新標準和名3種を提唱!身近で謎多き魚「ドジョウ」に日本一詳しい図鑑『日本のドジョウ』発売
インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は『日本のドジョウ』を2017年2月28日に刊行いたしました。
古くから日本人にとって身近な存在でありながら、謎多き魚・ドジョウ。
最新の研究に基づく解説と初公開を含む貴重な写真でその正体に迫る、日本一ドジョウに詳しい図鑑です。
南北に細長く複雑な地史をもつ日本には、世界的にみても多種多様なドジョウが暮らしており、とても多様性が高い地域です。本書では、初めて日本産ドジョウ類のすべてにあたる33種・亜種を1種類ずつ詳しく紹介し、あわせてドジョウ類の一般的な生態・形態についても解説。
さらには、長い歴史の中で受け継がれてきた各地の食文化や信仰といったドジョウにまつわる文化も豊富に紹介しています。
また、最新の研究成果に基づき、本書において3種のドジョウについて新しい標準和名(キタドジョウ、ヒョウモンドジョウ、シノビドジョウ)を提唱する注目の内容となっています。
<書籍詳細>
「日本のドジョウ」
著者:中島 淳 (文)、内山りゅう (写真)
https://www.yamakei.co.jp/products/2815062870.html
判型:B5判
頁数:224頁
定価:本体4,200円+税
発行:山と溪谷社
ISBN:9784635062879
<目次>
第1章 ドジョウの魚類学
・ドジョウ学概論(系統と分類/地理分布と進化/形態と生態)
・日本産ドジョウ総説(分子系統と類縁関係/分類史/地理分布/ドジョウが暮らす湿地帯の風景/生息環境と生活史/ドジョウの一生)
・ドジョウの形態(外部形態/骨格系/雌雄の違い/骨質盤と胸鰭/減りゆくドジョウ)
・減りゆくドジョウ
・ドジョウの保全
第2章 ドジョウと文化
・ドジョウの食文化(ドジョウの食文化概論/各地のドジョウ食文化/ドジョウの養殖/ドジョウと漁業)
・ドジョウと民俗(ドジョウと民俗概論/各地のドジョウにまつわる神事・祭事・信仰/安来節とどじょうすくい/描かれた日本のドジョウ)
第3章 日本のドジョウ図鑑
・日本のドジョウ全種の図鑑
・日本産ドジョウ類検索
・簡易識別法
・参考文献
column
ドジョウの学名/ドジョウの種数はなぜ多い?/種か亜種か/ 分類と命名の仕組み/ドジョウ科の卵径と産卵環境/ドジョウはいつから食べられていた?/柳川鍋の由来/ドジョウの語源/どんぐりころころ/幻のジンダイドジョウ
<ページサンプル>
第1章 ドジョウの魚類学
第2章 ドジョウと文化
第3章 日本のドジョウ図鑑
<掲載種>
-------ドジョウ科
ドジョウ
キタドジョウ(新称)
ヒョウモンドジョウ(新称)
シノビドジョウ(新称)
カラドジョウ
オオシマドジョウ
ニシシマドジョウ
ヒガシシマドジョウ
トサシマドジョウ
サンヨウコガタスジシマドジョウ
トウカイコガタスジシマドジョウ
ビワコガタスジシマドジョウ
ヨドコガタスジシマドジョウ
サンインコガタスジシマドジョウ
チュウガタスジシマドジョウ
オンガスジシマドジョウ
ハカタスジシマドジョウ
アリアケスジシマドジョウ
オオガタスジシマドジョウ
タンゴスジシマドジョウ
ヤマトシマドジョウ
ヤマトシマドジョウA型
オオヨドシマドジョウ
イシドジョウ
ヒナイシドジョウ
アジメドジョウ
-------フクドジョウ科
フクドジョウ
エゾホトケドジョウ
ヒメドジョウ
ホトケドジョウ
ナガレホトケドジョウ
トウカイナガレホトケドジョウ
-------アユモドキ科
アユモドキ
【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに、専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
以上
【本リリースについてのお問い合わせ先】
株式会社山と溪谷社 担当: 草柳
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1911 メール: info@yamakei.co.jp
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