第72 回「土木施工技術研究発表会」を開催(ニュースリリース)
大和ハウスグループの株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:奥村洋治)は、7 月30 日、第72 回「土木施工技術研究発表会」を開催しました。本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本社会議室と各拠点をウェブ会議システムでつなぎ、感染症対策を万全に行った上で、開催しました。
1.概 要
日 時:2021 年7 月30 日(金) 9:40~17:00
発表数:11 編(投稿論文数:22 編)
講 演:1 題
出席者:252 名(本社、支店・支社・事業部など)
2.開催の趣旨
この発表会は、土木の施工技術に関する優れた研究・提案、新技術採用など、最新の実施事例の報告と情報交換を通じて、技術力・提案力の向上と伝承を図ることを目的としています。
3.発表内容
開会にあたり岡野利喜造取締役常務執行役員土木本部長より挨拶があり、続いて支店などから提出された22 編のうち厳選された11 編の土木施工の技術に関する発表が行われました。
発表内容は、CIM 運用や施工計画(シールド)、施工管理(鋼管杭)、技術開発(ドローン)ついてなど幅広い分野におよび、技術伝承の観点からも意義深い情報交換の場となりました。
続いて京都大学大学院工学研究科の木村亮教授による「ゼネコン応援団長の発想を転換した技術開発例といくつかの苦言」と題した講演が実施されました。その後、各発表に対する講評ならびに結果発表を行い、最優秀賞、優秀賞、環境部門賞といった各賞の表彰をウェブ会議システム上で行いました。
岡野取締役常務執行役員土木本部長挨拶(要旨)
建設業は、労働人口の減少や若手入職者の不足といった課題に対し、施策として「建設現場の生産性向上」に取り組んでおり、ICT 活用による省力化、AI 導入による自動化、VR を用いた遠隔管理など様々な技術開発が進んでいます。7 月3 日に熱海市で発生した土砂災害も記憶に新しいところですが、世界各地で異常気象による豪雨災害が多発しており、災害対応としてのドローンや無人化施工といった当社の保有技術に対する需要増加も見込まれるため、技術開発の手を止めることなく取り組みを継続していかなければなりません。
今回の土木施工技術研究発表会は、前回、東京五輪が開催された昭和39 年(1964 年)に第1回が開催されて以降、今回で72 回目を迎えます。本日は多岐にわたる11 件の土木施工技術が発表されますが、日頃の業務で培った優れた技術や新規開発した技術などを評価・検証し、長きにわたり先輩たちが積み重ねてきた土木技術をさらに発展させる機会になることを期待しています。
4.結果発表
最優秀賞:土木本部土木エンジニアリングセンター企画部 松岡 祐仁
「空中写真測量における斜め往復撮影ドローンの現場検証」
優秀賞:名古屋支店 三ケ峯幹線作業所 水野 香織
「シールド工事における生産性向上への取組と機械的課題
~施工CIM の活用事例とスクリューコンベアトラブル事例~」
優秀賞:大阪支店 甲賀北造成作業所 小山 将司
「高盛土地盤の圧密沈下対策 ~圧密沈下とすべり安定の検討と対策~」
環境部門賞:土木本部土木エンジニアリングセンター土壌環境部 青山 敏幸
「化学酸化工法を用いた土壌・地下水の原位置浄化事例」
日 時:2021 年7 月30 日(金) 9:40~17:00
発表数:11 編(投稿論文数:22 編)
講 演:1 題
出席者:252 名(本社、支店・支社・事業部など)
2.開催の趣旨
この発表会は、土木の施工技術に関する優れた研究・提案、新技術採用など、最新の実施事例の報告と情報交換を通じて、技術力・提案力の向上と伝承を図ることを目的としています。
3.発表内容
開会にあたり岡野利喜造取締役常務執行役員土木本部長より挨拶があり、続いて支店などから提出された22 編のうち厳選された11 編の土木施工の技術に関する発表が行われました。
発表内容は、CIM 運用や施工計画(シールド)、施工管理(鋼管杭)、技術開発(ドローン)ついてなど幅広い分野におよび、技術伝承の観点からも意義深い情報交換の場となりました。
続いて京都大学大学院工学研究科の木村亮教授による「ゼネコン応援団長の発想を転換した技術開発例といくつかの苦言」と題した講演が実施されました。その後、各発表に対する講評ならびに結果発表を行い、最優秀賞、優秀賞、環境部門賞といった各賞の表彰をウェブ会議システム上で行いました。
岡野取締役常務執行役員土木本部長挨拶(要旨)
建設業は、労働人口の減少や若手入職者の不足といった課題に対し、施策として「建設現場の生産性向上」に取り組んでおり、ICT 活用による省力化、AI 導入による自動化、VR を用いた遠隔管理など様々な技術開発が進んでいます。7 月3 日に熱海市で発生した土砂災害も記憶に新しいところですが、世界各地で異常気象による豪雨災害が多発しており、災害対応としてのドローンや無人化施工といった当社の保有技術に対する需要増加も見込まれるため、技術開発の手を止めることなく取り組みを継続していかなければなりません。
今回の土木施工技術研究発表会は、前回、東京五輪が開催された昭和39 年(1964 年)に第1回が開催されて以降、今回で72 回目を迎えます。本日は多岐にわたる11 件の土木施工技術が発表されますが、日頃の業務で培った優れた技術や新規開発した技術などを評価・検証し、長きにわたり先輩たちが積み重ねてきた土木技術をさらに発展させる機会になることを期待しています。
4.結果発表
最優秀賞:土木本部土木エンジニアリングセンター企画部 松岡 祐仁
「空中写真測量における斜め往復撮影ドローンの現場検証」
優秀賞:名古屋支店 三ケ峯幹線作業所 水野 香織
「シールド工事における生産性向上への取組と機械的課題
~施工CIM の活用事例とスクリューコンベアトラブル事例~」
優秀賞:大阪支店 甲賀北造成作業所 小山 将司
「高盛土地盤の圧密沈下対策 ~圧密沈下とすべり安定の検討と対策~」
環境部門賞:土木本部土木エンジニアリングセンター土壌環境部 青山 敏幸
「化学酸化工法を用いた土壌・地下水の原位置浄化事例」
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