TIS、「Oracle Cloud Infrastructureトータル支援サービス」にセキュリティ対策アセットメニューを追加

OCIの構成や操作、データアクセスに関する脆弱性などを検知・対処する仕組みを最適化し短期導入

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、「Oracle Cloud Infrastructureトータル支援サービス」(以下:「OCIトータル支援サービス」)に、脆弱性対策アセットメニューを追加することを発表します。

TISの「OCIトータル支援サービス」は、ミッションクリティカルシステムのOCIへの移行を、コンサルティングから導入・移行、稼働後の運用までトータルでご支援するサービスです。


今回追加するセキュリティ対策アセットメニューは、Oracle Cloud Infrastructure(以下:OCI)運用における設定や作業およびDatabase等の脆弱性をチェックし、可視化・予防対処を行うことができます。OCIのセキュリティサービスであるOracle Cloud GuardやOracle Security Zones、Oracle Data Safe、Zero Data Loss Autonomous Recovery Service等を活用し、企業のミッションクリティカルシステムのOCIでの稼働を想定したTIS独自の設定や運用ガイドを提供します。


                                     
<セキュリティ対策アセットメニューイメージ>

現状、クラウド利用において、設定や操作が誤って実施されても検知できる仕組みを実装しているユーザーは多くありません。想定外のネットワークリソースの変更により本番データを他の環境等に持ち出せたり、クラウド運用ユーザーの操作ミスや不用意または悪意ある行動があった場合に、システムの安全性が脅かされることになり、企業活動に被害が及ぶ可能性もあります。

本メニューを活用することで、これらのセキュリティリスクとなるような操作を抑止・予防し、且つクラウド上の設定や操作の脆弱性を検知・自動対処できるようになります。また、仮想マシンやDatabaseの脆弱性も可視化し、セキュアなクラウド運用を可能にします。これらOCIの各種セキュリティサービスは、TISの独自テンプレートを使用することで標準3か月という短期間で効率的に導入可能です。


本メニューは、TISがこれまで金融業界など高いセキュリティレベルが求められるお客様向けに、アマゾン ウェブ サービス(以下:AWS)やMicrosoft Azure(以下:Azure)の導入・運用で培ったノウハウをもとに構築をしました。OCIにおいてもクラウドネイティブなサービスを活用し最適化しており、クラウドインフラだけでなく、データ保護などDatabaseもカバー範囲として対応が可能です。


■背景

企業のマルチクラウド採用が増え、セキュリティの重要性が増してきています。世間のニーズに応え、TISではOCI、Azure運用における認証や監査、不正検知などのセキュリティ監視の統合管理メニューを昨年10月※1 に追加しました。

今回は、ミッションクリティカルシステムをクラウド上でデータ保護なども含め、より高い安全性をもって運用したいなどの課題をもつお客様に向け、さらに拡張し、OCI利用における脆弱性の予防と検知・対処についても設定と運用ガイドをアセット化しサービスに組み込みます。

※1 https://www.tis.co.jp/news/2023/tis_news/20231027_1.html


セキュリティ対策アセットメニューの概要

                                     
本メニューでは、OCI運用におけるOCIサービスを活用した脆弱性予防と検知・自動対処の導入に向けた支援を行います。TISのアセットテンプレートを活用して、効率的に短期導入し、即時運用ができる状態にして提供します。価格は300万円(税抜き)~となります。

①  カスタムテンプレート導入

TIS独自のカスタムテンプレートを利用し、OCIのセキュリティサービスであるCloud Guard/Security Zones/Vulnerability Scanning Serviceを設定・導入します。運用操作ガイドも提供し、お客様自身にて運用できるようにします。50以上ある各設定ポリシーを、事前最適化したアセットで効果的かつ効率的に導入します。


②  個別コンサルティング対応

TISのカスタムテンプレートをベースに、お客様の独自運用にも対応した各サービスを設定・導入、運用操作ガイドの提供を行います。設定ポリシーや自動対処方法、検知・通知方法などを、よりカスタムオーダーメイド型で導入したいお客様向けのメニューとなります。


③  データ保護・DBセキュリティリスク可視化オプション

セキュリティ事故などに遭った場合でも安全に保護されたバックアップからデータを即時復旧できるようDatabaseサービスのバックアップにZero Data Loss Autonomous Recovery Serviceを活用します。また、OCIのData SafeサービスによりDatabaseのセキュリティリスクを可視化できるようにします。これらの運用・操作ガイドも提供します。


本サービスの詳細は、以下URLをご参照ください。

https://www.tis.jp/service_solution/DBTech/OCI_service/service-list/

 

■今後について

OCIを含むマルチクラウドで基幹系システムの運用を検討されているユーザー向けに、本サービスをはじめ、これまでリリースしたセキュリティサービス・ソリューションを継続的にUpdateし、提供していきます。また、DevOpsなどのアプリケーション実行基盤となるOCIの各種マネージドサービスへの対応力を強化し、企業の基幹系システムのOCIへの移行をさらに強力に後押ししていきます。


■TISの「Oracle Cloud Infrastructureトータル支援サービス」について

ミッションクリティカルシステムのクラウド移行を確実に成功に導くため、アセスメントから計画・移行・運用までトータルで支援するサービスです。

詳細は以下をご参照ください。

https://www.tis.jp/service_solution/DBTech/OCI_service/



TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/

TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。


TISインテックグループについて

TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。


※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

※ Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録

商標です。




◆本サービスに関するお問合わせ先

TIS株式会社 DXビジネスユニット DX企画ユニット DXマーケティング部 

E-mail:marke_mb@pj.tis.co.jp

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月