開館30周年記念!人間国宝・大坪喜美雄が名曲「西行桜」を初演【横浜能楽堂】

横浜能楽堂の開館30周年を祝し、能・狂言の大曲・名曲を上演します!

公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

 横浜能楽堂は、開館30周年を記念して10月24日(土)に特別公演を開催します。

 横浜市在住の人間国宝・大坪喜美雄が、能の名曲「西行桜 杖之型」を初演。さらに、名古屋の狂言の名家・野村又三郎家を迎え、狂言の大曲「八尾 替装束」を珍しい特殊演出で華やかに上演します。節目の年を寿ぐ、大曲・名曲を揃えた格調高い特別公演。第一線で活躍する演者たちが織りなす能・狂言の世界を、一度に堪能できる貴重な機会となります。

能「西行桜」(宝生流)(提供:公益社団法人宝生会)

 能「西行桜」は、多くの名歌を残した西行法師と老桜の精が交わす一夜の交流を詩情豊かに描いた名曲。桜の華やかなイメージとは異なり、老木の趣を湛える老桜の精を、横浜市在住の人間国宝・大坪喜美雄が演じます。繊細な謡と端正な舞姿が高く評価される大坪の格調高い舞台を堪能できる一曲です。

狂言「八尾」(和泉流)野村又三郎(撮影:瀬野雅樹)

 狂言「八尾」は、恐ろしい存在であるはずの閻魔を滑稽に描いた作品。登場人物の閻魔、亡者がともにこの世ならざる者であるため、どちらも面(おもて)をつけて演じる、狂言の中でも異色の大曲です。また、今回は「替装束」という特殊演出で、通常とは異なる装束も見どころのひとつ。地謡と囃子も入り、特別公演にふさわしい華やかな内容となっています。

プロフィール

大坪 喜美雄(おおつぼきみお)

シテ方宝生流。1947年生まれ、東京都出身。59年大坪十喜雄の養子に入り、宝生流十七世宗家宝生九郎重英、十六世宗家宝生英雄に師事。重要無形文化財各個認定保持者(人間国宝)。横浜市在住。

野村 又三郎(のむらまたさぶろう)

狂言方和泉流。1971年、十三世野村又三郎信廣の長男として生まれる。2011年十四世野村又三郎を襲名。2013年度愛知県芸術文化選奨文化賞受賞。重要無形文化財総合認定保持者。

あらすじ

能 「西行桜 杖之型」(さいぎょうざくら つえのかた)

春の京都・西山、西行法師の庵室。にぎやかに花見に興じる人々に、一人静かに花を眺めることをさまたげられた西行は「花見んと群れつつ人の来るのみぞ あたら桜の咎にはありける」と歌を詠みます。その夜、老桜の精が現れ、桜に咎はないと説き、西行との知遇を得たことの喜びや、都の桜の名所を語り、別れを惜しみつつ、夜明けとともに消えていきます。

狂言 「八尾 替装束」(やお かえしょうぞく)

河内国八尾の里の者だと名乗る亡者が、八尾の地蔵から閻魔大王への手紙を持参して六道の辻にやってきます。そこへ、地獄の閻魔大王があらわれます。最近仏教が盛んになり、地獄に落ちる者が少なくなったため、自ら罪人を責め落そうとやってきたとのこと。閻魔大王はただちに亡者に責めかかりますが、亡者が責められながらも何度も手紙を差し出すので、読んでみることにします。かつて八尾の地蔵は美僧で、閻魔大王ともいい仲だったとのことですが……。

公演詳細

【公演名】 横浜能楽堂開館30周年記念特別公演

【日 時】 2026年10月24日(土)14:00開演(13:30開場)

【会 場】 横浜能楽堂

【料 金】 S席8,000円/A席6,000円/B席5,000円(全席指定)

【チケット申込み・問い合わせ】

横浜能楽堂 〒220-0044 横浜市西区紅葉ケ丘27-2

電話 045-263-3055(9:00~18:00)

WEB https://yokohama-nohgakudou.org/

主催:横浜能楽堂(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会

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会社概要

URL
http://p.yafjp.org/jp
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
横浜市中区山下町2番地  産業貿易センタービル1階
電話番号
045-221-0212
代表者名
近藤 誠一
上場
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資本金
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設立
1991年07月