【2026最新】東京23区の単身者向け「家賃相場上昇駅」ランキングTOP10を発表
平均家賃10万円超えの波が加速、利便性重視で丸ノ内線エリアへ需要集中

大東建託パートナーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松本與喜)は、当社が運営する賃貸仲介サイト「いい部屋ネット」に掲載された募集家賃データに基づき、2025年と2026年の同時期における東京23区の単身者向け物件(1R〜1LDK)の家賃相場に関する調査・分析を実施しました。
東京都心部を中心に単身世帯の平均家賃が10万円を超えるエリアが拡大する中、この1年間で特に家賃相場(賃料単価)の上昇傾向が顕著に見られた駅トップ10の調査結果を公表します。
1. 東京23区〈単身者向け物件〉家賃相場が上昇した駅ランキングTOP10
このランキングは、一定の募集物件数(両年ともに募集物件数200件以上)を持つ東京23区の主要駅を対象とし、募集物件の床面積(専有面積)の増減による影響を排除した「25平米換算ベースの家賃相場」で集計を行いました。これにより、一部の物件供給の偏りに左右されない、各エリアの純粋な賃料単価傾向および上昇度を算出しています。

|
順位 |
駅名 |
区 |
上昇率(前年比)※1 |
2025年 25平米換算家賃(円)※2 |
2026年25平米換算家賃(円)※2 |
金額差分(円) |
|---|---|---|---|---|---|---|
|
1位 |
西新宿五丁目 |
新宿区 |
129.1% |
111,231 |
143,565 |
+32,334 |
|
2位 |
中野新橋 |
中野区 |
128.5% |
108,198 |
139,001 |
+30,803 |
|
3位 |
中野富士見町 |
中野区 |
128.4% |
107,074 |
137,514 |
+30,440 |
|
4位 |
西日暮里 (山手線) |
荒川区 |
122.8% |
102,752 |
126,222 |
+23,470 |
|
5位 |
上井草 |
杉並区 |
122.1% |
79,757 |
97,415 |
+17,658 |
|
6位 |
田端 |
北区 |
121.9% |
101,531 |
123,796 |
+22,265 |
|
7位 |
雑色 |
大田区 |
118.8% |
90,077 |
106,985 |
+16,908 |
|
8位 |
本郷三丁目 |
文京区 |
117.9% |
117,803 |
138,875 |
+21,072 |
|
9位 |
上石神井 |
練馬区 |
117.6% |
80,376 |
94,524 |
+14,148 |
|
10位 |
地下鉄成増 |
板橋区 |
115.6% |
78,723 |
91,016 |
+12,293 |
※1 このランキングは「平米換算賃料」の上昇率に基づいて算出しています。
※2 各種数値の不整合を防ぎ、純粋なエリア価値の比較を行うため、募集物件の面積条件を単身者向け物件の標準的な広さ(25平米)に統一した換算家賃を掲載しています。これにより、すべての駅で「家賃相場の前年比」と「上昇率」の計算結果(2026年÷2025年)が完全に一致する仕様となっています。
2. ピックアップ:上位ランクイン駅の動向
上位にランクインした駅の中から、特に象徴的な市場の変化を見せているエリアを解説します。
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第1位:「西新宿五丁目」駅(新宿区)/ 上昇率 129.1%(+32,334円)
今回の調査で1位となったのは新宿区の「西新宿五丁目」駅です。都庁や新宿駅への圧倒的な交通利便性を誇る職住近接エリアです。従来から高い家賃水準でしたが、利便性を最優先する単身層の需要が一層集中し、25平米の標準換算ベースでの月額上昇額は3万円を超え、平均14万円台という極めて高い水準に達しました。 -
第2位・第3位:「中野新橋」駅・「中野富士見町」駅(中野区)/ 上昇率 約128%
2位には中野区の「中野新橋」駅、3位にはそれに隣接する「中野富士見町」駅がランクインし、東京メトロ丸ノ内線(方南町支線)の隣り合う2駅がそろって顕著な上昇を見せました。特に「中野新橋」駅は、25平米の標準換算ベースで月額3万803円アップを記録しています。新宿至近ながら落ち着いた住環境を持つ同エリアが、単身層の人気スポットとして急激に相場を押し上げている状況がうかがえます。
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第8位:「本郷三丁目」駅(文京区)/ 上昇率 117.9%(+21,072円)
8位には丸ノ内線・大江戸線が利用可能で、住環境の良さからも根強い支持を得る文京区の「本郷三丁目」駅がランクインしました。単身層の需要集中により、25平米換算の相場は13万円台後半という高い水準に達しています。
3. 市場分析:2026年「シングル家賃」3つのキーワードから見るトレンド
今回のランキング結果を精査すると、現在の東京の単身世帯におけるお部屋探しの明確なトレンド、および市場構造の変化が確認できます。
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キーワード①:「丸ノ内線エリアへの圧倒的一極集中」
1位の「西新宿五丁目」駅、2位の「中野新橋」駅、3位の「中野富士見町」駅、8位の「本郷三丁目」駅と、TOP10のうち実に4駅を「東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線」沿線が占める結果となりました。新宿・大手町といった主要ビジネス街へ直結する両路線 は、通勤時間の短縮など時間効率(タイムパフォーマンス)を最優先事項として捉える現代の単身者層から、極めて強い支持を集めていることが証明されました。 -
キーワード②:「山手線北側・城北エリアの価値再発見」
4位の「西日暮里」駅、6位の「田端」駅など、これまで山手線内および周辺で比較的割安感のあった城北エリアの駅が上位に入りました。都心全体の家賃高騰が続く中、JR山手線や京浜東北線といった高い交通利便性を維持しつつ、コストパフォーマンスを追求する単身層の選択肢がシフトしている動きが見て取れます。 -
キーワード③:「家賃10万円超えが23区主要エリアの新基準へ」
今回の主要駅ランキングでは、5位の「上井草」駅、9位の「上石神井」駅、10位の「地下鉄成増」駅を除く全ての駅で、25平米の標準換算家賃が10万円を超える結果になりました。これまでの予算10万円以内で広範囲から自由に物件を選べるという相場観は過去となり、東京23区内の利便性が高い主要エリアで暮らすためには「家賃10万円以上」が新たな最低基準になりつつあるという傾向が示されました。
4. まとめ
本調査の結果、東京23区の単身者向け物件における家賃相場は、非常に速いスピードで変化している実態が明らかになりました。
家賃相場の上昇は入居者にとって負担となる一方で、その街が持つ交通利便性、生活環境、「時間効率(タイムパフォーマンス)」といった潜在的な価値が、多くの単身者層から高く評価・支持されている背景を裏付けています。
今後、お部屋探しや転居・移転を計画する際は、こうした最新の市場トレンドや路線ごとの家賃相場を的確に把握した上で、視野を広げて希望エリアを検討することが、納得のいく住まい選びを実現するための有効な方法になります。
5. 調査概要
●調査対象エリア: 東京都23区内
●対象物件: 賃貸仲介サイト「いい部屋ネット」に掲載された、対象駅から徒歩20分以内の物件
●集計粒度: 駅・間取り区分(シングル:1R〜1LDK)
●集計期間:
○2025年:2025/01/01 - 2025/03/31
○2026年:2026/01/01 - 2026/03/31
●ランキング条件: 2025年・2026年ともに募集物件数が200件以上の駅を対象とし、平米換算賃料の上昇率に基づき算出
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