春の海ごみゼロウィーク 今年も「ポロクル」とコラボ【ごみ拾いチャレンジ2023】を開催しました!
2023年5月28日 【場所】札幌市内中心部
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。
イベント概要
・開催概要 2021年より3年連続で、認定NPO法人ポロクルと共同し、シェアサイクル「ポロクル」会員の皆様と一斉に、電動自転車「ポロクル」に乗車しながらごみ拾いを行う活動を実施しています。本イベントはこの活動の一環として開催しました。今年は車体を青に染めた「マリンブルー号」が登場。550分の1の確率で乗車できる幻のサイクルとして、遊び心をプラスして、海洋ごみ問題認知拡大を目指します。
・日程 2023年5月28日(日)
・開催場所 札幌市内中心部(ポロクルポートエリア内)
・参加人数 69名
・協力団体 特定NPO法人 ポロクル
「春の海ごみゼロウィークキックオフイベント」中継で全国に意気込みを発信!
海洋ごみ問題の早急な対策を図るため、日本財団と環境省は共同で、「海ごみゼロ」を合言葉に一斉清掃活動を推進。5月27日(土)~6月11日(日)を強化月間として設定し、初日の5月27日(土)に大阪でキックオフイベントを開催しました。北海道エリアの取組みとして、HBCアナウンサーとポロクルスタッフが中継で登場し、翌日に行われる本イベントを紹介。さまざまな催し物で盛り上がる大通公園(さっぽろテレビ塔)を舞台に、意気込みを全国へ向けてアピールしました。
グルメイベントが影響!?美しいはずの観光スポットに異変が。
10代~50代と幅広い年代で集まった参加者は約70名。受付後それぞれの目的場所へ向かいごみ拾い活動を行いました。袋いっぱいにごみを積んで戻ってくる会員達。分別して驚いたことは、昨年には殆ど見受けられなかったアルコール飲料の空き缶が多く回収されたこと。今月札幌市中心部では、飲食出店のある様々なイベントが開催され、道内外の観光客のみならず、地元市民が増えていることが影響しているのではないかと、スタッフと参加者はコロナ明けの変化に気づき、ますますごみ拾い活動の重要性と、各々の意識を高める大切さを感じました。
参加した子ども・保護者からの声
①10歳女子 「お父さん、お母さん、妹と一緒にごみ拾いができてとても楽しかったです!」
②40代女性 「アンケートを書くとき、娘と海のごみの事について話し合いながら記入していきました。今まで、こういう事を話し合ったことが無かったので、とてもいい時間になりました」
③50代男性 「(袋に一杯の空き缶を集めて)大通公園、余りごみは無いかなと思ったけど、イベントとかやっていてみんな(アルコール)飲んでいるから、すごく落ちていたよ。きちんと捨ててほしいね!」
④30代女性 「ポロクルに乗って、苗穂(中心部から一駅離れたエリア)でごみを拾いました。意外とごみが落ちていて市内中心部以外の所でも清掃活動した方がいいなと思いました」
⑤40代男性 「家族で狸小路にごみを拾ってきました。人が多くなったせいか、タバコやペットボトルが多く落ちていました!ポイ捨てはやめてほしいですね」
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 北海道海洋文化フォーラム
URL:https://hokkaido.uminohi.jp/
活動内容:北海道の海の今を伝えることで皆さんと海をガッチャンコして、「北の海ずっと美しく」を目指したムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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