三方領知替より200年。行田市・桑名市・白河市の三市長が、企画展「武門の遺産(レガシー)」成功を期した合同会見を実施。
忍藩、桑名藩、白河藩の三方領知替が行われてから200年。行田市、桑名市、白河市の友好都市締結25周年を記念した展覧会「武門の遺産(レガシー)-徳川家を支えた忍・桑名・白河-」が開催されている。この展覧会の成功を期した三市による合同集会が22日都内で開催され三市の市長が会見した。
「武門の遺産(レガシー)-徳川家を支えた忍・桑名・白河-」は三市の所蔵する「おたから」を一堂に会する展覧会で、現在は白河市で開催中。今後順に行田市、桑名市でも開催される予定だ。今回の開催にあたり各市の市長からのコメントは以下の通り
行田市 行田(こうだ)邦子市長
三方領知替によって桑名藩の松平忠堯(ただたか)が忍藩(現在の行田市)に来て200年。桑名からは様々な文化や人がもたらされ、明治維新まで松平家が忍藩を治めました。行田・桑名・白河三市の友好都市締結25周年でもあり、行田市も市を挙げてお祝いします。「武門の遺産(レガシー)企画展」はその一つで、歴史好きな方はもちろん多くの方に是非三市にお立ち寄り頂きたいと思います。
桑名市 伊藤徳宇市長
200年前の三方領知替でそれぞれの文化がミックスされたという事は大変興味深く、例えば桑名には白河の文化であった「打毬戯(だきゅうぎ)」という子供たちの競技が残っていますが、白河には残っていません。三方領知替は単にお殿様と家来が移動しただけなく、文化がガラッと変わる事で面白みが増した取り組みだったと思います。桑名市も歴史の遺産(レガシー)をこれからも大切にして行きますので、是非多くの方にお越し頂きたいと思います。
白河市 鈴木和夫市長
都市間交流というのは歴史のご縁によるものが大きくあります。特に白河市にとって行田市と桑名市はいずれも徳川の譜代であり強いつながりがあります。白河に来た忍藩の阿部正権(まさのり)の家来筋の方たちは今でも白河に住みながら行田市と関係を続けており、200年前と言ってもそう遠い昔の話ではないと感じます。三方領知替のご縁を大切にしてそれぞれの市がより良い都市になる契機にしてゆければ良いと思います。
<合同企画展「武門の遺産(レガシー)-徳川家を支えた忍・桑名・白河-」概要>
会期・開催場所
●白河市 8月11日(金)〜9月10日(日) 場所:小峰城歴史館
●行田市 9月16日(土)〜10月15日(日) 場所:行田市郷土博物館
●桑名市 10月28日(土)〜11月26日(日) 場所:桑名市博物館
※休館日・開館時間・入館料はそれぞれの会場にお問い合わせ下さい
尚、会期中は三市合同企画展限定御城印を販売
大河ドラマ「どうする家康」で注目が集まる徳川家康・徳川家を支えた忍藩・桑名藩・白河藩のお宝をこの機会に見に行ってはいかがだろうか。
「本物力こそ、桑名力」をキャッチフレーズとして掲げる三重県桑名市。三重県桑名市東京PR事務局を運営する
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