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公益財団法人日本ユニセフ協会
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COVAX:ユニセフ、注射器の輸送開始~モルディブに10万本が到着【プレスリリース】

公益財団法人日本ユニセフ協会

ドバイのユニセフ物資供給倉庫にある、ユニセフの使い捨て注射器と注射針回収ボックスを確認するユニセフのスタッフ。(アラブ首長国連邦、2021年2月21日撮影) © UNICEF_UN0419486_Pableoドバイのユニセフ物資供給倉庫にある、ユニセフの使い捨て注射器と注射針回収ボックスを確認するユニセフのスタッフ。(アラブ首長国連邦、2021年2月21日撮影) © UNICEF_UN0419486_Pableo

【2021年2月23日 ニューヨーク 発】

ユニセフ(国連児童基金)は、ドバイのユニセフ物資供給倉庫から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン用の注射器10万本と注射針回収ボックス1,000個をモルディブに輸送しました。この第一弾の輸送先には、コートジボワール、サントメ・プリンシペなども含まれます。

0.5mlの注射器と注射針回収ボックスは23日、モルディブの首都マレに到着しました。ユニセフは今後数週間の間に、0.5mlと0.3mlの使い捨て注射器1,450万本以上を30カ国以上に輸送する予定です。0.5mlの注射器はインド血清研究所(SII)が製造するアストラゼネカのワクチンへの使用を、0.3mlの注射器はファイザー・ビオンテック製のワクチン用と想定しています。
 

ドバイにあるユニセフ物資供給倉庫から首都マレの空港に届いた、注射器と注射針回収ボックス。(モルディブ、2021年2月23日撮影) © UNICEF_UN0420895_ドバイにあるユニセフ物資供給倉庫から首都マレの空港に届いた、注射器と注射針回収ボックス。(モルディブ、2021年2月23日撮影) © UNICEF_UN0420895_

「パンデミックとの世界的な闘いにおいて、注射器はワクチンと同じくらい重要です」とユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォアは述べました。「ワクチンを安全に投与できるようにするには、ワクチンが到着する前に、すべての国で注射器の十分な供給がすでに行われていることが重要です。これにより、すぐに予防接種を開始することができ、この恐ろしいウイルスの流れを変えるのに役立ちます」

この最初の輸送で注射器を受け取るのは、COVAXのワクチン配分計画に含まれ、ユニセフに注射器の供給を要請した国々です。これらの輸送は、COVAXファシリティによるCOVID-19ワクチンの国ごとの展開をサポートするものであり、すべての参加国にワクチンを供給するための取り組みの一環として行われます。

0.5mlの注射器はドバイのユニセフ物資供給倉庫から、0.3mlと2mlの注射器はスペインのメーカーから直接輸送されます。また、注射器を安全に廃棄するための注射針回収ボックスも同梱される予定です。

いずれの注射器も、1回のワクチン投与後は再び使用することができない使い捨てのものです。これにより、注射器の再利用による血液を媒介とする病気への感染リスクを軽減することができます。
 

首都マレに届いた、注射器と注射針回収ボックスを受け取るユニセフのスタッフ。(モルディブ、2021年2月23日撮影) © UNICEF_UN0421135_首都マレに届いた、注射器と注射針回収ボックスを受け取るユニセフのスタッフ。(モルディブ、2021年2月23日撮影) © UNICEF_UN0421135_

ユニセフは、各国でのCOVID-19ワクチン接種の準備を整えるために、2021年末までに最大10億本の注射器と1,000万個の注射針回収ボックスを供給する予定です。これらの需要を満たすために、ユニセフはコペンハーゲンとドバイの倉庫に約5億本の注射器を備蓄し、低・中所得国82カ国でのCOVID-19ワクチンの広範な展開に備えています。

ユニセフは航空会社、物流事業者、貨物輸送業者と連携し、注射器がメーカーから直送される場合でも、ユニセフの倉庫から目的国の入港地まで輸送される場合でも、注射器が優先貨物として扱われるようにしています。最初の輸送は空輸となりますが、注射器や注射針回収ボックスは貨物として要するスペースが大きいため、大部分が船便での輸送となります。

ユニセフは、2021年末までに20億回分のCOVID-19ワクチンを各国に届けることを目指しています。パンデミック以前より、ユニセフは世界最大のワクチン供給者として、年間20億回分以上のワクチンを調達してきました。さらに、定期予防接種プログラムのために、年間約6億~8億本の注射器を調達し、供給してきました。

COVAXは、ユニセフ、GAVIアライアンス、CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)、世界保健機関(WHO)が共同で主導する世界的な協力体制です。その中でユニセフは、COVID-19ワクチンの調達と輸送を主導するとともに、各国がワクチンを受け取る準備をしています。

* * *

■ COVAXのワクチン配分計画の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.unicef.or.jp/news/2021/0018.html

■ コペンハーゲンとドバイの倉庫に約5億本の注射器を備蓄の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.unicef.or.jp/news/2020/0222.html

■ 新型コロナウイルスに関するユニセフの情報はこちらからご覧いただけます。
特設サイト: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/
COVAX情報ページ: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/covax/

■ COVAXについて
COVAXは、COVID-19の診断検査法、治療法、ワクチンの開発などを加速させるための国際的な取り組みであるACT-A(Access to COVID-19 Tools - Accelerator)の柱の一つであるワクチン供給のイニシアティブです。感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)、GAVIアライアンス、WHO(世界保健機関)が共同で主導し、先進国および開発途上国のワクチン製造業者、ユニセフ(国連児童基金)、世界銀行、市民社会組織などと連携して活動しています。COVAXは、COVID-19ワクチンを世界各国に公平かつ迅速に分配していくことを目指し、政府や製造業者とともに取り組む唯一のグローバル・イニシアティブです。

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。(www.unicef.or.jp)
 

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電話番号
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代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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設立
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