Hamee株式会社が展開するプラスチックリサイクルサービス「ParallelPlastics」が『2025年度グッドデザイン賞』を受賞!

Hamee

Hamee株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:水島 育大、東証スタンダード:3134)が展開するプラスチックリサイクルサービス「ParallelPlastics(パラレルプラスティックス)」は、『2025年度グッドデザイン賞』を受賞しました。

グッドデザイン賞は、1957年に創設された、日本を代表するデザインの推奨制度です。シンボルマーク「Gマーク」のもと、製品、建築、ソフトウェア、サービス、システムなど、かたちの有無に関わらず人のために築かれた営みをデザインとして捉え、その質を評価・顕彰します。優劣を競うだけでなく、審査を通じた発見を社会と共有し、次なる創造へとつなげることを理念としています。

■審査委員の評価
再生プラスチック製品を一点物のデザインで終わらせることなく、企業の不要なプラスチックを活用し、企業とのコラボレーションを通じてシステム化された展開を行っている点が印象的であった。持続可能なビジネスモデルとして、循環型経済への貢献が評価される。材料の品質管理や加工技術の向上など、技術的側面も考慮しながら、実用性と環境配慮を両立させ、さらなる発展に期待したい。

■受賞対象の詳細

ParallelPlasticsは「プラスチックをもう捨てない」を理念に、企業の型落ち商品や製造端材を新たなプロダクトに再生するリサイクルサービスです。「素材をつくる」「物語をつくる」「製品をつくる」の3段階で不要なプラスチックを価値ある素材に変え、デザインや製造まで総合的にサポートします。

〇デザインのポイント

企業の不要なプラスチックを再活用し価値ある製品に変えるサービスを提供し、循環型社会の実現を目指します

プラスチックリサイクルの新しいメソッドを開発しています。

独自素材を活用したオリジナルプロダクトを開発し、再生プラスチック市場の拡大と資源循環を推進。

〇ParallelPlasticsの企画背景

ParallelPlasticsを企画・開発した背景には、プラスチックの大量廃棄による深刻な環境問題や、再生プラスチックの需要と供給の不均衡への課題意識があります。現代のプラスチックリサイクルでは、分別や精製が必要なため負荷が大きく、バージン材の使用も避けられません。この状況に対し、100%リサイクル素材を活用し廃棄予定の型落ち商品や製造端材を新しい資源として生まれ変わらせるプラットフォームを構築することで、資源の浪費や環境負荷の軽減を目指しました。また、SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」や目標13「気候変動への具体的な対策」にも意識を置き、再生プラスチックの活用を通じてCO2排出量削減やより持続可能な資源循環の実現を推進しています。これに伴い、再生プラスチック取引所を開設し、売り手と買い手をつなげることで循環型社会への貢献を図っています。

〇経緯とその成果

ParallelPlasticsは、「プラスチックをもう捨てない」という理念のもと、不要プラスチックの活用による循環型社会の実現を目指しています。倉庫に眠る型落ち商品や製造端材を100%リサイクル素材として利用し、独自技術「パーフェクトリサイクル」によって従来の分別や洗浄工程を省略。これにより、環境負荷を極限まで抑えると同時に、天然石のような独特な質感を持つ材料を生み出しています。また、製品デザインや製造を包括的に支援し、不要プラスチックに新たな価値を提供しています。成果として、この理念の社会的支持を得るとともに、環境意識の高い顧客から評価されています。また、「再生プラスチック取引所」の設立を通じて新市場を創出し、企業間連携や効率的な資源循環を推進。リサイクル製品の拡大と新たな価値創造という目標に向け、プラットフォームを構築しています。

〇主な活動実績

・デザイン性と生産性を両立したプロダクト化。(例:ストーンコーム、ストーンミラー)

ストーンコーム 
ストーンミラー

〇「再生プラスチック取引所」( https://exchange.parallelplastics.net/ )の開設により、行き場のないプラスチック製品を抱える企業と、それを必要とする製造企業の需要と供給をつなげて流通活性化と調達の安定化に貢献。

〇プロジェクト事例
・ピジョン株式会社

製造工程で発生する不要プラスチックを材料に、写真立てにもなるメダルを製作。新生児集中治療室(NICU)を退院する赤ちゃんとそのご家族へ、生まれてきたことをお祝いするメダルとしてプレゼントされます。

・株式会社髙島屋・株式会社ジョンマスターオーガニックグループ

髙島屋のお客様や、ジョンマスターオーガニックから回収した化粧品の空容器と、廃棄予定だった住設部品を材料にヘアコームを製作。

・株式会社ヤマサキ(La Sana)

シャンプー、トリートメントの容器の生産過程で発生した材料からコンパクトミラーを製作。創立55周年に合わせて、会員や社員に贈呈されます。


〇運営体制

・プロデューサー :Hamee株式会社 社長室 宮口 拓也

・ディレクター :有限会社ドリルデザイン 安西 葉子、林 裕輔

・デザイナー :有限会社ドリルデザイン 林 裕輔、篠原 鮎美

ドリルデザイン 安西 葉子(左)、林 裕輔(右)

〇ドリルデザインについて(https://www.drill-design.com/

プロダクトデザインを中心に、家具・生活用品・家電・道具などの企画開発、ブランディング、パッケージ、グラフィックまで一貫して手がけるデザイン事務所。素材や製造工程に根差した設計と、使い心地を重視したミニマルな造形で、企業や産地と協働しながら、量産からクラフトまで幅広い領域でのデザイン提案・ディレクションを行う。

〇プロデューサーのHamee株式会社 社長室 宮口からのコメント
メーカーが作るものが変われば、やがて暮らしも変わるはずです。そうした暮らしの中で育った子どもたちが、次世代を想う選択肢を自然に選んでくれることを願っています。この受賞はパートナーや現場の皆さまの支えあっての成果だと感じています。この度は貴重な賞をいただき、ありがとうございました。

〇サービス詳細・導入相談:https://www.parallelplastics.net/

■GOOD DESIGN EXHIBITION 2025 -2025年度グッドデザイン賞受賞展-

・会期 11月1日(土)~11月5日(水)

・会場 東京ミッドタウン各所

・内容 2025年度全受賞デザイン展示

・受賞ギャラリー:https://www.g-mark.org/gallery/winners/29133

■Hamee(ハミィ)株式会社会社概要
会社名  :Hamee株式会社 (東証スタンダード 証券コード:3134)

設立   :1998年5月

代表者  :代表取締役社長 水島 育大

所在地  :神奈川県小田原市栄町2-12-10 Square O2

事業内容 :スマートフォンアクセサリーの開発・製造事業、米国・中国・韓国におけるEC展開、

       ByURブランドを展開するコスメティクス事業、

       ゲーミングアクセサリーブランドPixioを取り扱うゲーミングアクセサリー事業、

       不要なプラスチックをリサイクルするParallelPlasticsサービスなどの脱炭素事業を展開

URL   :https://hamee.co.jp

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ビジネスカテゴリ
環境・エコ・リサイクル
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会社概要

Hamee株式会社

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URL
https://hamee.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県小田原市栄町2-12-10 Square O2
電話番号
0465-22-8064
代表者名
水島 育大
上場
東証スタンダード
資本金
5億9404万円
設立
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