【緑内障の教科書】日本有数・眼科専門病院のトップドクターが教える「一生視力を守る方法」とは?

『いちばん親切でくわしい 緑内障の教科書』発売。

世界文化社は、書籍『いちばん親切でくわしい 緑内障の教科書』(井上賢治・著)を11月30日(木)に発売しました。誰でもかかりうる、そして放っておくと怖い目の病気「緑内障」。本書は緑内障のスペシャリストが書き下ろした、失明から目を守るための完全マニュアルです。

  • 推定患者500万人超! 目を酷使するすべての現代人が注意すべき病気「緑内障」

緑内障は、主に眼圧が上昇して視神経が傷つき、視野が徐々に狭くなる病気です。

日本における中途失明原因の第一位であり、とくに自覚症状はないのに、見えにくいと気づいたときにはかなり進行しているという、恐ろしい面を持ちます。

40歳以上の5%が罹患し、高齢者や遺伝的要因のある人だけの特別な病気ではなく、目を酷使するすべての現代人が注意すべき病気といえます。

本書では「緑内障になりやすいのはどんな人?」「緑内障になりやすい生活習慣とは?」をはじめ、病気のメカニズム、種類や症状、進行、検査、治療法、症例など、病気を正しく理解するための情報を網羅しています。


緑内障のスペシャリストであり、日本有数の眼科専門病院院長である著者・井上賢治氏は言います。

「緑内障は早期に発見し、初期段階から適切な治療を行えば、決して怖い病気ではなく、かなりの確率で失明せずに生涯を過ごすことができます」(「はじめに」より)


本書で、緑内障の正しい知識を身につけて「一生見える目」を手に入れましょう。


  • あなたは大丈夫? 目の健康のために今すぐやめたい「NG行動14」

「目のサイレントキラー」とも呼ばれる緑内障ですが、セルフケアによって予防あるいは悪化を防ぐことができます。その第一歩としてまず意識したいのが、毎日の生活習慣。特に意識することなく繰り返している生活習慣の中に、眼圧を上げてしまったり、目に負担をかける可能性があるNG行動があります。

緑内障の原因はわからないことも多いですが、多くの生活習慣病と同じく、加齢や体に負担となる生活習慣が関わっているのは確かです。年齢を重ねるのは止められませんが、生活習慣を改善することで、老化スピードを落としたり、病気を予防したりすることはできます。健康的な生活習慣は、目のためにも大切なことなのです。

■ 目の健康のために「やめる習慣」

□ 暗い場所でのスマホや読書
□ 長時間のうつむき姿勢
□ 喫煙
□ コンタクトレンズをしたまま寝る
□ 睡眠時無呼吸症候群を放置する
□ 紫外線に対して無防備でいる
□ 管楽器の演奏や風船をふくらませる
□ 目を1日に何回も洗う
□ カフェインのとりすぎ
□ 甘いお菓子やジュースのとりすぎ
□ アルコールの飲みすぎや一気飲み
□ ヨガの逆立ちポーズや呼吸を止める筋トレ
□ イライラする、興奮する
□ ストレスが溜まった状態を放置する


本書・第3章「緑内障を遠ざけ目の健康を守る【やめる習慣】」では、上に挙げたこれらの習慣をなぜ「やめる」べきなのかという具体的な理由や、完全に断つことが難しい習慣についてはどの程度なら許容されるのかについて、くわしく解説しています。


  • CONTENTS  本書もくじ

はじめに

失明するって本当? 緑内障のロードマップ

70歳以上の10人に一人が有病者 緑内障は誰でもかかりうる身近な病気

目のサイレントキラー「緑内障」から目を守る!

