元旦に生まれる赤ちゃん:世界で37万人、日本は2,400人【プレスリリース】
2021年はユニセフ創設75周年
【2021年1月1日 ニューヨーク 発】
2021年の元旦、日本では推定2,432人の赤ちゃんが生まれるだろうと、ユニセフ(国連児童基金)は本日述べました。日本で生まれる赤ちゃんは、世界で生まれる推定37万1,504人の赤ちゃんの約0.6%を占めます。
2021年、ユニセフは元旦にもたらされる新しい命を祝福します。世界では、元旦に生まれる赤ちゃんの半数以上が以下10カ国で生まれると推定されています。
1. インド 5万9,995人
2. 中国 3万5,615人
3. ナイジェリア 2万1,439人
4. パキスタン 1万4,161人
5. インドネシア 1万2,336人
6. エチオピア 1万2,006人
7. 米国 1万312人
8. エジプト 9,455人
9. バングラデシュ 9,236人
10. コンゴ民主共和国 8,640人
2021年には、世界で1億4,000万人の子どもが生まれます。
「子どもたちは、1年前とでさえ全く異なる世界に生まれてきます。新年は、その世界を新たに創造する機会でもあります」とユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォアは述べました。「今日生まれる子どもたちは、私たちが彼らのために作り始めた世界を受け継ぐことになります。2021年を、子どもたちのために、より公平で、より安全で、より健康的な世界の構築に着手する年にしましょう」
また、2021年はユニセフ創設75周年の年でもあります。ユニセフはパートナーとともに、紛争、病気、排除から子どもたちを守り、彼らの生存、健康、教育の権利を守ってきた75年間を記念してイベントや発表などを行う予定です。
「世界が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック、経済の減速、貧困の増大、不平等の深化に直面している今日、ユニセフの活動の必要性はかつてないほど高まっています。過去75年間、紛争、避難、自然災害、危機のなかで、ユニセフは世界の子どもたちのために活動してきました。新年を迎えるにあたり、私たちは子どもたちを守り、子どもたちの権利のために声を上げ、子どもたちがどこに暮らしていようとも、その声を確実に届けるとあらためて約束します」(フォア)
ユニセフは、パンデミックが子どもたちにとって永続的な危機になることを防ぐためのグローバルな取り組み「再創造(Reimagine)」キャンペーンを開始しました。より良いパンデミック後の世界に向けて行動を起こし(respond)、取り戻し(recover)、再創造する(reimagine)ために、参加するよう政府、市民や民間部門に向けて呼びかけています。
※ 推定出生数は、『国際連合世界人口予測 2019年改訂版』(The 2019 Revision of World Population Prospects)の年間出生数の指標を用いて算出。 https://population.un.org/wpp/
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■ 新型コロナウイルスに関するユニセフの情報はこちらからご覧いただけます。
特設サイト: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/
COVAX情報ページ: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/covax/
■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。(www.unicef.or.jp)
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