は、単なる人手不足の解消にとどまらず、未経験の求職者への応募の後押しに加え、採用定着のために必要不 可欠な〈職場理解〉までしていただけていることに大きな意味があると考えております。 「自分でもできるかどうか」と不安を抱えられている方に対し、スポットバイトルは非常に有効な「体験の場」となります。ま た、気軽に業務に触れてもらうことで、「きつそう」という先入観を打破し、「意外と自分にもできる」「教え方が優しかった。この会社なら働きたい。」というポジティブなイメージに変えることができます。 当社は、スポットバイトルを通じて、企業様には新しい採用‧定着の手法を、ワーカー様には新しい仕事にチャレンジするきっかけを提供し、双方にとって価値のあるマッチングを今後も推進してまいります。

信頼されるスポットワークサービスを目指して

当社は、「ユーザーファースト」というフィロソフィーのもと独自のサービスを創り出し、プロモーションでユーザーの心を掴fむとともに、約 1,800 名の営業社員が顧客企業に向き合い人材不足における課題に取り組むことで、社会価値を創出しています。 

◼「現地訪問型‧対面フォロー体制」

当社では、求人をご掲載いただく企業様一社一社に対し、担当スタッフが現地まで足を運びます。職場環境や業務内容を直接拝 見し、採用の背景や求める人物像について対面で丁寧にヒアリング。現場の空気感やニーズを肌で感じることで、求人原稿の精度 を高めるだけでなく、ミスマッチのない採用につなげています。こうした「顔の見える関係構築」を通じ、初めてのお取引でも安心してお任せいただける体制を整えています。

◼「透明性の高い雇用環境実現への取り組み」
スポットバイトルは、厚生労働省が2025年7月に公表した『スポットワークスポットワークの労務管理』の法解釈に準拠して運営しており、2025年3月には先行して「企業都合のキャンセル」への対応を表明。ワーカー様、企業様が双方安心してマッチングできるよう、専門知識を持つスタッフが随時サポートします。 これらの取り組みにより、トラブル防止はもちろん、透明性の高い雇用環境の実現を目指してまいります。

<当社概要>

労働市場における諸課題を解決し、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指す“Labor force solution company”をビジョンに掲げ、人材サービス事業とDX事業を運営しています。企月曜業理念「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」のもと、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

社  名:ディップ株式会社(dip Corporation)

代  表: 冨田 英揮(代表取締役社長 兼CEO )

本  社:東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F

電  話:03-5114-1177(代表)

設  立:1997年3月

資本金:1,085百万円 (2025年2月末日現在)

従業員数:2,780名(2025年4月1日現在の正社員)※契約・アルバイト・派遣社員除く

事業内容: 人材サービス「バイトル」「スポットバイトル」「バイトルNEXT」「バイトルPRO」「はたらこねっと」、看護・介護業界の転職支援サービス「ナースではたらこ」「介護ではたらこ」などの運営、DXサービス「コボット」の開発・提供、他

上場証券取引所:東京証券取引所(プライム市場)

売上高: 563億円(2025年2月期)

URL:https://www.dip-net.co.jp/

バイトル概要

日本最大級の求人情報数を掲載するアルバイト・パート求人情報サイトです。インターネットならではの使いやすさを追求し、業界に先駆けた機能を多数提供しています。

「バイトル」URL:https://www.baitoru.com

スポットバイトル概要

空いた時間で「働きたい」と「働いてほしい」をつなぐ求人マッチングサービスです。独自機能「Good Job ボーナス」を搭載しており、ワーカーは勤務終了後に企業から「Good」評価を受けた場合、時給に上乗せしたボーナスが支給されます。「バイトル」からもスポットの仕事情報を探すことが可能で、シフトのバイトとスポットのバイト両方から自分に合った働き方を選ぶことができます。

「スポットバイトル」URL:https://spot.baitoru.com

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会社概要

ディップ株式会社

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URL
http://www.dip-net.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー31F
電話番号
03-5114-1177
代表者名
冨田 英揮
上場
東証プライム
資本金
10億8500万円
設立
1997年03月