都内の大学生を対象に“地方いじり”の実態を調査!「嬉しい」が半数超、「いい気持ちではない」が約1割の結果に/大学対抗!AERA dot.ネットニュース総選挙・慶應義塾大チーム
朝日新聞出版ニュースサイト『AERA dot.』と慶應義塾大メディア・コミュニケーション研究所は共同で、地方いじりの実態について調査しました。この調査は、大型広告企画「大学対抗!AERA dot.ネットニュース総選挙」で実施しました。
調査の結果より、地方出身者でからかわれたことのある人のうち、53%が「話題になって嬉しい」と回答。からかった経験のある首都圏出身者に、からかった理由を尋ねたところ86%が「話が盛り上がるきっかけ」と答えました。コミュニケーションの一環として地方いじりが受け入れられていることがうかがえます。他方で、からかわれたことがある人のうち、9%が「いい気持ちではない」と回答していました。専門家からはこの認識のギャップについて、「いじめの構造に似ている」という指摘が出ています。
調査の結果より、地方出身者でからかわれたことのある人のうち、53%が「話題になって嬉しい」と回答。からかった経験のある首都圏出身者に、からかった理由を尋ねたところ86%が「話が盛り上がるきっかけ」と答えました。コミュニケーションの一環として地方いじりが受け入れられていることがうかがえます。他方で、からかわれたことがある人のうち、9%が「いい気持ちではない」と回答していました。専門家からはこの認識のギャップについて、「いじめの構造に似ている」という指摘が出ています。
- アンケート結果の概要
- 【地方出身者アンケート】
- 【首都圏出身者アンケート】
- からかわれたことのある地方出身者の声
- からかったことのある首都圏出身者の声
- 専門家の分析
「なぜ方言はいじられやすいか。キーワードは『真新しさ』。人々の移動・交流が増え、メディアが発達して方言に触れるチャンスが増えてきた。そんな中、あまり目立たない標準語と真新しい、新鮮な空気をまとった方言という図式ができた。その背景の中、方言はいじられやすくなったり、ネタにされやすくなったと見ています」
「データを見ると、『からかうつもりはない』、『悪気はない』という首都圏出身者の思いと、『からかわれて、嫌だ』と思っている地方出身者の意識のギャップが見て取れる。これはいじめの構造に似たものがあり、注意が必要です」
「関西芸人の人気などもあり、近年は『方言は使っていい』、さらには『かっこいい』、『かわいい』など肯定的な認識が増えた。地方移住の人気もあり、地方の地位も変わってくる。文化的にも多様性があることが望ましいでしょう」
- 大型広告企画「大学対抗!AERA dot.ネットニュース総選挙」とは?
記事URL: https://dot.asahi.com/ad/22070101/06.html
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