SDGs賞を新設した「ありがとうの手紙コンテスト2024」 応募した全てのこどもたちへ「ありがとう」の気持ちを込め、受賞者の小学校で"表彰式"を開催
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株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、地域社会とともにこどもたちの成長を応援するため、2009年度から「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト」を開催しています。身近な人への感謝だけでなく、自然や環境、住みやすい街へも手紙を綴るこどもたちの作品が増えたことを踏まえ、16回目となる2024年度は「SDGs賞」を新設しました。ジャーナリストの池上彰氏を審査員長とする最終審査会を開催し、文部科学大臣賞、最優秀作品賞など数々の賞を決定しました。事前に許可をいただいた受賞児童が在籍する学校には、ファミリーマート社員が訪問し、表彰式を実施することができました。主な開催レポートをご紹介します。
●文部科学大臣賞は「伝え続けてくれる人へ」(東京都)
文部科学省後援事業「ありがとうの手紙コンテスト」は、2022年度より、感謝の視点・表現において最も高い評価を得た作品に対して「文部科学大臣賞」が授与されています。2024年度の「文部科学大臣賞」は国立学園小学校の田中夢乃さんの「伝え続けてくれる人へ」。平和への強い思いと、戦争体験を語り継ぐ方々への深い共感が伝わる作品です。
<「文部科学大臣賞」はこちらから>
https://www.family.co.jp/sustainability/children/thanks_letter/2024/sakuhin.html
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受賞者の声:文部科学大臣賞受賞 田中 夢乃さん
広島で被爆者の方のお話を聞いて、平和の大切さを改めて感じました。その想いを込めて、核兵器の恐ろしさを多くの人に知ってもらいたいという気持ちで手紙を書きました。受賞できたことは本当にうれしいです。多くの人に私の考えが届くことを願っています。広島で聞くことができた言葉は私の心に深く響き、これからも平和について考え、行動していきたいです。
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●2024年度に新設した「SDGs賞」、こどもたちが考えるよりよい未来(東京都)
昨今のこどもたちの作品は身近な人への感謝だけでなく、自然や環境、住みやすい街などへと対象が広がっています。これを背景に、本年のコンテストより「SDGs賞」を新設しました。将来がより良い社会になることが予感されるような、想いが込められた作品を称し「SDGs賞」の受賞作品を決定しました。
<「SDGs賞」はこちらから>
https://www.family.co.jp/sustainability/children/thanks_letter/2024/sakuhin4.html
受賞者の声:関東1ブロック SDGs賞受賞 浦野 恵奈さん(画像右側)
みんなが当たり前に食べているお肉も、命や気持ちがあると思います。SNSで牛さんがお肉になる前の工程を見て、その命の尊さを感じ、みんなに伝えたくて、お肉さんへ「ありがとう」の手紙を書きました。お肉を食べる前の自分の思いが、手紙を通して伝わったらうれしいです。
「SDGs賞」を受賞できてうれしかったです。
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●近隣店舗も参加し、地域とつながった温かい時間を共有(埼玉県)
朝霞市立朝霞第六小学校での表彰式には、近隣のファミリーマート朝霞本町一丁目店の佐藤オーナーと吉永マネジャーが表彰式に出席し、受賞の喜びを分かち合いました。こうした地域交流の場として「ありがとう」という温かい言葉が地域全体に広がることも、本活動の特徴の一つです。
参加者の声:ファミリーマート朝霞本町一丁目店の佐藤オーナー、吉永マネジャー
日頃から「つながり」を大切にしてきた中で、地域の小学校に通う児童の受賞は、本当にうれしい出来事でした。表彰式では、土屋さんの満面の笑顔が印象的で、素直な喜びが伝わってきて、こちらまで心が温まりました。校長先生やご家族の方々との交流を通して、地域に根付いた活動をさらに強化していきたいと感じています。これからも地域のお客さまとのつながりを大切にし、温かいコミュニケーションを育む店舗を目指してまいります。
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●16年連続応募の取り組みが実を結んだ受賞(神奈川県)
平塚市立金目小学校は、全国で唯一16年連続応募という素晴らしい実績も評価され、学校団体賞を受賞しました。2023年度に15周年を迎えた本コンテストを記念し、第1回から審査員長を務めるジャーナリストの池上彰さんによる特別授業を同校で開催。その授業を通して、自らの感謝を言葉にすることの大切さを学んだ児童の一人が、同校初の最優秀作品賞を受賞しました。
<15周年記念 池上彰審査員長が小学校で特別授業を開催(2024年1月)>
https://www.family.co.jp/sustainability/children/thanks_letter/2402jugyo.html
受賞者の声:関東1ブロック高学年の部 最優秀作品賞受賞 山下周音さん(画像右側)
池上彰さんの授業で「ありがとう」の大切さを改めて感じ、いつも温かい言葉をくれるおばあちゃんに感謝の手紙を書きました。北海道に住むおばあちゃんとはなかなか会えませんが、電話越しに「周音ちゃん、いつもありがとう」と優しい声を掛けてくれます。おばあちゃんに会いたい気持ちと日ごろの感謝の気持ちを込めて手紙を書いた私は、書き終えた時には早くおばあちゃんに会いたくなりました。受賞の知らせを受けた時は本当に驚きましたが、おばあちゃんと私の絆が周りの人に認められたことが嬉しいです。
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平塚市立金目小学校 内藤 公彦校長(画像左側)
本校は「違いを尊重し、互いに認め合い、『ありがとう』を大切にする」インクルーシブな学校づくりを目指しています。このコンテストは、児童にとって感謝の気持ちを育む貴重な機会であると考えています。感謝の気持ちを伝えることの大切さを学び、温かい人間関係を築く力となることを期待しています。
<ご参考>
審査員長 池上彰氏の講評
こどもたちの感謝の対象が自然、地球、木などにまで広がっていることが印象的でした。その陰には先生方の心のこもった指導もあるように思います。手紙の中には、校長先生が毎日一緒にお弁当を食べてくれる、転任した先生が修学旅行先に会いに来てくれたなど、こどもたちに寄り添う姿がたくさん登場します。暗い話題が多い昨今、このように素晴らしい先生方が頑張っておられる限り日本の教育は大丈夫、と感じ入りました。環境へのやさしさ、そして学校のやさしさに出合う審査となりました。
小学生「ありがとうの手紙コンテスト2024」受賞者発表
https://www.family.co.jp/company/news_releases/2024/20241217_01.html
「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト」15周年記念(2024年2月)
https://www.family.co.jp/sustainability/with-sustainability/202402ws.html
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