全国の書店員が日本で一番面白い書店フェアの企画を競い合う「OVOL 日本紙パルプ商事 presents Book Fair Championship(BFC)」始動記念イベントに尾崎世界観さんが出演
BFC初代王者チャンピオンベルト贈呈式のスペシャルプレゼンターに新日本プロレスの棚橋弘至選手を迎え25年3月3日に開催!「BFC」の継続開催のためのクラウドファンディングも開始
2024年11月1日(金)の本の日に、全国の書店員がチャンピオンベルトと初代王座をかけて、日本で一番面白い書店フェアの企画を競い合う「OVOL 日本紙パルプ商事 presents Book Fair Championship」(以下、BFC)は、書店フェアの応募と「BFC」の継続開催のためのクラウドファンディング開始を記念した記者発表会を、六本木 蔦屋書店(東京都港区)にて開催しました。
「BFC」は、これまで知られていなかったユニークで面白いフェアや、それを創り出す優れた企画力を持った書店員を、全国に広めていくこと、そして、本の売り手である書店員の企画意欲を掻き立て、書店の売場が更に魅力的になり、多くの読者が書店に足を運ぶきっかけになることを目指しています。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、CCC)が運営する「梅田 蔦屋書店」の店長であり、ひとり出版社「書肆汽水域」としても活動を行う北田博充が実行委員長を務め、書店からは、蔦屋書店、丸善ジュンク堂書店、正和堂書店など、出版社からはライツ社、クロスメディア・パブリッシング、パイ インターナショナルも参画し、多くの出版社から協賛を得た出版業界横断プロジェクトです。
<協賛企業一覧>
日本紙パルプ商事株式会社、日本出版販売株式会社、株式会社トーハン、一般財団法人 出版文化産業振興財団、株式会社講談社、株式会社集英社、株式会社小学館、株式会社KADOKAWA、株式会社筑摩書房、株式会社PHP研究所、株式会社NHK出版、株式会社徳間書店、株式会社主婦の友社、株式会社ネクストデイ、株式会社ミモナ※順不同、敬称略
記者発表会では、ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマンであり、作家の尾崎世界観さんをスペシャルゲストにお迎えし、北田委員長とのトークセッションを行いました。
「書店のフェアは人を動かすものだと思います。競い合うことはモチベーションにもなる。」(尾崎 世界観)
<尾崎世界観さんコメント>
この企画内容をはじめて聞いた時、とても面白そうだなと思いました。自分も本を書いて出しているので、自分の本が少しでも目立つ場所に置かれてほしいと思っていますが、それをチャンピオンシップ形式でやるという発想があったんだと。みんなで手を取り合うのも大事だけれど、競い合うことはモチベーションにもなるし、負けたくないと思ってやるのも大事だと思います。情熱をもって好きな本をどんどん推していく為の、すごくいい企画だと思います。
自分にとって書店はいつも変わらずそこにあるもの。いま自分が元気なんだ、落ち込んでいるんだ、と敏感に感じられる場所です。
書店員さんと一緒に新刊発売時のフェアに携わった時、普段自分が知らないはずの売り場の向こう側が垣間見えて、書店はなじみある場所であると同時に、未知の場所でもあるなと思いました。この企画はきっと続いていくので、ぜひ1回目からエントリーして頂きたいです!
<北田コメント>
作家さんだと芥川賞や直木賞など公的に評価される機会がありますし、出版社さんもそうです。ただ書店員は公的に評価されることがありません。BFCは、全国の書店員がフェアにエントリーをして初代チャンピオンを決めるものです。書店員の方は控えめな方が多いですが、誰がチャンピオンになるか引き続き注目をしてほしいです。
チャンピオンを決める選考委員の滝口悠生さんは小説家でもありますし、スタンダードブックストアの書店員さんと合同でフェアを実施されていらっしゃいます。同じように尾崎世界観さんも、紀伊國屋書店 横浜店で書店員さんと共同でフェアをされていらっしゃいます。そういった尾崎さんのような方に今回登壇をしていただき、とても嬉しく思っています。
BFC初代王者チャンピオンベルト贈呈式のスペシャルプレゼンターに新日本プロレスの棚橋弘至選手を迎え25年3月3日(月)に開催!