戦略1:早期発見が何より大切  40歳を過ぎたら検診を/戦略2:緑内障になりやすい人の特徴を知っておこう/戦略3:眼圧1㎜ Hg低下で失明リスク10%減! 適切な治療と習慣で目を守る

第1章●緑内障ってどんな病気?【緑内障AtoZ】

緑内障は10年スパンでゆっくり密かに進行する/近視の人こそ予防に努めよう/緑内障のタイプは大きく3つに分けられる/緑内障治療の一般的な流れ/治療の目標は眼圧を下げ、進行を遅らせること/眼圧は常に変動していて個人差がある/治療法は年齢によっても違う/緑内障になっても必ずしも失明するわけではない ほか


第2章●早期発見で緑内障を見逃さない【検査と診断】

健康診断で「緑内障疑い」と言われたら即眼科へ/眼科の上手なかかり方/前視野緑内障、視神経乳頭陥凹拡大と言われたら/緑内障の検査/シートを使ってセルフ視野チェック ほか


第3章●緑内障を遠ざけ目の健康を守る【やめる習慣・始める習慣】

目の健康はセルフケアで守れる[やめる習慣] 行動編/食事編/運動編/メンタル編

眼圧を下げて視神経を良好に保つ習慣を[始める習慣] 行動編 紫外線をカットする・PC作業中は1時間に1回休憩をとる・ぬるめの半身浴で血流と睡眠の質をUP!/食事編 緑黄色野菜の抗酸化成分で目を元気に・ビタミンAで角膜・網膜の新陳代謝を促進・ビタミンB群で疲れ目を改善し、視力を回復/運動編 1回30分の有酸素運動で血流促進・ストレッチで全身のこりをほぐす ほか


第4章●緑内障の治療法【薬物療法】

治療の基本は毎日の点眼薬。その中断が最大の障壁/まず自分の緑内障のタイプを知ることが大切/緑内障治療に使う主な点眼薬/効果絶大! 正しい点眼の仕方/点眼薬が合っていないと感じたら ほか

第5章●緑内障の治療法【レーザー治療・手術療法】

点眼薬の効果があまり見られない場合の選択肢/レーザー治療 開放隅角緑内障に対する方法・閉塞隅角緑内障に対する方法/手術療法 眼圧下降に高い効果が期待できる・より負担が少ない低侵襲緑内障手術・難治性の緑内障を対象とする最後の手段 ほか


第6章●緑内障の症例報告【主な8つのケース】

症例①原発開放隅角緑内障 視神経乳頭陥凹拡大から緑内障を発症/症例④原発閉塞隅角緑内障 緑内障・白内障手術を同時に行い、眼圧が安定/症例⑤急性緑内障発作 片目に突然眼痛が起こり、レーザー治療・点滴で眼圧低下/症例⑦正常眼圧緑内障 飛蚊症をきっかけに緑内障と診断。点眼継続で経過観察/症例⑧ステロイド緑内障 ステロイド点眼薬を過剰に使い眼圧上昇 ほか


第7章●加齢に伴う目の変化【知っておきたい目の病気】

白内障は目の水晶体が濁って視力が低下する病気/加齢黄斑変性はものがゆがんで見える病気/網膜裂孔・網膜剥離は視野の欠けや視力が低下する病気/緑内障と間違いやすい脳の病気


おわりに


  • 著者プロフィール 井上賢治 (いのうえ・けんじ)

井上眼科病院院長。日本眼科学会認定眼科専門医。専門は緑内障。医学博士。日本眼科医会常任理事。東京都眼科医会副会長。日本ロービジョン学会理事。日本緑内障学会評議員。医療法人社団済安堂理事長。千葉大学医学部卒業。東京大学医学部大学院修了。
142年(創立1881年)の歴史ある日本有数の眼科専門病院のトップとして、日々最善の治療の提供に力を注ぐ。また、系列のお茶の水・井上眼科クリニックでは UD(ユニバーサルデザイン)を導入し、多くの人が使いやすい施設づくりを目指すかたわら、ライフワークとしてUDの普及に精力的に取り組んでいる。


  • 刊行概要




『いちばん親切でくわしい 緑内障の教科書』

■著者:井上賢治

■発売⽇:2023年11⽉30⽇ (木)

■定価:1,760円(税込)

■仕様:四六判/224ページ

■発⾏:株式会社世界⽂化ブックス

■発行・発売:株式会社世界文化社

https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/23429.html

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4418234292/sekaibunkacom-22

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会社概要

URL
http://www.sekaibunka.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段北4-2-29
電話番号
03-3262-5111
代表者名
鈴木美奈子
上場
未上場
資本金
-
設立
1946年02月