COVAX:イエメンにワクチン36万回分到着【プレスリリース】
注射器も同時に到着
【2021年3月31日 アデン(イエメン)発】
3月31日、イエメンに、COVAXファシリティを通じて配送された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン36万回分が届きました。これは、インド血清研究所(SII)がライセンスを受けて製造したアストラゼネカ社のワクチンで、これにより医療従事者やその他の優先すべき人々がウイルスから守られることになります。
ユニセフ・イエメン事務所代表のフィリップ・ドゥアメルとWHO(世界保健機関)・イエメン事務所代表のアダム・イスマイルは、同国保健・人口大臣、副大臣とともに、アデンでワクチンを受け取りました。36万回分のワクチンは、ワクチン接種を安全かつ効果的に展開するために不可欠な注射針回収ボックス1万3,000個、注射器130万本とともに到着しました。今回の第一弾は、2021年中にイエメンが受け取る190万回分のワクチンの一部です。
「COVID-19ワクチンの到着は、イエメンにとって非常に重要な瞬間です」とドゥアメルは述べました。「COVID-19が世界中で犠牲者を出し続けている中、イエメンは、医療保健従事者を含む、最もリスクの高い人々を守る力を手にし、彼らがまた、子どもたちや人々の命を守る活動を安全に続けられるようになります。ワクチンは有効であり、ワクチンは命を守ります。人々へのワクチン接種を進めましょう」
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■ 新型コロナウイルスに関するユニセフの情報はこちらからご覧いただけます。
特設サイト: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/
COVAX情報ページ: https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/covax/
■ COVAXについて
COVAXは、COVID-19の診断検査法、治療法、ワクチンの開発などを加速させるための国際的な取り組みであるACT-A(Access to COVID-19 Tools - Accelerator)の柱の一つであるワクチン供給のイニシアティブです。感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)、GAVIアライアンス、WHO(世界保健機関)が共同で主導し、先進国および開発途上国のワクチン製造業者、ユニセフ(国連児童基金)、世界銀行、市民社会組織などと連携して活動しています。COVAXは、COVID-19ワクチンを世界各国に公平かつ迅速に分配していくことを目指し、政府や製造業者とともに取り組む唯一のグローバル・イニシアティブです。
■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
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