「100年読み継がれる名作」シリーズ最新刊『宮沢賢治童話集』第三弾、『椋鳩十童話集』２冊同時発売

株式会社世界文化ホールディングス

2023年12月25日 10時00分

これまでの100年、これからの100年へ「100年読み継がれる名作」シリーズ。世界文化社は、最新作『宮沢賢治童話集雨ニモマケズ・風の又三郎など』『椋鳩十童話集大造じいさんとガン・マヤの一生など』の2冊を12月23日(土)に同時発売しました。大判ソフトカバーで読みやすく、漢字はすべてふりがな付き。小学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえるシリーズです。

没後90年を経て、現代の子どもたちへ。『宮沢賢治童話集』第三弾（絵・日下明／監修・小埜裕二）

2023年は宮沢賢治没後90年。「100年読み継がれる名作」シリーズでは、第一弾『宮沢賢治童話集注文の多い料理店・セロひきのゴーシュなど』、第二弾『宮沢賢治童話集猫の事務所・銀河鉄道の夜など』に続く、三作目の刊行です。

今回は、初期の童話「貝の火」、代表作「風の又三郎」、自己の成長と理想を願った晩年の詩「雨ニモマケズ」など、名作６話と詩１編を収録。岩手に生まれ、農民の暮らしに寄り添い、自然とともに生きた宮沢賢治。人間の奥底を映し出した作品には、未来への切実な願いが込められています。日下明さんが描く、美しい幻想的な絵でお楽しみください。巻末には日本近代文学研究者・小埜裕二先生による＜解説＞と＜「風の又三郎」と賢治の世界＞を写真付きで掲載。

「雨ニモマケズ」

「風の又三郎」

【収録作品】
雨ニモマケズ【詩】／祭りの晩／月夜のでんしんばしら／貝の火／まなづるとダアリヤ／おきなぐさ／風の又三郎

動物文学の神髄、椋鳩十作品を童話集で。『椋鳩十童話集　大造じいさんとガン・マヤの一生など』　　(絵・くぼあやこ／監修・久保田里花）

教科書にも収録され読み継がれる名作「大造じいさんとガン」、代表作「マヤの一生」をはじめ、「片耳の大シカ」「モモちゃんとあかね」など、椋鳩十の代表作６話を収録。
生きるすばらしさ、命の尊さを伝える、椋鳩十の動物文学を現代の子どもたちへ届けます。巻末には椋鳩十研究家・久保田里花先生による＜解説＞と＜「椋鳩十」と文学の世界＞を写真付きで掲載。

「大造じいさんとガン」