「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」あきたの海ごみゼロへ‼「ごみ地層」の謎を解き!広げようあきたの海を守る活動の環(わ) 砂浜地層の発掘調査を実施しました。
2023年7月2日(日) <開催場所:秋田市 出戸浜海水浴場周辺>
秋田県の海岸に季節的に出現すると言われる全国的にも珍しい、砂浜の斜面にごみが埋まっている層「ごみ地層」に関しての調査を秋田の海岸沿いにある秋田県立大学・エコの環サークルの協力を得て行いました。調査では、ごみが多く「ごみ地層」があると見られる場所を絞り込み、掘削してごみの量や種類などを調べ、調査の合間には海岸の清掃活動も行いました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
公式サイト: https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
公式SNS: https://twitter.com/akita_umi
イベント概要
・開催概要 「ごみ地層」の謎を解き!広げようあきたの海を守る活動の環 砂浜地層の発掘調査
・日程 2023年7月2日(日)
・開催場所 潟上市 秋田県立大学付近の海岸~出戸浜海水浴場 間
・人数 約16人
・協力団体 秋田県立大学 学生団体「エコの環サポーターズ」
「ごみ地層」から学ぶ~キレイな海を次世代へ繋ぐために私たちができる事?
5月中旬に行われた下見調査で「ごみ地層」なる目星を付けた場所である、潟上市・出戸浜海水浴場の近くの斜面にプラスチックごみが堆積した層を掘削、掘った砂から草木を取り除き、ふるいにかけサンプルを採取し、ごみの量や種類を調査しました。漁網やロープなど水分の含んだ砂に埋もれ、取れにくいものに苦労する一幕もありましたが、地中からは、国内外から漂着した大小様々なプラスチックごみや発泡スチロール、ペットボトル、空き缶、空き瓶などを回収しました。
今後、同団体では、ごみの種類や量、成分、「マイクロプラスチック」の実態把握、自然環境への影響などの定期的な調査を実施し、第21回あきたエコフェス(9月2日、秋田駅前で開催)で公表することにしています。ごみ地層の調査の合間には周辺の清掃活動も行い、キレイな海を次世代へ繋ぐために、自分たちが出来ることについて改めて考える機会になったと同時に、今後もさらにエコの環(わ)の活動を広げていこう!!との熱い想いがメンバーの心に深く刻まれました。
エコの環(わ)サポーターズ代表 岡戸珠海さんのコメント
「ごみ拾いに訪れるたびに、多くのごみが散乱している状況を目の当たりにして悲しい気持ちになります。堆積状況や成り立ちについて調べ、今後自分達がどう行動していくべきかみんなで話し合っていきたい。当サークルでは今後も、美しい海を後世に残すために海洋保全への取り組みを定期的に実施します。海岸だけでなく、街なかのごみ拾いやエコ・省エネ活動、イベント等への参加を継続しながら、エコ活動の環(わ)を広げていきます」
<団体概要>
団体名称 :あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL :https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容 :海洋ごみの7~8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出している。 海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ、海ごみ削減を呼びかけて盛り上げていく。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成する。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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