第38回伊勢湾ごみ流出防衛最前線!’23春の藤前干潟クリーン大作戦を開催いたしました!
2023年5月20日(土)10時00分~11時30分 <藤前干潟活動センター>
公式サイト:https://cleanupfujimae-1.jimdofree.com/
イベント概要
・開催概要 :ラムサール条約登録湿地である「藤前干潟」周辺の漂着ごみの清掃活動
・日程 :2023年5月20日(土)10時00分~11時30分
・参加人数 :1532名
・開催場所 :藤前干潟
・協力団体 :藤前干潟クリーン大作戦実行委員会 事務局
藤前干潟について
藤前干潟は伊勢湾最奥部に位置し、愛知県西部の庄内川、新川、日光川の3河川が合流する河口部に位置しています。潮が最も引いたときには、238ヘクタール(東京ドーム50個分)という広大な干潟が現れます。そこには、鳥類が172種類、底生生物(貝、カニ、ゴカイなど)は174種類が年間を通して確認されています。また、藤前干潟には、餌(底生生物)をとったり、羽を休めたりするために世界各国から渡り鳥が訪れます。その数は、時には1種で数千羽にまでなることもあります。まさに藤前干潟は都市に残された生き物たちのオアシスです。昨年、2002年11月に国設鳥獣保護区の指定とともに、ラムサール条約の登録地になり20周年を迎えました。
しかしながら、藤前干潟とその周辺の岸辺は、上流などから運ばれたペットボトル、ビニール袋、発泡スチロールなどの石油原料の製品ごみに覆われているのが現状です。
藤前干潟クリーン大作戦は毎年春と秋の2回実施されており、今回で38回目の開催を迎えました。
当日は1532名も清掃活動に参加していただき、様々な世代の方のご協力で多くのごみを拾うことが出来ました。学生などの若い世代、企業での参加など、多くの方に海洋ごみ問題への意識が広がってきています。
参加した子ども・保護者からの声
・細かいごみが多くて拾うのが大変だったけど、拾った後綺麗になったので気持ちよかった。
・普段生活している近くのごみもしっかり拾おうと思った。
・こういった活動は普段参加しないが興味本位で参加してみると、楽しかった。また参加したい。
<団体概要>
団体名称 ︓一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県
URL ︓https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
活動内容 ︓愛知県を対象地域とした海と日本プロジェクトを推進する。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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