節約だけで返済はもう古い⁉「住宅ローンの返済負担と副業・自己投資についての調査」を実施返済負担の壁は、世帯年収600万円か
株式会社エイチームのグループ会社で、お金に対する不安と課題を解決する様々な情報やサービスを提供する株式会社エイチームフィナジー(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:林和樹)は、20歳以上で15年以内に住宅ローンを利用してマイホームを購入した男女437名に「住宅ローンの返済負担と副業・自己投資についての調査」を実施しました。
マイホームを購入するにあたり、多くの方が心配になるであろう“お金”の問題。今回はすでに住宅ローンを利用している人に返済負担をどう感じているのか、また収入を増やすための副業と自己投資について調査しました。
https://navinavi-mortgage.com/news/survey_20200115-377
調査サマリー ●返済比率2割以下の住宅ローンを利用している人は約50% ●3割以上が住宅ローンの返済負担が大きいと回答!返済負担の壁は世帯年収600万円 ●年収が高い人ほど、副業や自己投資で自由なお金を増やしている ●副業の内容は、5割以上の人が「投資」を選択 ●約4割が副業で5万円以上の収入を得ている ●副業収入が多い人は自己投資金額も多い |
■調査概要
調査方法 | インターネットによる調査 |
調査対象 | 全国にお住まいの20歳以上で、 15年以内に住宅ローンを利用してマイホームを購入した男女 |
調査期間 | 2019年11月18日~2019年11月19日 |
調査エリア | 全国 |
サンプル数 | 437名 |
■返済比率2割以下の住宅ローンを利用している人は約50%
まず、『世帯年収に対して住宅ローンが占める割合を教えてください』と質問をしたところ、
「1割以下」11.0%「1割超~2割以下」36.8%という結果になりました。【Q1】
つまり、全体の約50%の人が返済比率「2割以下」という無理のない金額で住宅ローンを利用していることがわかりました。
―世帯年収600万円以上の世帯は50%以上が返済比率「2割以下」と回答!
次に、Q1を世帯年収別に見ていきます。すると、「2割以下」と回答した人は、「世帯年収400万円以下」34.3%、「400万円超~600万円以下」35.7%、「600万円超~1000万円以下」52.5%、「1000万円超~1500万円以下」55.0%、「1500万円超」60.0%という結果となりました。【Q2】
世帯年収が600万円以上では、返済比率が「2割以下」と回答した人がそれぞれ50%以上となっており、収入が多いからといって極端に大きなローンを利用しているわけではないようです。
■3割以上が住宅ローンの返済負担が大きいと回答!返済負担の壁は世帯年収600万円
『毎月の住宅ローンの返済負担についてもっとも近いものをお選びください』と質問したところ、「負担が大きい」14.6%、「やや負担が大きい」19.7%となっており、合わせると3割以上の人が住宅ローン返済に対して負担を感じていることがわかりました。【Q3】一方、「余裕がある」「やや余裕がある」と回答した人は26.3%となりました。
―世帯年収600万円を境に、返済負担が少なく⁉
次にQ3を年収別に見ていきます。「負担が大きい」「やや負担が大きい」と回答している人の割合は、「世帯年収400万円超~600万円以下」は50.0%でした。
一方、「世帯年収600万円超~1,000万円以下」では28.0%となっており、半数近くまで減少しています。
また、「世帯年収1,000万円超~1500万円」では22.5%、「世帯年収1,500万円超」では16.0%という結果になりました。【Q4】
「世帯年収600万円」を境に、住宅ローンを負担に感じる人の割合が少なくなっているようです。
住宅ローンの調査では、年収600万円を境に「負担」に感じる人が少なくなる傾向にあることが見えてきました。では次に、収入を増やすための副業・自己投資についての調査結果を見ていきます。 |
■年収が高い人ほど、副業や自己投資で自由なお金を増やしている⁉
まず、世帯年収別に『自由に使えるお金を増やすために自身もしくは配偶者が意識・実践していることを教えて下さい』と質問をしました。
「副業・学習をしている人」の割合を見てみると、世帯年収「1000万円超」では「副業をしている」31.3%、「学習をしている」27.1%、世帯年収「400万円超~1000万円以下」では「副業をしている」22.4%、「学習をしている」14.8%という結果になりました。
一方、世帯年収「400万円以下」の人を見てみると、「副業をしている」8.6%、「学習をしている」5.7%という結果になりました。【Q5】
「節約」や「見直し」といった使うお金を減らすための行動に関しては、どの年収の人も比較的回答が多い一方、「副業をしている」「副業や資格取得、節税など学習をしている」という増やすための行動に関する項目では、年収の高い人ほど回答数が多い傾向にありました。
■副業の内容は、5割以上の人が「投資」を選択
次に、『実施している副業の内容にあてはまるものを教えてください』という質問をしました。すると、「株式やFX、不動産などの投資」が51.5%ともっとも多く、次いで「アルバイト」44.4%、「ブログやアフィリエイト」33.3%、「クラウドソーシング」26.3%、「YouTuber」23.2%という結果となりました。【Q6】
ブログやアフィリエイト、クラウドソーシング、YouTuberなど、近年話題の職業を副業としている人もいることがわかりました。
■約4割が副業で5万円以上の収入を得ている!
