SHISEIDO THE STORE WINDOW GALLERY SAKURA SEASON 東松照明氏による桜のインスタレーション さくら 桜 サクラ
資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」(東京都中央区銀座7-8-10)は、現代美術家と共に1階ウィンドウギャラリーの制作を行っています。春の訪れが銀座の街を彩りはじめるこの時期は、日本を代表する写真家のひとりである東松照明氏による桜の写真を用いたインスタレーション、「さくら 桜 サクラ」を展開いたします。
東松氏は、1980年代から90年代にかけ、日本全国の桜を撮影してきました。吉野の山肌に霞のごとく咲く山桜、会津高田町の圧倒的な迫力を持つソメイヨシノ、咲き誇る大木の桜の下に放置された車や冷蔵庫、花見の宴で赤ら顔となった背広の男性―10数年をかけて都市から山村に至るまで100箇所以上に及ぶ桜を撮り続けた旅は、日本が近代化の過程で失っていくものを背景に、無条件に咲き続ける桜と、古来変わらない日本人の心の琴線に触れる旅でもありました。
SHISEIDO THE STOREの中央通りのウィンドウギャラリーでは、新宿御苑の八重桜と青森・弘前城のお堀に散り重なる無数の花びらの2つのイメージが、鏡のボックスの中で万華鏡のように展開するインスタレーションを展示いたします。また、花椿通りのウィンドウには、東松氏が全国で撮影した桜の写真から約40点を選んで上映をいたします。
東松氏は、なぜ桜なのか、という問いにこう答えています。「蘭や椿なら一輪でも鑑賞に耐える。が、桜の場合、そうはいかない。小さな花が寄り集まって咲き競う、そのたたずまいが美しいのである。私のいう桜の美とは、散りぎわのいさぎよさにあるのではなくて、花一輪では概して美しくない集合の美についてである。」
東松氏によるSHISEIDO THE STOREのウィンドウギャラリーの桜は、街行く人々の心にどのような美しい情景を思い起こさせるのでしょうか?是非ご高覧ください。
《東松照明氏「さくら 桜 サクラ」展示概要》
■展示期間 2020年3月18日(水)~4月14日(火)
■場所 SHISEIDO THE STORE 1階 東京都中央区銀座7-8-10
《アーティストプロフィール》
▼東松照明(とうまつ しょうめい)氏
1930年-2012年。戦後の日本を代表する写真家。愛知大学経済学部を卒業後上京し、岩波写真文庫でカメラスタッフを経て、フリーランスとなる。1950年代から数々の作品を発表し、近年の写真家に多大な影響を与えた。主な個展に「Sakura and Plastics」メトロポリタン美術館(1992年)、「Shomei Tomatsu: Skin of the Nation」サンフランシスコ近代美術館(2004年)、「東松照明:Tokyo曼陀羅」東京都写真美術館(2007年)、「時を削る」長崎県美術館(2010年)、「写真家:東松照明全仕事」名古屋市美術館(2011年)、「Shomei Tomatsu: Island Life」シカゴ美術館(2013年)など、また今年2020年の6月にパリのヨーロッパ写真美術館にて森山大道氏との2人展が開催される。
《SHISEIDO THE STORE》
「SHISEIDO THE STORE」は、銀座を訪れる国内外のお客さまに対し、資生堂が培ってきた美のソリューションを 総合的に提案する唯一の施設です。化粧品販売に留まらず、エステティックやヘアメイクアップなどの美容サービスとフォトスタジオでの撮影サービス、個室で の美容レッスン、カフェ機能をもったコミュニティスペース、美容セミナー等のコンテンツを用意しています。それぞれの分野の美容 のスペシャリストが、さまざまなライフスタイル、オケージョンに寄り添った美容ソリューションを提案し、一人ひとりの最高の美しさを実現します。
▼ SHISEIDO THE STORE サイト
https://thestore.shiseido.co.jp/?rt_pr=trf72
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- スキンケア・化粧品・ヘア用品
- ダウンロード