アイデムフォトギャラリー[シリウス]広瀬敦司 写真展「武蔵野に残る戦争遺跡」 期間:2025年7月10日(木)~7月16日(水)
求人広告を企画・発行する株式会社アイデム(新宿区新宿 代表取締役:椛山亮)https://www.aidem.co.jp/ が運営するフォトギャラリー[シリウス] https://www.photo-sirius.net/ は広瀬敦司 写真展「武蔵野に残る戦争遺跡」を7月10日(木)~7月16日(水)に開催いたします。

多摩地区から埼玉県南部の武蔵野地域に残る旧日本軍の基地跡や軍需工場の跡地を撮り歩いています。2019年に立川市内を散歩中に出会った、山中坂の防空壕跡との出会いがきっかけでした。住宅地の日常風景に溶け込む空襲で多くの犠牲があった防空壕跡地の戦争遺跡の姿に衝撃を受けました。程なくしてコロナで移動の自由が制限され、永年撮影を続けている東京の里山の写真展を開催後で次のテーマが決まっていないこともあり地元の武蔵野に残る戦争遺跡の撮影を始めました。多摩地区は陸軍の飛行場や中島飛行機、立川飛行機、日立航空機、昭和飛行機などの航空機に関連する軍事施設や軍需工場が多くあり空都多摩とも呼ばれており、空襲の傷跡が生々しく残る、日立航空機変電所が奇跡的に残されています。撮影を進める為に調べて気づいたことに、戦後に学校や団地や公園などになり戦争遺跡が残っていることを知らなかった場所が何か所もありました。今住んでいる地域で戦争による被害があったことを知らない人も多いかもしれません。
今年は戦後80年。戦争体験を語ることができる人も時代とともに少なくなっていきます。戦争遺跡は戦争の証言者であり、戦争の時代と令和の時代を繋げる存在であると感じております。老朽化や開発で消えていく戦争遺跡があります。次世代に戦争遺跡を残し、かつて戦争の時代があったことを伝えていくことが重要だと思います。歴史は繰り返すと言われますが、戦争の歴史は繰り返してはならない。そう強く信じております。 (出展枚数 カラー40枚)
【広瀬敦司 略歴】
1972年東京都生まれ
日本写真芸術専門学校卒 写真家 樋口健二氏に師事。
日本写真協会会員
卒業後より高尾山のネイチャーフォトの撮影を開始し、天城のブナ林、地元の狭山丘陵や多磨全生園の自然、戦争遺跡の撮影を続けている。
写真展:「癒しの山 高尾山」「天城」「東京の里山 狭山丘陵の四季」などオリンパスギャラリーや富士フォトギャラリー調布で多数開催。
写真集:「高尾山変奏曲」「天城」 ムーンプレス刊
「東京の里山 狭山丘陵の四季」 新泉社刊
「いのちの森に暮らすハンセン病療養所 多磨全生園のいま」 東村山市刊
「東京の里山Ⅱ」狭山丘陵に息づく生命」 山と渓谷社刊
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