DA PUMP・KENZOがエッセイ発売イベントに登場! 「メンバーからの呼び名が完全に『KENZO先生』になりました(笑)」

「KENZOエッセイ GIFT」好評発売中!

株式会社東京ニュース通信社

「KENZOエッセイ GIFT」の発売を記念したイベントが、4月9日(土)に開催。イベントの前に行われた会見に、KENZOが登場した。

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

前人未到8年連続で世界大会優勝を果たし、世界が憧れるダンサーであるKENZO。DA PUMPではヒット曲『U.S.A.』を始めとする振り付けを手がけるほか、150曲以上もの日本を代表するアーティストに振り付けを提供。世界中で審査員、パフォーマー、コレオグラファー、指導者として才能を発揮している。そんな彼が原点と半生を綴った本書では、誰もが認める世界的ダンサー“KENZO”がいかにして生まれたか、その軌跡を赤裸々に明かしている。

また、アーティスト・KENZOの魅力を十二分に引き出したフォトセッションや、素顔を見せる地元福岡での撮りおろしグラビアに加え、幼少期や世界大会優勝時、著名アーティストとのカットなど貴重な写真も多数収録している。

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

イベントの前に行われた会見に登場したKENZOは、本書を出すこととなったきっかけについて、「オファーしていただいたのが直接のきっかけだったのですが、最近は自分がダンスだったりいろんなことで夢を叶えさせてもらい、その道を歩いていく中で、気付きだったりとか、自分自身を見つめ直すこともそうですけど、多くの方からたくさんの愛をいただいているなと感じているというのがあって。その愛の形を書籍という形で、またみなさんに自分の成長や半生を知っていただいて、夢を与えるきっかけになればなと思い、書籍を書きたいなと思いました」と語った。また、エッセイ執筆のオファーを受けた感想を訊かれると「書籍に自分の人生を残せるというのは、本当に嬉しく思います」と笑顔で答えた。

執筆する中で「噓偽りなく、自分に向き合うこと」を大切にしたというKENZOに苦労した点を尋ねると「文字一つ一つというものがアートだと思うので、その書き方ひとつで見てくれる皆さんに対して、どういう形で伝わるのかなというのを想像しながら執筆しました」と、読者のことを考えて取り組んだ様子がうかがえた。また、執筆期間については、「結構時間かかっています。書いて、提出して、修正して、また出して、というのを繰り返しました。僕自身もこの書籍自体を何度見たか分からないくらい、ライブのリハーサルの合間にもずっとやっていたので、寝ている時間以外は書籍とDA PUMPにしかつぎ込んでいないかもしれないです」と、本書への熱い思いが感じられた。

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

ダンスを志す子供たちに本書の見てほしいポイントについて「ダンスってただ踊るだけ、体を動かすだけ、身体表現をすればそれが身になって返ってくるか、ということじゃないというか。ダンスを表現する前に、人としてあるべきだし。自分の体が身体言語なので、自分が経験してきたものすべてが踊りに表れると思うので、例えばこの書籍を見て、何か気づきだとか発見っていうものが表れて、自分のダンスに対してまた感覚が変わってきたりとか。映画を観るのでもいいと思うんですよ。誰かと話すでもいいですし、ダンスレッスンを受けるだけじゃない、違う環境も、すべてライフスタイルからダンスというものが構築されているということを、知っていただきたいなと思いました」と答えた。

また、パリ五輪からブレイクダンスが採用されるが、「世界を目指す方には必ず見てほしいです。ダンスの審査の基準がわかるんじゃないですかね?世界大会のダンスの審査の基準と、ダンスってどういう感覚で評価しているのかなとか。親の世代から言ったら、ジュニア教育の問題だと思うんですよ。ただダンスをやらせる、一流のものを学ばせる以外にもできることのヒントがここに隠されているんじゃないかなと思います」と答えた。読めば金メダルを獲ることができるかという質問に対しては「まあ、金メダルには近くはなると思います。ちょっと企業秘密的なところもありますけど(笑)」と、笑いを誘った。

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

タイトルである「GIFT」への思いについて、「『GIFT』という言葉自体は、何かを渡したりとかそのような意味だと思うのですが、僕自身が様々な『GIFT』を頂いているというか、愛を頂く中で自分自身が成長することができています。DA PUMPとしては『U.S.A.』という楽曲で多くの方々が愛してくれたからこそ、書籍を出すことができたり、ステージにも立てるというのがあります。そのような『GIFT』を頂いてきているので、この書籍を通して自分の半生だったり、夢を追いかけた少年がまだ夢を追いかけている姿を見ていただいて、何かを感じ取ってもらえる、自分からの『GIFT』になればなと思います」とタイトルに込めた思いを語った。

地元・福岡での撮影された際の思い出深いエピソードについては、「自分の実家の前の田んぼの中での撮影ですかね。田んぼの中で撮影できたというのが凄く嬉しかったのと、オフショットを撮ってくれた方の中に僕の幼馴染がいるんですよ。東京に出て、映像の仕事をやっていて、田んぼで肩を組みながら『一緒にやってきてよかったよね、夢を追いかけてきて良かったよね』という風に言い合ったのが、僕の中では歴史の一ページになったのかなと思いましたね」と感慨深げに語った。

