今夏の読書はこれで決まり!リアルでユーモラス、なのにやさしくて哀しい。荻原浩の最新小説『金魚姫』いよいよ発売!
KADOKAWA
人間愛に満ちた荻原浩の新たな傑作、誕生!
■あらすじ
勤め先の仏壇仏具販売店はブラック企業。同棲していた彼女は出て行った。うつうつと暮らす潤は、日曜日、明日からの地獄の日々を思い、憂鬱なまま、近所の夏祭りに立ち寄った。目に留まった金魚の琉金を持ち帰り、入手した『金魚傳』で飼育法を学んでいると、ふいに濡れ髪から水を滴らせた妖しい美女が目の前に現れた。幽霊、それとも金魚の化身!? 漆黒の髪、黒目がちの目。えびせんをほしがり、テレビで覚えた日本語を喋るヘンな奴。素性を忘れた女をリュウと名付けると、なぜか潤は死んだ人の姿が見えるようになり、そして次々と大口契約が舞い込み始める。だがリュウの記憶の底には、遠き時代の、深く鋭い悲しみが横たわっていた――。
■推薦コメントが続々!
終わってほしくない。この夏も、この物語も。
登場人物への愛しさと残りのページ数が反比例して、読み終わるのが辛かったです。
――朝井リョウ氏(作家)
他、書店員の方々からの推薦コメントは『金魚姫』特設サイト(http://www.kadokawa.co.jp/sp/kingyo/)で公開中です。
■荻原浩著『金魚姫』書誌情報
装画:水口理恵子
装丁:鈴木久美
発売日:2015年7月31日
価格:本体1,700円+税
判型:四六判上製
ページ数:400ページ
発行:株式会社KADOKAWA
電子書籍も発売中
特設サイト:http://www.kadokawa.co.jp/sp/kingyo/
現在、特設サイトでは、冒頭40ページの試し読みを実施中です!
■著者略歴 荻原浩(おぎわら・ひろし)
1956年、埼玉県生まれ。広告会社勤務を経て、コピーライターとして独立。1997年『オロロ畑でつかまえて』で第10回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2005年『明日の記憶』で第18回山本周五郎賞を、2014年『二千七百の夏と冬』で第5回山田風太郎賞を受賞。『砂の王国』『愛しの座敷わらし』『誘拐ラプソディー』『花のさくら通り』『家族写真』『冷蔵庫を抱きしめて』など著作多数。
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