いちき串木野市 照島海岸への拾い箱設置1周年記念!ごみ拾いイベントを開催しました!
2023年6月3日(土) 【いちき串木野市照島海岸】
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・開催概要:一般社団法人 海と日本PROJECTin鹿児島では与論島で始まった、海岸散策で訪れた方が少人数でも海岸清掃活動に取り組むことができる『拾い箱』の活動を参考に、鹿児島県内海岸に「拾い箱」を設置する活動を展開しています。昨年9月に照島海岸に「拾い箱」を設置して約1年が経ちます。本年度、設置2年目を迎えるにあたり、ごみ拾いイベントを開催いたしました。
・日程:2023年6月3日(土)
・開催場所:照島海岸(〒896-0055 鹿児島県いちき串木野市照島)
・参加人数:約70人
・協力団体:いちき串木野市/照島地区まちづくり協議会/照島小学校
ごみゼロウィークにあわせ、清掃活動開始!
日本三大砂丘の一つ、吹上浜の北端に位置するいちき串木野市「照島海岸」への拾い箱設置1周年を記念すると共に、環境省と日本財団による海洋ごみ対策共同事業の全国一斉清掃キャンペーン「春のごみゼロウィーク2023」にあわせ、ごみ拾いイベントを開催しました。
清掃活動には、照島地区まちづくり協議会の中馬会長をはじめ、地域住民の方およそ70名が参加しました。ボランティアの方々により毎朝清掃活動が行われていることもあり、一見キレイに見える照島海岸ですが、よく見るとマイクロプラスチックなどの細かいごみが落ちていて、参加者一丸となって熱心にごみ拾いに取り組んでいる様子でした。
先生と一緒に!拾い箱について考える
ごみ拾いイベントには、照島小学校の協力もあり、たくさんの子どもたちが参加しました。「みんなでごみ拾いをすると楽しいね」「キレイな海がいいね」とお友達同士や先生と会話している様子も見受けられました。照島小学校の先生は「拾い箱が増えている反面、使い方をきちんと理解している子は少ない、拾い箱に込められたメッセージと共に、きちんとした使い方をごみ拾いイベントを通して子どもたちが理解してくれたら嬉しい」と話していました。
参加した子ども・保護者からの声
・「よく見ると小さなごみがたくさん落ちていてびっくりしました。キレイな海でいてほしいので、遊びに来るときは、少しでもごみを拾って拾い箱を活用したいと思います。」
・「毎年マリンスポーツや観光客で賑わう地域自慢の海を守りたいという強い気持ちで参加しました。ごみ拾いイベントに参加することで、みんなで意識を高めあっていきたいです。」
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 海と日本PROJECTin鹿児島
URL :http://kagoshima.uminohi.jp/
活動内容:子供や若者を中心に多くの人が、鹿児島県の豊かな海に対して意識を持ち、様々なアクションを行うことができる施策を実施します。鹿児島県では、東シナ海、太平洋に囲まれ、内側には桜島を擁する錦江湾があります。多くの離島があり、古くから南の玄関口として独特な海の文化や景色、食など魅力がたくさんあります。一方で、地元の海の魅力を世代を超えて若い世代に継承していくことができなかったり、環境の変化に伴う今と未来の地元の海についての魅力を改めて発見し、海とのかかわりの大切さや魅力を次の世代へと伝えていくことができるようにします。そして、事業の実施にあたり数多くの地元のメディア、市町村、団体を巻き込みム―ブメントの拡大を図ります。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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