中小機構中国本部「ハンズオン支援事業大会」2月19日に開催
人手不足時代に中小企業が取り入れるべき「人的資本経営」とは
中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)中国本部は、「ハンズオン支援事業(専門家派遣制度)」を活用した事業者の成果発表会を2025年2月19日(水曜)に開催します(YouTube同時配信)。18回目となる今回は、『人的資本経営(※)』をメインテーマに実施します。
昨今、労働人口の減少が加速しており、すでに多くの企業が人手不足や採用難に直面しています。企業は競争力を維持するために、今まで以上に計画的かつ戦略的に人材確保を進めていく必要があります。また、既存人材の定着、エンゲージメントの向上も大きな課題です。
本大会では、経営層と従業員の総合力による課題解決や革新性を併せ持った組織への変革、さらに、企業の持続的な成長を支えるための鍵となる「人的資本経営」をメインテーマに据えて、中小企業経営者・地域支援機関のみなさまへのヒントとなるような基調講演と中小企業との取組成果発表を実施します。
第一部の基調講演では、国際連合事務局やデロイトトーマツコンサルティング合同会社の執行役員などを歴任された田瀬和夫氏(SDGパートナーズ有限会社 代表取締役CEO)をお招きし、「人を大切にする組織が生む付加価値と強固な人材基盤」についてお話いただきます。
第二部の事例発表では、楠原壜罐詰工業株式会社(広島県)代表取締役社長の楠原雄治氏、株式会社伊藤(山口県)代表取締役の伊藤幸平氏にご登壇いただき、ハンズオン支援事業を通じてどのように組織改革を行ったか、また、組織内でリーダーシップを発揮する人財をどのように育成したのかという点を中心に、さまざまな活動成果についてお話いただきます。
中小企業経営者はもちろん、支援機関、金融機関の皆様の今後の活動にも大変参考になる内容です。ぜひご参加ください。
※人的資本経営:人材を企業の「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことによって、中長期的な企業価値向上につなげる経営手法
■開催概要
実施日時:2025年2月19日(水曜)13時30分~(予定)
実施方法:(1)現地参加 (2)オンライン参加
定員:(1)来場80名 (2)オンライン300名
実施場所:広島コンベンションホール 大ホール3A(広島県広島市東区二葉の里3丁目5番4号 広テレビル)
発表者:
(1)基調講演
SDGパートナーズ有限会社 代表取締役CEO 田瀬和夫 氏
(2)ハンズオン成果事例発表
楠原壜罐詰工業株式会社 代表取締役社長 楠原雄治 氏
株式会社伊藤 代表取締役 伊藤幸平 氏
対象者:中小企業経営者・経営幹部、支援機関・金融機関職員等
参加費:無料
主催:独立行政法人中小企業基盤整備機構中国本部
共催:経済産業省中国経済産業局
詳細:下記サイトをご確認ください
https://service.smrj.go.jp/cas/customer/actions/f570c97c3f9247b0a790b1ce01dbd4f9
<ハンズオン支援事業>
ハンズオン支援事業は、経験豊富な専門家を継続的に派遣し、企業の経営課題解決をサポートする制度です。企業の個別事情に合わせた多様な支援テーマを提案し、全国1,500名を超える専門家の中から適した専門家を選定し、中小企業のパートナーとして伴走しながら、きめ細やかに支援します。
支援先企業にプロジェクトチームを組成し、プロジェクトメンバーで主体的に課題解決や戦略実行に取り組んでいただきます。課題の解決策そのものではなくプロセスをアドバイスすることで、派遣終了後も継続・成長できる「組織づくり」「人づくり」をお手伝いします。
<独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)>
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、直接的な伴走型支援、人材の育成、共済制度の運営、資金面での各種支援やビジネスチャンスの提供を行うとともに、関係する中小企業支援機関の支援力の向上に協力します。
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