エイプリルフール関連

#エイプリルフール に、あの谷川俊太郎の珠玉の詩『うそ』が絵本になって登場!

 株式会社主婦の友社は、2021年4月1日(エイプリルフール)に、絵本『うそ』(谷川俊太郎 詩、中山信一 絵)https://www.amazon.co.jp/dp/4074464705/ を発売いたします。

 


1988年に発表された谷川俊太郎さんの詩集『はだか』のなかの一編「うそ」が、新進気鋭のイラストレーター・中山信一さんによって、子どもだけでなく、大人にも届く絵本に生まれ変わりました。詩のシリアスな言葉が、犬と散歩をしている男の子という一見ほのぼのとした絵でストーリーが展開します。


うそに誠実であるほど、「ぼく」の言葉が心に深く響きます。絵本でありながら、哲学の書とも言える一冊です。
 

  • “いっていることは うそでも うそをつく きもちは ほんとうなんだ” “うそでしかいえない ほんとのことが ある” (本書より)

「うそはくるしい」はずなのに、平気でうそをつく人がいます。最近、そういう人がますます増えている気もします。うそをくり返したら、ほんとうになるのでしょうか。この世はほんとのことより、うそであふれています。うそをつかない人なんて、いないでしょう。でも、どうして、人はうそをつくのでしょう。ついついてしまったうそ、相手をごまかすためのうそ、自分を守るためのうそ、相手の幸せを願ってつくうそ……。

昔から“嘘つきは泥棒の始まり”“嘘も方便”といわれるけれど、そもそも[ついていいうそ]と[ついてはいけないうそ]、[いいうそ]と[悪いうそ]って、あるのでしょうか。

いい・悪いや、軽い・重いという単純な基準で、うそを測れるものでしょうか。

この絵本では、ある男の子が犬と散歩をしながら、うそについてあれこれ考え、思いを巡らせます。

 

(NetGalleyに寄せられたレビューから*一部抜粋)
 「うそのない正しい世界は、きっと生きにくい世界に違いありません。うそだと知っていながら話す。うそだとわかっていながら受け入れる。そんなことがだれにでもあるし、それはある意味で生きていく悲しみのようなものです。
『いっていることは うそでも うそをつくきもちは ほんとうなんだ』
 それがわかっていても、大人は子どもに、うそをついてはいけませんと言います。不誠実な人間であってはいけないということを、うそを通して伝えたいからです。でも、
『うそでしかいえない ほんとのことが ある』。
苦しくても、うそがばれても、とがめられても、自分にとっては大切なうそもあるのです」
 

  • 「大人にも読んでほしい。うそについて考えるきっかけになる本だと思う」(中山信一さん)
 初めてこの詩「うそ」を読んだとき、強烈に心を揺さぶられましたね。深いなぁと思いました。
 だれにも関係のある「うそ」というテーマに、どういう絵を考え、ストーリーとして表現するか、とてもむずかしかったです。
 谷川さんにお会いしたとき、「詩を説明しなくていいよ」とおっしゃってくれました。詩のなかに登場する犬から、散歩というアイデアが浮かびました。直接的な説明にならないけど、イメージを喚起させるような絵で、ささやかな暗示しかしないように心かげました。演出過多にならないように、男の子の表情にも気をつかいました。
 この絵本は、うそについて考えるきっかけになる本だと思う。子どもだけでなく、大人にこそ読んでほしいですね。思いあたる節(ふし)がたくさんあるから、大人のほうがグッとくるんじゃないかな(中山信一さん)。
 
  • 「どっちかに割り切れないところに、生きていることの本当の姿があります」(谷川俊太郎さん)
谷川俊太郎さんによるあとがきには、こんなふうに書かれています。

 「何年も前に私が書いた詩『うそ』をもとにして、こんな不思議な絵本ができました。(中略)この絵本に登場する男の子は、口に出しては何も言いませんが、心の中にいろんな気持ちが渦巻いているようです。

 うそとほんと、良いことと悪いこと、美しいものと醜いもの、どっちかに割り切れないところに、生きていることの本当の姿があります。それを少しずつわかっていくのが、大人になるということではないでしょうか。」
(あとがき「うそとほんと」より)

 生きているほど、うそをつく機会は多くなります。生きていくほど、忘れられないうそも増えていくでしょう。悩み、苦しみ、後悔し、うそと向き合うほど、救われることもあるかもしれません。

自分にうそをつかない、ってどういうことだろう。

自分を信じるって、どういうことだろう。

うそに戸惑う子どもと、うそに慣れた大人たちへ――。

心の奥深いところに届く、時おり読み返したくなる宝物のような絵本が、ここに誕生しました。
 
  • プロフィール
詩:谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう)
詩人。1931年、東京生まれ。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詩賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞をはじめ、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している。この「うそ」は、1988年筑摩書房刊の『はだか 谷川俊太郎詩集』(佐野洋子絵)の一編。

 

撮影  深堀瑞穂撮影 深堀瑞穂




絵:中山 信一(なかやま しんいち)
イラストレーター。1986年、神奈川県生まれ。広告や書籍、アパレルグッズなどのイラストを手がけるほか、個展開催や作品と合わせたエッセイ集も発表するなど、作家としても活動中。また、HIPHOPユニット「中小企業」のラッパーとしても活動しており、これまでに1stアルバム 「cookie」と 2ndアルバム 「NESS」をリリース。D&AD賞2018 Wood Pencil (銅賞)、JAGDA2018 亀倉雄策賞ノミネート、JAGDA賞ノミネート、東京装画賞2013銅賞、そのほかADC入選、TDC入選など多数。

 
  • 書誌情報

 


タイトル:うそ
詩:谷川俊太郎
絵:中山信一 
定価:1540円(10%税込)
発売日:2021年4月1日
サイズ、ページ数:B5変型、32P
ISBN:978-4-07-446470-8
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074464705/

 
  • イベント情報
<代官山蔦屋書店にて 絵本『うそ』の原画展 開催決定!>
絵本『うそ』のイラスト原画の展示、および『うそ』のイラストを用いたオリジナルグッズや、中山さんのイラストグッズの販売を行います。

場所:代官山 蔦屋書店
期間:2021年4月1日(木)~19日(月)
https://store.tsite.jp/daikanyama/

 
  • 本書に関するメディア関係者のお問い合わせ先
【主婦の友社広報窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
pr★c-pub.co.jp (★は@に変換してお送りください)









 

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