G7香川・高松都市大臣会合関連イベント瀬戸内 オーシャンズX 海からの声をきこう を開催しました!
2023年5月21日(日) 【場所】高松シンボルタワー デックスガレリア
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・開催概要:ステージイベント、常設イベント(おにぎりと海苔の試食会・海ごみパネル展示・回収ペットボトル ワークショップ)
・日程:2023年5月21日(日)
・開催場所:高松シンボルタワー 1階デックスガレリア
・参加人数: 6,500名
様々な角度から瀬戸内海についての学習
このイベントは瀬戸内海の海洋ごみ問題などに積極的に活動を行っている方をたくさんお招きして開催されました。ステージでは離島の漂着ごみ問題に取り組む学生のトークセッションと題して岡山県・愛媛県・香川県で活動する高校生がファシリテーターの九州大学大学院准教授 清野聡子さんとトークセッションを行ったり、現役の漁師さんによる海洋ごみ座談会、都市の散乱ごみ対策の座談会を行ったりと様々な目線で瀬戸内海についてのお話を聞くことができました。
さらには、岡山県の白石島の海中と生中継をつなぎ、潜水ダイバーさんが実際の海の中を会場に見せてくれました。魚やナマコなどいろいろな生き物が見られました。
海洋ごみについて知ってもらうために
イベント会場内では海洋ごみについて啓発するパネル展示や、回収ペットボトルを使ったワークショップを行いました。
海洋ごみ標本箱を覗き込みながら、海で使用するはずのない漂流物を見て「僕はきちんとごみ箱に捨てる!」と宣言してくれる子どもや、パネルの写真を撮りながら「これはひどい…」とつぶやく大人を見かけました。
隣のブースで実施したワークショップは、一般社団法人海と日本プロジェクトinかがわの取り組みで商店街の皆さんから集めた回収ペットボトルを材料に「ペットフラワーづくり」をしました。
最初はただワークショップであそぼうとやってくる子どもたちも多くいましたが、どうやって、なぜ、このペットボトルを集めたのかなど説明をするとうなずきながら聞いてくれたり、自分の意見を発信してくれたり、少しでも多くの方に海洋ごみの問題を自分事としてとらえてもらえるきっかけになったと感じました。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人海と日本プロジェクトinかがわ
URL:https://kagawa.uminohi.jp/
活動内容:"これ以上海にごみを出さない"という社会全体の意識を高めるムーブメントを起こすため、産学官民からなる12のステークスホルダーと連携し、海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信するプロジェクトです。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
瀬戸内オーシャンズX
瀬戸内海に面した瀬戸内4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)と日本財団は、自治体を越えた広域の連携体制のもと、閉鎖性海域である瀬戸内地域での海洋ごみ対策を進めるとともに、循環型社会を見据えた“瀬戸内モデル”を世界に発信していくことを目指し2020年12月、協定を締結し、包括的海洋ごみ対策事業「瀬戸内オーシャンズX」を発足。瀬戸内オーシャンズXは、2025年までに瀬戸内海への新たなごみの流入を70%減らし、回収量を10%以上増やすことを目標とし、瀬戸内海の海洋ごみの全体量を減少傾向に転じて問題解決へ繋げていくことを目指します。
https://setouchi-oceansx.jp/
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