視聴者参加型の専用アバターアプリ導入! 未来型エンタメニュースショーの可能性を追求する「ザ・プライムショー」番組プロデューサーとアプリ開発者に聞く
現在、WOWOWプライムにて無料生放送中のエンターテインメントニュースショー「ザ・プライムショー」(毎週月~金19:00)は、この4月に「TVとWEBをハイブリッドに楽しむ未来型ニューショー」をキーワードにリニューアル。先日、放送400回を迎えた。
番組では国内外問わず、映画・音楽・舞台・スポーツ・ドラマ・ドキュメンタリーなどの最新エンターテイメントニュースを提供している。さらに、独自に開発した番組オリジナルのアプリを使うことにより、視聴者がアバターを介してリアルタイムで番組に参加出来るなど、これまでのテレビ番組にはないハイブリッドで斬新な試みに注目が集まっている。このたび、番組プロデューサーの内野敦史氏と、アプリ開発を手がけた株式会社ビッグタウンズの佐藤薫生氏による、視聴者アバターアプリの説明会ならびにデモンストレーションがWOWOW渋谷ステーションにて行われた。
今回のリニューアルの目玉のひとつでもあるアバターシステムについて、内野プロデューサーは「従来のテレビ番組とは違い『ザ・プライムショー』では、ゲーム感覚で、生放送中にアバターを使って視聴者のみなさんがリアクションをしたり、意見を発信することが出来ます。アバターをコミュニケーションツールのひとつとして積極的に活用していただくことで、“情報を遊ぶ”という新しい形のテレビ番組を視聴者のみなさんと一緒に作っていきたい」とコメント。視聴者の意見を元に番組が進行していく企画もあり、双方向のやり取りが魅力的だ。アバターのイラストは、フリーマガジン「R25」などでおなじみの浦野周平が担当し、ユーモラスで小粋なデザインになっている。
また、開発を担当した佐藤氏からはアプリ内の「音声キャッチ」と呼ばれる新機能の説明も行われた。これは、番組内で流した「音」をスマホやタブレットのマイクでキャッチすると、番組からのスペシャルプレゼントや出演者の貴重なオフショットがもらえるという仕組みで、テレビにスマホをかざして音を聞かせるというアナログなアクションが逆に新鮮である。
いまや地上波番組にあふれる「Twitter募集」のような文字だけのやり取りではなく、アバターは、LINEのスタンプやメールの顔文字などの、視覚で伝える現在のコミュニケーション手法にマッチするものとして捉えている。今後、パーツやアクションを更に増やしていき、季節感あふれるファッションの導入、他ジャンルの企業との積極的なコラボレーションなども視野に入れていきたいとも語っており、可能性の広がりを感じさせた。新しいテレビの楽しみ方と共に、今後の展開にぜひとも注目していきたい。
[「ザ・プライムショー」概要]
WOWOWプライムにて毎週月~金曜夜7:00生放送中(無料放送)。番組アプリは番組オフィシャルサイトより無料ダウンロード可能(Android版,ios版対応)
「ザ・プライムショー」番組オフィシャルサイト http://www.wowow.co.jp/muryo/tps/
<キャスト>
出演/番組ホスト:ジョン・カビラ
デイリーキャスター:内田恭子(月曜)、渡辺直美(火曜)、土屋アンナ(水曜)、黒谷友香(木曜)、冨永 愛(金曜)
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