プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

株式会社グローバルインフォメーション
会社概要

産業用オートメーションにおける仮想化、エンドユーザーの74%が既存ハードPLCベンダーを将来のソフトPLC/仮想化制御セットアップとして検討見込み

GII

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「産業用オートメーションにおける仮想化:Adoption Report(2021年)」(IoT Analytics GmbH)の販売を11月18日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/iot1031444-virtualization-industrial-automation-adoption.html

ソフトPLCの定義

ソフトPLCまたはソフトウェアPLCとは、制御ロジックソフトウェアの一部または全部がPLCハードウェアから切り離されており、ソフトウェアが制御ロジックワークロードの実行を異なるハードウェア上で行うことを可能にする制御システムのことです。また仮想化PLCとは、仮想化されたハイパーバイザーの上のコンピューティング環境に配置されたソフトPLCのことです。

 




将来的にオペレーターが生産ラインやビルなどの空間を自動化する方法を変える可能性があり、仮想化されたワークロード、つまり、ソフトウェアベースのPLCの持つ可能性は現実的といえます。産業オートメーションベンダーは、自社の中核となる制御システムビジネスを守るために、ソフトPLCなどの新しい技術に注目しておく必要があります。産業界におけるソフトウェアベースのPLCの台頭は、写真におけるデジタルカメラの台頭のように、既存企業にとっての代替となる新しい技術の台頭といえます。仮想PLCとソフトPLCの将来性が、潜在的なエンドユーザーにすでに明確であることが示唆されました。しかし、興味深いことに、産業界のエンドユーザーは、ソフトPLCの購入を、新規参入者ではなく、既存のハードPLCベンダーから購入することを希望しているという事実が報告されています。ソフトPLCベンダーは革新的な存在でありながら、同市場の産業構造を極端に覆す可能性は低くなったと考えられます。

企業は産業用オートメーションのセットアップをデジタル化している

企業の約75%がデジタル化戦略を持っていることから、既存の産業用オートメーションシステムの近代化は、ほとんどのメーカーが注目していることがわかります。オートメーション予算の3分の1がデジタル化活動に充てられているという報告もあります。これには、異種資産の接続、データの可視化と分析、ニーズに対応した制御システムのアップグレード、機器やソフトウェアの近代化などのテーマが含まれています。

慣れ親しんだベンダーへのこだわ

産業界のエンドユーザーの74%が、既存のハードPLCのベンダーを将来のソフトPLC/仮想化制御のセットアップとして検討する可能性が高いと予測されます。これは、Siemens、Rockwell Automation、ABBといった現在のハードPLCのマーケットリーダーが最も多くのベンダーとして挙げられることを意味しています。
また、Honeywell(89%)、横河電機(85%)、Siemens(85%)などの既存のベンダーが、今後ソフトPLCの開発を検討する可能性が高いと報告されています。

既存のベンダーが好まれる理由

仮想化されたコントローラやソフトウェアベースのコントローラを購入する際の明確な第一の判断基準は、極めて高いアップタイムと低い平均故障間隔が保証されていることです。これは、コントローラのダウンタイムが工場全体の生産停止につながる可能性があり、数分で数百万ドルの損失コストが発生する可能性があるため、非常に重要なことです。また、サイバーセキュリティ対策や、社内のチームがシステムを保守できるかどうかも重要な判断基準となります。既存のベンダーは、ほとんどの場合、既存のオートメーションシステムでこれらの基準を満たしていることをすでに証明されており、そのソリューションは、市場の新規参入プレーヤーと比較して、より高い信頼性を持つと認識されているからです。

今後の展望

最新の調査によると、メーカーは産業用オートメーションシステムのデジタル化と仮想化を積極的に進めており、制御ロジックだけでなく、ストレージ、ビジュアライゼーション、SCADAなど、その他のワークロードも急速に仮想化されています。また、産業用オートメーションベンダーは、仮想化されたPLCやソフトPLCを導入する際に、マージンの希薄化を恐れる必要はないと考えています。実際、一部のメーカーでは、ソフトPLCはハードPLCと比較して、システムメンテナンスのコスト削減や信頼性の向上が期待できるため、より多くの費用を支払うことも厭わないとしています。その一方で、近い将来より多くの支持を得ることになるであろうマーケットイノベーター(Beckhoff社、Codesys社、Logi.cals社など)の存在も忘れてはなりません。



【 無料サンプル 】
当レポートの無料サンプルは、こちらからお申し込みいただけます。
https://www.gii.co.jp/report/iot1031444-virtualization-industrial-automation-adoption.html

【本件に関するお問合せ先】
販売代理店 株式会社グローバルインフォメーション
TEL:044-952-0102(9:00-18:00 土日・祝日を除く)
E-mail:dbm@gii.co.jp
URL:https://www.gii.co.jp

【株式会社グローバルインフォメーション 会社概要】
1995年の創立以来、海外市場調査レポートの販売を通じて企業のグローバル展開を支援しています。世界6カ国に拠点を持ち、海外の提携調査会社250社以上が発行する調査資料約10万点をワンストップでご提供。市場情報販売のグローバル・リーディングカンパニーを目指し、企業ならびに社会の発展に寄与すべく、お客様にとって真に価値ある情報をお届けしています。

創立:1995年
所在地:215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
事業内容:市場調査レポート/年間契約型情報サービスの販売、委託調査の受託、国際会議/展示会の代理販売
市場調査レポート/年間契約型情報サービス:https://www.gii.co.jp
委託調査:https://www.gii.co.jp/custom_research/
国際会議/展示会:https://www.giievent.jp/partnering.shtml

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
調査レポート
関連リンク
https://www.gii.co.jp/report/iot1031444-virtualization-industrial-automation-adoption.html
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社グローバルインフォメーション

34フォロワー

RSS
URL
https://corporate.gii.co.jp/corporate/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
電話番号
044-952-0102
代表者名
樋口 荘祐
上場
東証スタンダード
資本金
1億6250万円
設立
1995年01月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード