STマイクロエレクトロニクス、家電・産業機器向けの3A対応シングルチップ降圧DC/DCコンバータを発表
小型化、部品点数の削減、変換効率93%を実現し、軽負荷用および低ノイズ用途の2製品を展開

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、3 x 1.6mmの小型フットプリントで、3Aの供給能力を備えたモノリシック降圧DC/DCコンバータ「DCP3603」を発表しました。同製品は、設計の簡略化や基板面積の削減、開発期間の短縮、およびシステムの信頼性向上に貢献します。入力電圧範囲は3.3V〜36Vと広く、スマートメータ、家庭用電化製品、産業用24V系機器などのアプリケーションで使用できます。
同期整流方式を採用し、1MHzまたは500kHzの固定スイッチング周波数を選択できるDCP3603は、負荷範囲全体にわたり高効率を維持し、600mA負荷(入力12V / 出力5V)での変換効率は93%に達します。パワー・スイッチと補償機能が内蔵されているため、追加部品はインダクタ、ブートストラップ回路、フィルタ・コンデンサ、およびフィードバック抵抗だけで回路が完成し、部品点数を最小限に抑えることができます。
DCP3603には2種のバリエーションが用意されています。ノイズに敏感なアプリケーションでも最適な性能を発揮する強制PWMモード設定の製品と、軽負荷で消費電力を最小限に抑えるパルス・スキッピングモード設定の製品の2種類から、用途に応じて選択できます。どちらの製品にも周波数ディザリングが実装され、スイッチング周波数で生じるノイズ電力を低減するとともに、85µAの極めて低い静止電流により総消費電力を最小限に抑えます。また、イネーブル・ピンを使用してコンバータをオフにすることで、さらなる省電力が可能です。
専用の評価ボード「STEVAL-3603BC1」を利用することで、DCP3603を搭載する新たな設計を迅速に評価できます。この評価ボードは小型で、ネジ端子とヘッダによって簡単に接続できるため、すぐに動作確認を開始することが可能です。
DCP3603は現在量産中で、6リードのSOT23パッケージで提供されます。単価は、1000個購入時に約0.44ドルです。
詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、約48,000名の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーです。約20万社を超えるお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及を可能にします。STは、すべての直接・間接排出(スコープ1および2)、ならびに製品輸送、従業員の出張・通勤による排出(スコープ3の注力分野)におけるカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを進めており、2027年末までに再生可能エネルギーの使用率を100%にする計画です。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com)をご覧ください。
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STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
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