メキシコ:米国への再入国支援を開始~子どもや家族への人道的対応を支援【プレスリリース】

マタモロスの非公式キャンプにある仮のテントの様子。(2020年1月29日撮影) © UNICEF_UNI285121_Amadorマタモロスの非公式キャンプにある仮のテントの様子。(2020年1月29日撮影) © UNICEF_UNI285121_Amador

【2021年2月24日 マタモロス(メキシコ)発】

米国が、保護を求める人々にメキシコでの待機を強いていた政策、いわゆる「移民保護プロトコル(MPP)」を終了させる予定であることを受け、ユニセフ(国連児童基金)をはじめ国連機関は本日、メキシコのマタモロスにある非公式キャンプで暮らしている人々の米国への入国準備を開始します。

マタモロスの非公式キャンプで生活してきた推定750人に対して、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は登録手続きを開始し、IOM(国際移住機関)は公衆衛生確保のため新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査を行っています。ユニセフは、最も弱い立場にある子どもたちを保護し、子どもと家族が人道的に扱われるよう支援しています。

国連機関による今回の取り組みは、米国とメキシコ政府の要請を受けて行われたもので、MPPプログラムにより米国での移民手続き中にメキシコに送還され待機することになった、約2万5,000人の再入国を支援するためのものです。
 

マタモロスの非公式キャンプの近くにある川岸に立つ人たち。(2020年1月29日撮影) © UNICEF_UNI285134_Vergara Toacheマタモロスの非公式キャンプの近くにある川岸に立つ人たち。(2020年1月29日撮影) © UNICEF_UNI285134_Vergara Toache

両政府は、人道的状況が厳しいマタモロスキャンプを優先していますが、マタモロスキャンプ以外の場所に居住している申請者も順次手続きが進められる予定です。

MPPプログラムが終了となることを受け、2月19日、ティファナとサンディエゴの間にあるサン・イシドロの入国ポイントから、最初の申請者グループが米国に入りました。

ユニセフ、UNHCR、IOMは、MPPプログラムの終了を支持し、中には2019年から米国とメキシコの国境で待機している人々を含む、数千人の深刻な人道的状況への対処を支援します。

また3機関は、米国政府の新たな政策に則り、MPPプログラムの下で保護を待つすべての人が入国して、移民手続きを継続し、保護申請を行うことができるようにするようあらためて求めます。すでに登録を完了している人の米国への入国日と入国場所は、米国政府が決定します。

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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。 https://www.unicef.or.jp/
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
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