ナイジェリア北西部:学校襲撃、子どもの拉致に~ユニセフ事務局長、強い非難【プレスリリース】
【2020年12月13日 ダカール(セネガル) 発】
ナイジェリア北部で中等学校が攻撃され多くの子どもが行方不明になっているとの報告を受け、ユニセフ(国連児童基金)事務局長のヘンリエッタ・フォアは、以下の声明を発表しました。
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先週金曜日、ナイジェリア北西部カツィナ州のカンカラにある政府科学中等学校(Government Science Secondary School)が武装した男たちに襲われました。未確認の報告によると、数百人の生徒の行方がわかっていないということです。
ユニセフは、こうした残忍な攻撃を強く非難し、直ちに、無条件で、すべての子どもを家族の元へ帰すよう求めます。
ユニセフはまた、こうした暴力行為を深く憂慮しています。学校への攻撃は、子どもたちの権利の侵害です。これは、ナイジェリア北西部において、子どもの誘拐や子どもの権利に対する重大な侵害が今も続いていることを再認識させられる出来事です。
子どもたちは、家庭でも、学校でも、遊び場でも、いつでも安心していられなければなりません。ユニセフは、行方不明になった子どもたちのご家族や、この恐ろしい出来事によって影響を受けた地域の人々と共にあります。そして、行方不明の子どもたちの安全な帰還のためにあらゆる努力をしているナイジェリア政府に、感謝の意を表します。
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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。(www.unicef.or.jp)
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