SBCメディカルグループ株式会社が『マネーフォワードクラウド連結会計』を導入決定

従来システムからの入れ替えで、グローバル決算体制の強化と早期化を支援

株式会社マネーフォワード

2025年12月3日 15時00分

株式会社マネーフォワードは、湘南美容クリニックをはじめ、国内外の医療機関に経営支援を行うSBCメディカルグループホールディングス（所在地：米国カリフォルニア州、CEO：相川佳之）の連結子会社であるSBCメディカルグループ株式会社（以下、SBCメディカルグループ）が、『マネーフォワードクラウド連結会計』の導入を決定したことをお知らせします。

当社は、『マネーフォワードクラウド連結会計』の提供を通じて、SBCメディカルグループのグローバル連結決算業務における、Excel作業の大幅な削減のほか、財務諸表の加工・科目組替・為替換算・転記作業の自動化や、マスタメンテナンスの省力化、連結財務諸表作成の効率化を実現します。

■導入の背景

SBCメディカルグループは、先進的な美容医療をはじめ、皮膚科、整形外科、不妊治療、歯科、AGA、眼科など幅広い診療領域において経営支援事業を行い、米国・アジアを中心としたグローバル展開も進めています。国内の単体会計システムは統一されているものの、海外子会社では『QuickBooks』をメインとする複数のシステムを利用しています。また、従来より連結会計システムを導入していたものの、実務の多くがExcelベースとなっており、以下の点で決算担当者の業務負荷が増大していました。

1. 為替換算の二重作業と連結キャッシュ・フロー作成の手間

NASDAQ上場企業として、日本円での連結に加えてUSドルでの連結決算も必要となるため、外貨建てのグループ会社分については、まず手作業で日本円に換算し、その後USドルに再換算するという二重作業が発生していました。さらに、連結キャッシュ・フロー計算書の作成も全てExcel上での手作業であり、大きな負担となっていました。

2. グループ決算情報の属人化と非効率

各社の状況を把握している担当者が限られており、担当者の経験や個々の管理方法に依存した属人的な運用となっていました。また、海外子会社の財務諸表管理が一元化されておらず、決算情報の収集もメールでのやり取りが中心であったため、データの精度確保や進捗管理に時間を要していました。

これらの課題を解決し、グローバルでの成長スピードに対応できる強固な決算体制を構築するため、新たな連結会計システムの検討を行っていました。『マネーフォワードクラウド連結会計』は、上記の課題を解決できることに加え、システムの「直感的な分かりやすさ」と「操作性の高さ」特定の担当者のノウハウに依存しない運用体制を実現できる点が高く評価され、採用に至りました。

■SBCメディカルグループ経理部長清水様からのコメント

当社の親会社であるSBCメディカルグループホールディングス（NASDAQ上場）のグローバル連結決算では、スピードと正確性が非常に重要です。これまではExcel作業に多くの時間を取られ、本来注力すべき経営分析に時間を割けていませんでした。『マネーフォワードクラウド連結会計』は、為替換算の自動化に加え、海外子会社の財務データの収集・管理を一元化できる点で、当社の課題解決に最適なソリューションだと考えています。また、連結プロセスやデータ管理ルールをシステム上で標準化し、誰でも迷わず扱える直感的な分かりやすさと高い操作性を備えていることから、特定の担当者への依存を減らしつつ、決算のリードタイム短縮と、より戦略的な活動へのシフトを実現できると確信しています。

■『マネーフォワードクラウド連結会計』について

『マネーフォワードクラウド連結会計』は、グループ各社のデータ収集やファイル管理を効率化し、経営状況をリアルタイムに可視化する連結会計システムです。『マネーフォワードクラウド会計』および『マネーフォワードクラウド会計Plus』とのAPI連携によりデータを自動収集できるだけでなく、Excelファイルのインポートにも対応しているので、他の会計システムを利用している場合もお使いいただけます。

URL：https://biz.moneyforward.com/consolidated-accounting/