新日本プロレスリング株式会社
代表取締役社長 兼 選手
棚橋 弘至(たなはし ひろし)さん
<応援コメント>
新日本プロレス「100年に一人の逸材」棚橋弘至です。
本から得られる栄養素は、他の何物とも違います
その素晴らしさを伝えて続ける皆さんに感謝します。
一冊の本との出会いが、人生を左右することさえ
あるかもしれません。
ということで今回、BFC初代王様チャンピオンベルト贈呈式に参加させていただきます。よろしくお願いします。
これからも、皆さんの活躍に期待しています!
BFC概要
<スケジュール>
・2024年11月1日(金):第1回エントリー開始(正午)、クラウドファンディング開始
・2024年12月22日(日):第1回エントリー〆切
・2025年1月中旬:ベスト10発表(BFC公式サイトおよびBFC公式Xにて)
・2025年3月3日(月):初代チャンピオン発表および贈呈式
<参加資格>
①書店員の参加条件
・日本国内の書店で勤務する書店員もしくは書店主であること。
・勤務歴、雇用形態(社員、アルバイト)は問わず、書店で働いていること。
・勤務する書店の許可を得ていること。
②フェア企画のエントリー条件
・申請者本人が直近6ヶ月以内に企画、実施したフェア。
※ただし、初代チャンピオン決定戦のみ、直近3年間に企画、実施したフェアとする。
・フェアのテーマ、ジャンル、展開場所(平台・棚)、展開規模(展開スペースの大小)は自由。
・エントリーは1シーズンにつき1フェアまで。
エントリーに必要な項目は「エントリーページ」をご参照ください。
<エントリー期間>
・2024年11月1日(金)正午~12月22日(日)23時59分
・第1回エントリーページ:https://eventmanager-plus.jp/get/bdee3c7eb594abae59b15ff555b0e48892d66127eb9ccbff2c1f182e5128d1ed
<第2回以降(防衛戦)について>
年に2回 チャンピオンベルトの防衛戦を実施します。
BFC継続開催のためのクラウドファンディングを実施
BFCの継続開催を目指し、「GREEN FUNDING」にてクラウドファンディングを実施いたします。ご支援いただいた支援金は、スペシャルZINE(非売品)の製作費、イベントの運営費などに大切に使わせていただきます。皆さまの厚いご支援お待ちしております。
<プロジェクト概要>
・BFCプロジェクトページ:https://greenfunding.jp/lab/projects/8551/
・実施期間:2024年11月1日(金)~2024年12月1日(日)
・リターンプラン:
リターンプラン |
支援金額と数量 |
リターン内容 |
お礼のメールコース |
1,000円(数量:無制限) |
BFC実行委員長の北田よりお礼のメールをお送りします。 |
一次選考参加コース |
3,000円(数量:無制限) |
BFC王座にエントリーされたフェアの中から、チャンピオンにふさわしいフェアを選び、貴重な一票を投票いただけます。 |
ZINEコース A |
8,000円(数量:無制限) |
初代チャンピオン決定戦にエントリーされた各書店のフェアを収録したスペシャルZINE(非売品)を郵送にてお送りします。また、一次選考にも参加いただけます。 |
ZINEコース B |
10,000円(数量:無制限) |
初代チャンピオン決定戦にエントリーされた各書店のフェアを収録したスペシャルZINE(非売品)を郵送にてお送りします。ZINEの最終ページにニックネームor企業様名を掲載(15文字以内)。また、一次選考にも参加いただけます。 |
贈呈式招待コース |
30,000円(数量:30) |
