ニッポンの新時代への適応を目指す「縁起直し」。マスメディアから読み解く時代の「空気」とは?
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2024年8月30日(金)に、エッセイ集『ニッポン縁起直し』を発売いたします。
いままで日本について分析をした著述は多くとも、国全体を良くするという観点で「大風呂敷」を広げるような提言は少ない気がします。目立つのは、個別のテーマで成長戦略、少子高齢化対策、スタートアップ育成策などカミソリの切れ味を試すような技術的な論考や解説、先行きを嘆くエレジー談義、怒りの憂国論、根拠なき楽観論等々。
この先を考えるとき、曖昧な「空気」に流されがちな世の中のムードを変えるべく、目先を変える意味もこめて「縁起直し」が求められるのではないでしょうか。
「縁起直し」は、かつての時代を懐かしむような「復活・復興・復元」などではなく、新時代への「適応」を目指すべきで、その際、「世界の中の日本」ということも忘れてはならないでしょう。
いま、「縁起直し」に空気を動かすためには、「ぬるま湯」にひたっている社会に「風」を吹かせる必要がありそうです。
本書では、縁起直しのための「風」を少しでも起こせるように、細かいことや小難しいことは抜きに、アプローチ法を模索しています。
【目次】
第1章 現実を見定めよう
見えているのは何か――見過ごせない10の出来事
現実に向き合う――データの見方にも十分な注意を
何でも白日のもとに――見過ごされている現実
分かること・分からないことの仕分けを――たとえば国際的な価値観の違い
疑う自由を忘れずに――現実をしっかり見定める
第2章 知恵を絞り出そう
人工知能(AI)の活用を――AIの可能性に期待
価値観の多様化を――たとえば「少子化」を考える
広く議論を交わす場を――日本に欠けているのは
視野を広く――地域活性化を例に
国際平和へのリーダーシップを――大胆な提言を
第3章 地味で地道な努力が大事
できること・できないことの区別を――意気込みだけでは無理
謙虚な姿勢で自信過剰にならずに――人は間違うものです
余裕をなくさずに――不正の温床にも
タブーを乗り越える――事なかれ主義を打破する勇気を
新しいモノサシを――世の中をうまく回すために
第4章 バランスのとれた社会を目指そう
カネとカネ以外のバランスを――お金で買えないものも
アタマとハートのバランスを――情緒面に流されがちでは?
時の流れでバランス取りを――スピード感覚と将来展望
社会のジレンマのマネージを――経済性と安全性
【著者プロフィール】
空翁(クウオウ)
兵庫県神戸市出身、いまは千葉県でひっそりと暮らす無名の隠居老人。いままでに会社勤めや起業の経験があり。SNSなどのコミュニケーション・ツールとは無縁。現在、雑多な情報を気ままに「食おう」の精神で日々を過ごしている。
【書籍概要】
書 名:ニッポン縁起直し
著 者:空翁
仕 様:四六判、200ページ
定 価:1,430円(税込)
発売日:2024年8月30日(金)
ISBN:978-4-416-92416-7
【書籍のご購入はこちら】
誠文堂新光社 書籍紹介ページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/book/general/89674/
【書籍に関するお問い合わせ先】
株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
ホームページ:https://www.seibundo-shinkosha.net/
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