STマイクロエレクトロニクス、産業機器・車載機器・フィジカルAIの技術融合に 対応する統合マイコン・プラットフォームをSTM32 Summit 2026で発表

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STM32の統合プラットフォームにより、産業機器・車載機器・ロボットの各アプリケーション間で、アーキテクチャやIP、ソフトウェア、ツールの再利用が可能に
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新しいSTM32Aファミリにより、STM32プラットフォームを高い安全性が求められるシステムや車載システムへ拡張し、ソフトウェア定義型システムとフィジカルAIをサポート
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、STM32ポートフォリオの重要な戦略的進化として、産業機器や車載機器、ロボットに対応するSTM32マイクロコントローラ(マイコン)の統合プラットフォームを発表しました。
この戦略の一環として新たに「STM32A」ファミリが追加され、このプラットフォームの対応範囲は車載システムや機能安全が重視されるシステムにまで拡大されます。20年以上にわたるSTM32の開発実績を基盤とするこの分野横断型プラットフォームは、フィジカルAIを活用する新たなシステムなど、幅広いアプリケーション分野に対応します。各市場固有の安全性やセキュリティ、認証をはじめ、製品の長期供給に関する要件に対応しながら、開発資産の継続的な活用と再利用を促進し、先進的な組み込みシステムの市場投入までの期間短縮に貢献します。
STのマイクロコントローラ・デジタルIC・RF製品グループ 社長であるRemi El-Ouazzaneは、次のようにコメントしています。「組み込みシステムのイノベーションでは本来、開発者が新たな製品を採用するたびにゼロから開発をやり直すものであってはなりません。統合されたSTM32プラットフォームは、市場や世代を超えて信頼して利用できる共通基盤を構築します。業界では現在、細分化された開発環境を減らし、ソフトウェアを最大限に再利用しながら、マイコン技術を共通基盤へ集約する取り組みが求められています。当社はこのような方針のもと、STM32をあらゆる業界の基準となるマイコン・プラットフォームにしていきたいと考えています。」
技術要件の融合に対応する単一プラットフォーム
エッジ・インテリジェンスへのシフトが進む中、産業機器や車載システムでは、リアルタイム制御やセキュアな動作、機能安全、コネクティビティ、AI処理といった共通の要件が増えてきています。STM32の統合プラットフォームは、開発チームに一貫したアーキテクチャとソフトウェア基盤を提供できるため、各アプリケーションに必要な性能や認証、製品ライフサイクルの要件に適合した製品を選択しながら、実績ある開発資産の再利用を可能にします。
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製品ポートフォリオ全体での継続性:Arm® Cortex®-Mプロセッサと共通のアーキテクチャ設計原則により、STM32マイコンのファミリ間で一貫した開発環境を提供し、実績のあるソフトウェアやIPを新しい設計に容易に展開することができます。
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共通の開発エコシステム:世界最大規模のマイコン向けソフトウェア・エコシステムであるSTM32Cubeと、幅広いArmエコシステムにより、一貫した開発環境を提供します。ソフトウェア・リソースや技術サポート、STの開発者コミュニティを活用できるほか、既存の開発ワークフローも継続して利用できます。
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共通のプロセス技術:STの40nm Flashメモリ技術と、相変化メモリを集積した18nm FD-SOI技術に加え、TSMC社のeNVM技術を活用することで、今後開発されるSTM32製品向けに、拡張性の高い製造基盤を構築します。
STの長年のパートナーであるArm社は、マイコンの統合プラットフォームというこのビジョンを共有しています。またSTは、すでに1000億個以上の機器で採用されているArm Cortex-Mポートフォリオの将来像を形作り、フィジカルAIに必要な高性能マイコンの基盤を構築する取り組みにおいて、Arm社の主要パートナーを務めています。この協力は、自動車やロボット、産業用システムなど幅広いアプリケーションにおいて、開発者によるコードの再利用拡大を支援しています。
Arm社のフィジカルAI担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるDrew Henry氏は次のようにコメントしています。「コンピューティングの次なる大きなフロンティアは、現実世界で移動し、製造し、稼働する機械にインテリジェンスを組み込むことです。20年以上におよぶ協力関係の下、ArmとSTは、Cortex-Mを共に推進させていきます。これにより、現実世界をセンシングして制御するインテリジェントなエッジの需要に対応し、次世代のフィジカルAIシステムの実現に貢献していきます。」
STM32Aにより、プラットフォームの対応範囲で高い安全性が求められるシステムや車載システム市場へ拡大
新しいSTM32Aファミリが追加され、STM32プラットフォームの対応範囲は、高い安全性が求められるシステムや車載システムにまで拡大します。これにより、各アプリケーションに必要な認証要件と性能要件を満たしながら、ソフトウェア資産の再利用が可能になります。STM32Aファミリの最初の3製品は現在サンプル出荷中で、2027年に本格的な提供開始を予定しています。
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STM32A4:エントリ・レベルの車載ローカル制御ユニットおよび安全システム向け
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STM32A5:中規模クラスの産業用オートメーションやロボット、エネルギー・システム向けの安全性重視アプリケーションおよび車載用アプリケーション向け
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STM32A9:リアルタイム制御や低遅延、イーサネット、および予測可能な通信が不可欠な、安全性重視のマルチドメイン制御向け
お客様やパートナーが語る統合マイコン・プラットフォームのメリットについて、ウェブサイトをご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、約49,000名の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーです。約20万社を超えるお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及を可能にします。STは、すべての直接・間接排出(スコープ1および2)、ならびに製品輸送、従業員の出張・通勤による排出(スコープ3の注力分野)におけるカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを進めており、2027年末までに再生可能エネルギーの使用率を100%にする計画です。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com)をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・デジタルIC・RF製品グループ
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
TEL : 03-5783-8240
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