まさに"奇跡の37分間"。佐野元春、田中裕二(爆笑問題)による夢のトークショーが実現!満員の場内は感動と興奮の嵐!
この上映イベントは、佐野元春がデビューから2003年まで在籍EPICレーベル創立45周年を記念して7週連続で開催中の『毎木7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023』の第二弾として実施されたもので、イベントの特別企画として、新宿バルト9(東京都新宿区)では上映前に佐野元春と田中裕二(爆笑問題)が登壇、メディア以外では初のトークショーが繰り広げられた。
Photo/山本 佳代子
佐野元春をリスペクトする者の代表的存在であり、佐野自身とも長年の親交がある田中裕二の登壇は、もはや必然だろう。開演時間の19時と同時に進行役の中谷祐介(ぴあ)と田中がステージに登場。少々緊張気味の様子で日本青年館での「東京マンスリー」(1986年)が最初のライヴだったこと、ニッポン放送のロビーで初めて会った時の佐野の印象的な言葉、失恋直後に心に響いた「SOMEDAY」の歌詞、など溢れる感情を噛みしめながら、自身の想いを語った。
Photo/山本 佳代子
そして、ひときわ大きな拍手と歓声に迎えられ佐野元春が登場。緊張がピークに達した田中を和らげるように「東京マンスリー」でチケット争奪のため電話回線がパンクしてニュースになったことや初演の曲で観客の反応が鈍かったものがあったというエピソードを披露。昨年の「紅白歌合戦」出場に話が及ぶと、「同世代の桑田くんに声を掛けてもらい嬉しかった。演奏も楽しかった」と振り返った。田中が「今年の紅白は枠が空くみたいですけど…」と話を振ると、元春は「僕がどうこう言ってなんとかなるわけじゃないんですけれども(笑)、そうやって見ると、今、日本のエンターテインメント界もこれから大きな改革が起ってくるのかなと、そういう感想を持っています」と語ったのが印象的だった。
Photo/山本 佳代子
音楽と漫才の違いはあるが、客席との距離感、そこから産み出される一体感の重要性が共通であることを語り合い、最後に「貴重な経験をありがとうございました」と互いに言葉を交わして、夢のトークショーは幕を閉じた。
満場の大きな拍手に送られ三人が退場後、間もなく上映がスタート。大ヒットアルバム「SWEET16」リリース後から翌年にかけて行われた全国ツアーの最終公演を収めた映像はオープニングから観客を釘付けにする。佐野元春と彼の音楽を常に支え続けてきた"ザ・ハートランド"がサウンドとパフォーマンスで躍動する。佐野の様々な表情すべてが輝いて見える。"バンド"としての音楽表現の一つの到達点を感じさせる最高のステージの連続。全20曲128分、気がつけばスクリーンとオーディエンスが完全に一体となっていた。感動と興奮はライヴから30年の時を超えて今に受け継がれた。
なお、この日の詳しいレポートは、『毎木7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023』特設ページにて公開中!
https://www.110107.com/maimoku
登壇時の動画はこちら
今回上映された「See Far Miles Tour Part Ⅱ at YOKOHAMA ARENA」が収録された佐野元春『SWEET16 30th Anniversary Edition』特設ページはこちら
https://www.110107.com/sweet16
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