多彩な魅力を放つ300余点の現代日本画を堪能。日本美術院主催の日本画の公募展「第76回 春の院展」、日本橋三越本店で本年も開催
同人の先生方の作品と、厳しい審査を経て選ばれた入選作を一堂に展示
日本橋三越本店「第76回 春の院展」ホームページ : https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/inten_50
「葡萄」清水由朗
※この作品は、全作品集の表紙絵です。
昭和20年から開催されている恒例の「春の院展」も、本年で76回を迎えます。
現代日本画の力作が並ぶ本展は、常に新しい流れを皆さまにご覧いただいており、今回も同人(どうにん)の先生方の作品と、厳しい審査を経て選ばれた入選作300余点を一堂に展示いたします。
今年も初入選の作家コーナーを会場中央に設けるとともに、那波多目功一代表理事(同人)の第2回出品作品を特別展示し、これからの日本画壇を背負って立つ作家を応援いたします。
※初入選作品は無料でご観覧いただけます。
常に日本画壇をリードし続ける、日本美術院の巨匠から新鋭作家まで意欲溢れる最新作を、ぜひご覧ください。
【「第76回 春の院展」開催概要】
会期:2021年3月24日(水)~4月5日(月)
会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
時間:午前10時~午後6時30分【午後7時閉場】 ※最終日は午後5時30分まで【午後6時閉場】
主催:公益財団法人 日本美術院 http://www.nihonbijutsuin.or.jp/
東京会場運営:株式会社 三越伊勢丹ホールディングス
入場料:一般 800円/大学・高校生 600円 (中学生以下無料・税込)
◎「春の院展」の文字は、日本美術院初代理事長・安田靫彦氏によるものです。
日本橋三越本店「第76回 春の院展」ホームページ
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/inten_50
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場を制限させていただく場合がございます。
※ご来場の際は必ずマスクをご着用ください。会場内では会話は控えるなど、新型コロナウイルス感染症対策へのご協力をお願いいたします。
- 「春の院展」とは
春の院展は、公益財団法人日本美術院が主催運営している日本画の公募展覧会です。
日本美術院は、東京美術学校長の職を退いた岡倉天心が、大学の上に大学院があるように、美術学校においても美術院の設置が必要であるとの考えから、明治31年7月、新時代における日本美術の維持と開発を指標として、ともに東京美術学校を辞職した橋本雅邦、横山大観、菱田春草、下村観山らと創設した研究団体です。
大正2年9月、岡倉天心は逝去しますが、翌大正3年9月、天心の精神を引き継いで、横山大観を中心に、谷中上三崎南町に研究所を建設し(現在、公益財団法人日本美術院のある場所)、日本美術院を再興します。再興された日本美術院には日本画のほかに洋画部(大正9年9月に連袂脱退)と彫刻部(のち彫塑部と改称し、昭和36年2月に解散)も加わりました。そして10月に日本橋三越旧館において日本美術院再興記念展覧会を開きました。これが現在、東京都美術館で9月に開催されている日本美術院展覧会(院展)の第1回展にあたり、昭和19年、20年を除き、毎年秋に開催されてきました。
日本美術院展覧会を開催できなかった昭和20年、11月に日本美術院小品展覧会が日本橋三越本店で開かれました。こちらは第2回展から毎年春に開催されることになり、昭和34年に日本美術院春季展覧会と改称され、昭和45年からは春の院展として現在に至っています。
- 同人出品予定者(推挙順)
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