2025年2月下旬に東京都内で開催される「BFC初代チャンピオン発表および贈呈式」にご招待します。当日は、チャンピオンベルト贈呈、初代チャンピオン挨拶、受賞記念トークイベントなどを予定しています。また、一次選考にも参加いただけます。 さらに、初代チャンピオン決定戦にエントリーされた各書店のフェアを収録したスペシャルZINE(非売品)を郵送にてお送りします。 |
公式HPへの企業ロゴ掲載コース |
80,000円(数量:10) |
BFC公式ホームページに企業ロゴを掲載いただけます。 |
・「スペシャルZINE(非売品)」お届け予定:2025年3月より順次発送
<応援コメント>
競う日、本が常になく輝くだろう。
そしてそれが人の目を奪う。
本を見直す、いい機会ではないか。
思わぬ効果も、出てくるかもしれない。
根底にある、本に対する愛情。
それがすべてで、私は愛おしいと感じる。
北方 謙三
書店の棚にどんな本がどんな順に並んでいたか、それで誰かの人生や生活がたしかに変わることがあります。
本はいつでも読者にとって未知のもので、だから町の書店は、その町で暮らすひとの可能性そのものです。
本をよく読むひとも、読まないひとも、私たちの人生や生活は目に見えないところで、ひそかに、たしかに、書店の棚をつくる書店員の手とつながっている。
その知られざる職能に注目を! そして資金援助を!
滝口 悠生
書店員さんに育てられ、書店員さんに助けてもらい、書店員さんに応援していただいて、今の自分がいると言っても過言ではない三宅です。
作家の賞はたくさんあれど、書店員の賞はあんまりないと聞いて「たしかに」と思い、(おこがましいことですが)審査員参加を決めました。
チャンピオンを決める戦いとのことですが、なによりも全国の書店員さんが、うれしく楽しく参加できるような企画になることを願ってます!!
三宅 香帆
たとえ平積みひとつでも「誰かに届け!」と念じて売り場に出した本が狙い通り売れると、嬉しいものですよね。フェアならなおさら。
選書した棚の中から3冊なんて買ってくれようものなら、飛び上がるほど喜んじゃいます。
そんな思いのこもったフェア棚をぜひシェアしてください。小さくても、大して売れなかったとしても、いいんです。
たとえ自店の片隅で小さく始めて終わったフェアでも、そのアイディアのきらめきは、このBFCを通して全国の書店員(だけじゃなく本に関わる幅広い人々)をこれからワクワクさせるはずです。ぜひ見せてください。
久禮 亮太
協賛企業を代表して、日本紙パルプ商事株式会社 筌口 康史氏(上席執行役員、新聞・出版営業本部 本部長)よりコメント
本日は第一回「Book Fair Championship」の開催を心よりお祝い申し上げるとともに、北田実行委員長をはじめとする実行委員の皆様のご尽力に敬意を表します。
当社は2025年に創業180年を迎える紙の専門商社で、私の所属本部は新聞社や出版社に書籍や雑誌用の紙を販売しています。当社は紙の機能・価値の普及活動によって、紙の文化の発展に寄与することを長期ビジョンに掲げており、日々本を届けるために尽力されている書店員の皆様に対して、貢献したいという熱い想いから、今回の協賛に至りました。
本チャンピオンシップに多くの書店員の皆様が参加し、イベントを通じ書店へ足を運んでくださる方が一人でも増えることを祈念いたします。
BFC実行委員会
・実行委員長
北田博充(梅田 蔦屋書店 店長)
・実行委員
野上由人(NICリテールズ 執行役員)堀内理(ジュンク堂書店 三宮店 店長)高野翔(ライツ社 代表取締役社長 営業責任者)大塚啓志郎(ライツ社 代表取締役社長 編集長)有佐和也(ライツ社)小西康裕(正和堂書店)貝原圭紀(梅田 蔦屋書店)岡田基生(クロスメディア・パブリッシング)濱中はるか(クロスメディア・パブリッシング)佐藤裕美(パイ インターナショナル)下八川 薫(CCC)小山 嵩之(CCC)多田 大介(CCC)
・協力
ブックセラーズ&カンパニー
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