イエメン:紛争とCOVID-19、二重の危機回避を【プレスリリース】

個人防護具など、ユニセフの支援物資が到着

サヌア空港に到着したユニセフのチャーター機と支援物資。 (2020年5月30日撮影) © UNICEF_UNI333765_Al-Rounyサヌア空港に到着したユニセフのチャーター機と支援物資。 (2020年5月30日撮影) © UNICEF_UNI333765_Al-Rouny

【2020年5月30日 アデン/サヌア(イエメン) 発】

イエメンにおいて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症例数が増加していることを受け、紛争に苦しむこの国での感染拡大を抑えるため、命を守る支援物資を乗せたユニセフ(国連児童基金)のチャーター機が5月30日(土)にサヌア空港に着陸しました。

送られたのは、最前線で働く医療従事者のためのエプロン、ブーツ、フェイスマスク、手袋などの個人保護具(PPE)を含む様々な医療支援物資です。

「これらの物資は、24時間体制で働く勇敢な医療従事者たちが、安全に、より効果的にCOVID-19の拡大に対処できるようにするものです」と、ユニセフ・イエメン事務所代表のサラ・ベイソロー・ニャンティは述べました。「COVID-19のパンデミックによって状況は不透明ですが、ユニセフはイエメンに留まり、支援を必要とするイエメン全土の子どもたちやその家族を支えています。強固で持続可能な供給網が、私たちがその役割を果たすことを可能にします」
 

最前線で働く医療従事者のためのエプロン、ブーツ、フェイスマスク、手袋などの個人保護具(PPE)を含む医療支援物資。 (2020年5月30日撮影) © UNICEF_UNI333773_最前線で働く医療従事者のためのエプロン、ブーツ、フェイスマスク、手袋などの個人保護具(PPE)を含む医療支援物資。 (2020年5月30日撮影) © UNICEF_UNI333773_

すでに国内の保健施設の半数しか機能せず、ほとんどすべての子ども(1,200万人以上)が人道支援を必要とし、50万人近い子どもが重度の急性栄養不良に苦しんでいるイエメンの緊急事態の最中に、COVID-19の発生はもう一つの緊急事態を生み出しました。

PPE物資は、イエメン全土のプライマリ・ヘルス・センター、病院、隔離施設で勤務する少なくとも1,600人の医療従事者が、3カ月間、安全なプライマリ・ヘルスケアと栄養サービスを提供するのに役立ちます。

COVID-19の検査キットを含むさらなる物資も、今後数週間でイエメンに到着する予定です。

6月2日に開かれる支援国会合では、イエメンでの人道的支援活動に対する支援を各ドナーが表明します。ユニセフは、イエメン全土の子どもたちとコミュニティに対するCOVID-19対応の資金として、5,000万米ドルの支援を求めています。

* * *

■ 新型コロナウイルスに関するユニセフの情報はこちらからご覧いただけます。
特設サイト: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/
各種ガイドライン: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/info/

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。( www.unicef.org )
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。( www.unicef.or.jp )
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 公益財団法人日本ユニセフ協会 >
  3. イエメン:紛争とCOVID-19、二重の危機回避を【プレスリリース】