「大ゴッホ展」 開催決定! 《夜のカフェテラス》など来日 東京で2026年から

産経新聞社

 画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~90)の名品を集めた巡回展「大ゴッホ展」(産経新聞社など主催)が東京都台東区の上野の森美術館を東京会場として開催されることが決定しました。世界屈指のファン・ゴッホコレクションを誇るオランダのクレラー=ミュラー美術館所蔵の名品を2期に分けて公開します。

 【公式ホームページ】https://grand-van-gogh.com/

 本展は神戸を皮切りに福島、東京を2期に分けて巡回。神戸では阪神・淡路大震災から30年、福島では東日本大震災から15年の節目の年に取り組む事業として企画されました。

 

 第1期の目玉は、約20年ぶりに日本で公開となる《夜のカフェテラス》。他にも《自画像》をはじめとする初期のオランダ時代から数多の傑作を生みだしたアルル時代までのファン・ゴッホ作品約60点や、同館が所蔵するクロード・モネ、オーギュスト・ルノワールら同時代の印象派巨匠の名作を展示します。

 アルル時代から晩年までを紹介する第2期の注目作品はオランダの至宝と称される《アルルの跳ね橋》で、2027年に東京に巡回します。

 

《夜のカフェテラス》

 南フランスの都市アルルにある広場のカフェテラスを描いた名品。夕闇とカフェの明かりの鮮やかなコントラストに、平坦(へいたん)な色塗りと勢いのある筆遣いが見事です。

 

《アルルの跳ね橋》

  《夜のカフェテラス》とならんでファン・ゴッホ最高傑作のひとつ。オランダの国宝とされ国外に貸し出されることは極めてまれで、日本での公開は約70年ぶりです。空と水の青が印象的で、ファン・ゴッホの熟練した技術を示しています。

■クレラー=ミュラー美術館

 オランダ・ヘルダーラント州のデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園内にある美術館。約90点の油彩画と約180点の素描などからなる世界屈指のファン・ゴッホ作品を収蔵・展示しています。

 

■「大ゴッホ展」東京会場 開催概要

会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)

会期:第1期/2026年5月29日(金)~8月12日(水)

   第2期/2027年10月~2028年1月頃(期間確定後に公表)

主催:産経新聞社、TBS、TBSグロウディア、博報堂DYメディアパートナーズ、上野の森美術館

 

■巡回情報

第1期

神戸会場:神戸市立博物館 2025年9月20日(土)~2026年2月1日(日)

福島会場:福島県立美術館 2026年2月21日(土)~5月10日(日)

 

第2期

神戸会場:神戸市立博物館 2027年2月~5月頃(開催確定後に公表)

福島会場:福島県立美術館 2027年6月19日(土)~9月26日(日)

 

■広報用画像

 本展の作品画像をはじめとした広報用画像を支給しています。貴媒体で紹介を希望される場合は、「大ゴッホ展」東京広報事務局(株式会社OHANA内)までお問合せください。

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代表者名
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上場
未上場
資本金
31億7219万円
設立
1955年02月