2025年度「教員の民間企業研修」を実施
JCOM株式会社(J:COM、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩木 陽一)は、2025年8月21日および22日の2日間、一般財団法人 経済広報センターが主催する「教員の民間企業研修」に参画し、神奈川県と東京都町田市から47名の教員を受け入れました。本研修は、教員が民間企業の考え方や取り組みを学び、教育現場で役立てることを目的に、1983年から実施されています。


J:COMはこれまで、地域密着型メディアとしてきめ細かな情報発信をはじめ、安心安全な街づくりや次世代のチャレンジ支援などに取り組んでまいりました。本研修への参画は今年度で2回目となり、教員の皆さまに当社の取り組みを直接体験いただき、理解していただくことで、教育現場に新しい視点をもたらし未来の人財育成に繋がることを期待しております。
研修1日目は、企業におけるリーダーシップ・マネジメントの考え方、生成AIを活用した業務効率化、障がい者雇用を通じたダイバーシティ人財活用などの具体的な取り組みをご紹介。また、演劇ワークショップを通じてコミュニケーションについて学ぶカリキュラムでは、教員の皆さんがグループごとにひとつの演劇を完成させて披露する場を設けました。
さらに、2日目には教育現場に即したICTメディアリテラシー講座や番組作りの裏側が分かる施設見学を行い、地域の安心・安全や地域社会の共創について学んでいただきました。
2日間の研修を振り返り、参加者からは「リーダーシップ・マネジメントは、クラス運営・学年運営に生かしていける内容だった」「ジェイコムハートのダイバーシティ人財受け入れ体制について進路指導に役立てたい」「番組制作体験は非日常の体験学習で、チームワークが鍛えられ、他校の先生方との同僚性も高まった」などの感想をいただきました。
■研修概要
日付:2025年8月21日(木)および22日(金)の2日間
時間:9時から16時30分
場所:本社および、コミュニティチャンネル制作スタジオ(横浜)
■J:COMの研修プログラム

初日 |
2日目 |
---|---|
・J:COMのサステナビリティ経営 ・生成AI活用事例紹介と利用体験 ・ジェイコムハート ダイバーシティ人財 |
・ICTメディアリテラシー講座 ・J:COMと地域の関わり ・番組作りの裏側 ・スタジオ施設見学・体験 |
J:COMは、ブランドメッセージ「あたらしいを、あたりまえに」を掲げ、重要課題(マテリアリティ)に紐づく「次世代のチャレンジ支援」の一環として、「教育支援」をテーマに、これからも地域に貢献する活動を積極的に展開してまいります。
*当社のこれまでの「次世代のチャレンジ支援」についてはこちら
■レポート
1日目 午前



・J:COMのサステナビリティ経営
当社がサステナビリティ経営に取り組む理由とその具体的な事例「防犯カメラ」「震災アーカイブ」「DE&I(フェムテックなど)」をご紹介しました。
・リーダーシップ・マネジメントの考え方、人財育成
VUCA時代に必要な自律的な人財や「リーダーとマネージャーの違い」をグループワークを通じて考えていただいたほか、バックキャスト思考、多様性を受容することの重要性を学んでいただきました。
・生成AI活用事例紹介と利用体験
自社開発の生成AI「JGAIS(ジェイガイズ)」を使用して生成AIの基礎理解とリスク対応策を紹介。参加者が実際にプロンプトを作成し、文章の校正やイラスト生成を体験していただきました。
1日目 午後



・演じて気づく!コミュニケーションワークショップ
実践的な演劇体験を通し、伝える・受け取る力や、非言語コミュニケーションの重要性について学んでいただきました。
・ジェイコムハート ダイバーシティ人財
当社の特定子会社であるジェイコムハートについて紹介。障がいを持ちながら管理職として活躍する社員の講演を実施しました。通級学級などに通う子どもたちに将来の可能性を示し、多様な人財が活躍でき、働きがいを感じられる職場があることをお伝えしました。
2日目午前



・ICTメディアリテラシー講座
インターネットを介した生徒間コミュニケーショントラブルを想定して、原因や解決策をディスカッションしたほか、写真・動画撮影時の留意点や個人情報漏洩リスクなども議論し、具体的アドバイスをご紹介しました。
・J:COMと地域の関わり
地域スポーツチーム/スポーツイベントの応援事例、警察・自治会との「安心安全に関する協定」取組を紹介したほか、GREEN×EXPO2027に向けた新番組『サステナ探検隊 かながわGREENs』の教育教材利用についてご提案しました。
2日目午後



・番組作りの裏側
地域メディアとして高校野球・花火・お祭りなどの中継特番の強化、防災・生活情報に特化したチームの発足と取り組みをご紹介しました。
・スタジオ施設見学・体験
ニュース番組制作の工程や役割を説明し、中継レポーター&カメラ、アナウンサー、スイッチャーの体験、最後はミニ番組を制作しました。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像