『副業での毎月の収入を教えてください』と質問したところ、「1万円以下」「1万円超~3万円以下」と回答した人がもっとも多く、それぞれ20.2%という結果になりました。その一方、「5万円超~10万円以下」14.1%、「10万円超~30万円以下」16.2%、「30万円超」8.1%となっており、38.4%の人が毎月5万円以上の副業収入を得ていることが分かりました。【Q7】
■副業収入が多い人は自己投資金額も多い⁉
最後に、『ご自身もしくは配偶者が1ヶ月間に学習のために使っている自己投資金額を教えてください』という質問をしました。すると、「副業収入5万円超」の人の中で最も多かった回答は、1ヵ月の自己投資額「5万円超」40.0%でした。一方、「副業収入5万円以下」の中で最も多かった回答は、自己投資額「5千円以下」46.2%でした。【Q8】
副業収入が多い人の方が、自己投資の金額が大きい傾向にあるようです。
住宅ローンの返済については、世帯年収600万円を境に「負担」を感じる人が少なくなる傾向にあるようでした。一方で、住宅ローンの負担を軽減させ、自由に使えるお金を増やすためには、節約だけではなく、お金を増やすための「副業」や「学習」をしている人がいることが分かりました。また、そうした行動は世帯年収が高い人ほど積極的にしているようです。
-住宅ローンのプロから、ワンポイント― 「余裕をもって住宅ローンを返済するために『副業』と『学習』の習慣を」 家計に余裕をもたせて無理なく住宅ローンを返済していくためには、「副業」や「学習」など積極的に収入を増やすための行動がおすすめです。株式投資や不動産投資はハードルが高く感じる人もいるかもしれません。しかし大副業時代とも言われる昨今、クラウドソーシングやブログ、YouTubeなど、様々な方法で収入を得られます。本業で培ったスキルを振り返り、副業として取り組めるものがないか考えてみましょう。 また、今回の調査では、副業収入が多い人は自己投資額も多いという傾向が明らかになりました。自己研鑽のためにいきなり大きな金額を投資するのは難しいかもしれませんが、まずは月に一冊でも学習のために本を読む習慣を身に着けることをおすすめします。 (ナビナビ住宅ローン担当者 中澤悠生) |
■エイチームフィナジーについて
エイチームフィナジーは、専門知識がないと難しい金融商品の比較サイトや、日常でかかるお金の負担を減らすための情報を提供するWebサイトなどを展開し、お客さまのお金に対する不安と課題を解決する金融領域を中心に有益なサービスを多数提供しています。
https://finergy.a-tm.co.jp/
サービス一覧 ・ナビナビ住宅ローン https://navinavi-mortgage.com/ ・Soldi https://www.soldi.jp/ ・ナビナビクレジットカード https://navinavi-creditcard.com/ ・ナビナビ法人カード https://www.navinavi-corporatecard.com/ ・ナビナビキャッシング https://a-cashing.com/ ・なるほど!カードローン https://naruhodo-cardloan.com/ |
■会社概要
会社名: 株式会社エイチーム(Ateam Inc.)
所在地: 愛知県名古屋市中村区名駅三丁目28番12号 大名古屋ビルヂング32F
代表者:代表取締役社長 林高生
設立:2000年2月29日
資本金:836百万円(2019年7月末時点)
事業内容:人生のイベントや日常生活に密着した様々なウェブサービスを提供する「ライフスタイルサポート事業」、スマートデバイス向けゲーム・ツールアプリを提供する「エンターテインメント事業」、自転車専門通販サイトを運営する「EC事業」の3つの軸で事業を展開する総合IT企業
URL:https://www.a-tm.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像