
3月9日発売の『サライ』4月号の特別付録は、サライ謹製「伊藤若冲 樹花鳥獣図屏風 一筆箋」。
江戸時代に京都で活躍した日本画家・伊藤若冲の名作『樹花鳥獣図屏風』をあしらった一筆箋を作成しました。
大特集は「桜の古寺と春爛漫の花見弁当」。満開の桜が美しい古刹と、桜を眺めながら食したい特製の花見弁当を紹介します。
- 特別付録/サライ謹製「伊藤若冲 樹花鳥獣図屏風 一筆箋」
「奇想の画家」と呼ばれる伊藤若冲の作品の中でも異彩を放っているのが『樹花鳥獣図屏風』です。実在する身近な鳥獣から、海外や空想上の生き物まで、50種以上が水辺に集う様子が、約1cm四方の方眼を丁寧に彩色した「枡目描き」により色鮮やかに描かれています。吉祥を伝えるめでたい作品を用いた一筆箋。大切な人へのご挨拶にぜひご活用ください。

左隻に描かれた鳳凰と山鵲(さんじゃく)をデザインした、32葉の中の1枚。

一筆箋の表紙に選んだ白象が描かれる右隻。右隻は獣、左隻は鳥が、六曲一双の画面いっぱいに描かれている。(画像提供:静岡県立美術館)
- 大特集/一期一会の絶景と美食の旅 桜の古寺と春爛漫の花見弁当
万葉の時代から、日本人は桜の美しさと散りゆくはかなさを、歌い、描き、愛惜してきました。第1部「満開の古寺をゆく」では、山口県「瑠璃光寺」、和歌山県「青岸渡寺」、奈良県「長谷寺」、京都府「仁和寺」など、桜で名高い全15の名刹を訪ね、花も盛りの境内を歩きます。
第2部「桜の下で広げたい花見弁当」では、全国の名料理店で、この時季だけに注文できる「花見弁当」をご紹介します。懐石、折り詰め、甘味にちらし寿司。春の美味を詰め込んだ折り箱を携えて、桜の名所に出かけましょう。

和歌山・青岸渡寺にある、落差が日本一と言われる那智の滝と、戦乱で焼失し昭和47年(1972)に再建された三重塔。滝は三筋になって流れている。

滋賀・三井寺の境内にある宿坊は、かつて尼僧が住んでいたという。個人手配ではできない寺内の国宝の拝観や祈祷、山伏体験プランなどもある。

金沢の料亭「つば甚」の花見弁当(一折2700円)。イクラ、鮭、菜の花の彩りが美しいちらし寿司。柳鰆の西京焼き、ふきのとう味噌、海老の艶煮に、花見団子などが盛り込まれている。
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『サライ』2022年4月号
2022年3月9日発売
特別価格1080円(税込)
小学館
※電子版には特別付録は付属しません
『サライ』公式サイト… サライ.jp
https://serai.jp/
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