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

さらに本書には、KENZOの熱望で実現したEXILE HIROとの特別対談も掲載されている。「『昔から見てたよ』と言っていただけたのがすごく嬉しかったです。僕も好きで使う言葉なのですが、HIROさんも『社会貢献』という言葉を常におっしゃっていて、ダンスで世の中の人を幸せにできる何かを作りたいという『社会貢献』の感覚が、自分と通ずるものがありました。HIROさんも『俺と似た感覚の子だなとずっと思ってた』とおっしゃって下さって、話していることも共感することが多く、アドバイスも下さりました。HIROさんの言葉のすべてが、自分にとっては宝物でしたね」と振り返った。

また、DA PUMPのメンバーからの反響を聞かれると、「めちゃめちゃありました。まずは『おめでとう』という一言が先にきまして、メンバーのSNSの投稿では『KENZO先生』と書かれていました。『KENZO先生が本を出しました』みたいな…。次の日のリハーサルでは、すごく気を遣われるという…。巨匠、もしくは先生の扱いを受けました。巨匠じゃないですけどね…。ISSAさんは『書籍になるってすごいことだよ』と言ってくださいました。メンバーはみなさん先輩なので、自分より先を長く生きてきた先輩たちに『おめでとう』や『先生』って言っていただけることが、嬉しいの一言です。ISSAさんの一言に憧れてグループに入っているので、今こうやって書籍を渡して『お前すごいな』って言ってもらえるのは、約14年の月日の中で嬉しい出来事になりました。これからはDA PUMPの書籍担当でいきたいと思います!」と笑いを誘った。

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

このエッセイに点数をつけるならと訊かれると、「点数ですか! それは、推薦文を書いていただいた武井壮さんに付けてただけるとありがたいです」とはにかんだ。「武井さんとは昨日も一緒に焼き鳥を食べたくらい仲が良いです。自分があまり知られていない時期から、スポーツ番組での共演がきっかけで10年ほど仲良くさせてもらっています。頼れる兄貴です」と仲の良さがうかがえるエピソードを披露した。

書籍の第二弾について尋ねられると、「オファーをいただけるのであれば、やらせていただきたいなと思います。今あることはどれも自分にとって幸せな仕事なので、全力でやりたいです」と笑顔で答えた。

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

パフォーマーでありながら、同時にコレオグラファーとして振り付けの提供も行っている。「自分の夢を追い続けてきて『アート』という形で残していきたいので、作詞家や映画監督がいるのと同じような感覚で、自分はダンスにまつわることや芸事に長けることで、『アート』を残していきたいなと思います。ただ、自分がハマっているものがあると引き受けられない仕事もあったりもします。断る仕事には、理由がありますし、信念をもってこんな仕事をやってみたい、だったり『今はこれに専念すべきだ』というのを自分自身が分かっているので、オファーを頂ければありがたく頂戴したいと思っています」と意欲を見せた。

また、4月16日(土)千葉・松戸 森のホール21 大ホールを皮切りに2年ぶりの有観客ツアー「LIVE DA PUMP 2022 TOUR DA POP COLORS」を控える。「2年ぶりの有観客ライブということで、コロナ禍でもたくさんの人に支えていただいたり、会えない環境下でSNSを通じてファンの方たちと交流があった中で、やっとみなさんに生で自分たちのパフォーマンスでお返しすることができるなと。ツアータイトルが『DA POP COLORS』なんですけど、『GIFT』にしたいなっていうぐらいに、自分の中では思っています」とファンへの思いを語った。

「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

今後の芸能活動でしたいことを尋ねられると、「HIROさんと対談させてもらった際に『絶対プロデュース業をやった方が良いと思うよ』という風に言って下さって、自分の中でもそういう気持ちが芽生えてきました。自分が夢を追い続けてきたものを、下の世代にも伝えていきたいです」と、力強く締めくくった。

【著者プロフィール】
KENZO

1985年福岡県生まれ。世界的ダンスアーティストとして約30カ国400以上の主要都市においてパフォーマンスを行う。2008年、DA PUMPに加入。2010年から2017年にかけ、前人未到8年連続世界大会優勝を果たす。振付師として、DA PUMP『U.S.A.』を始め数々の有名アーティストの150曲以上の振付、ライブ総合演出を担当。独自の「パーフェクトダンスメソッド」理論を持って、数々のアーティストやダンサーを育成、世界チャンピオンを輩出。ダンスエンターテインメントを軸においた、株式会社Brush UPを設立し、代表取締役に就任。北九州市特命大使、海老名市親善交流大使、宮若市ふるさとPR大使としても活躍中。

■公式インスタグラム
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「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)「KENZOエッセイ GIFT」KENZO/著(東京ニュース通信社刊)

【商品情報】
「KENZOエッセイ GIFT」
<好評発売中>
●著者:KENZO
●発売日:2022年4月5日(火)
●定価:1,760円
●発行:東京ニュース通信社
全国の書店、ネット書店にてご購入いただけます。詳細はTOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>をご確認ください。

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業種
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本社所在地
東京都中央区晴海1-8-12 晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーZ 24階
電話番号
-
代表者名
奥山卓
上場
未上場
資本金
4680万円
設立
1947年03月