アダストリアがバンタンデザイン研究所と11月6日(日)に『メタバースクリエイター育成プロジェクト』の第一弾となるセミナー&ワークショップを開催しました

Z世代を中心とした生徒と一緒にメタバース世界でクリエイターの可能性を広げる

株式会社アダストリア

「Play fashion!」をミッションに掲げ、”グッドコミュニティ共創カンパニー”を目指す株式会社アダストリア(本部:東京都渋谷区渋谷2-21-1、代表取締役社長:木村 治)は、メタバース領域で活躍するクリエイターの育成に向けて、ファッション、ヘアメイク、グラフィックデザイン、映像のスクール「バンタンデザイン研究所」と10月26日(水)に共同プロジェクトをスタートいたしました。プロジェクトの第一弾として、11月6日(日)にバンタンデザイン研究所及びバンタンが運営する他スクールの生徒を対象に、メタバースセミナー&ワークショップを、アダストリア本部(渋谷ヒカリエ)にて開催いたしました。また、Z世代を中心に世界で3億4000万人ユーザー(2022年10月時点)が利用するZEPETO(運営:NAVER Z / NAVER Z Japan)のJAPAN Business Lead加嶋雄一氏を特別ゲストとしてご登壇いただき、この日のイベントを大盛況に終えました。今後も、アダストリアは『メタバースクリエイター育成プロジェクト』を通じ、メタバースの可能性と未来を広げるきっかけを創出してまいります。

■アダストリア×バンタンデザイン研究所 『メタバースクリエイター育成プロジェクト』立ち上げ背景
 メタバースの世界では既に、私たちの日常と同じ様に、自分のアバターでのファッションや着せ替えを楽しんでいるユーザーが多くいます。しかし、メタバース上でのアバター、スキンの制作には制作ソフトの技術習得が必要です。また、メタバースの世界でよりファッションを楽しむきっかけを増やすには、まだメタバースファッションの種類、流通が少ないのが現状です。クリエイターの人材不足と制作コストが課題である現状の中、アダストリアは今後のメタバース市場の発展に向けて、パートナーとの育成と環境作りが必要だと考えました。
 10月3日に販売開始した .st(ドットエスティ)オリジナルアバター「枡花 蒼」の3DCG制作にあたって、様々な制作会社や個人クリエイターと打ち合わせを重ねる中、アバター・スキン制作において、クリエイターの人材不足や制作コスト、業界ルールが未整備など、様々な課題を抱えていることが分かりました。また、個人クリエイターたちは、あくまで個人で完結する制作環境のため、知識や経験の蓄積がされず、ノウハウの共有がされづらい環境である事も分かりました。
 アダストリアでは、これから期待されるメタバース市場の発展に向けて、メタバースの可能性の幅を広げ、メタバース内でファッションを楽しむ機会を増やすために、3DCGクリエイターの充足が必要不可欠だと考えました。アダストリアでは、実際の洋服のデザインにおいても、3Dモデリングを使った商品開発が行われはじめており(※)、社内のデザイナーやパタンナーの育成や採用も視野に入れ、新しいデザインの可能性とクリエイターの育成につながると考えております。
 メタバースの世界では、私たちの日常と変わらない、様々な楽しみ方、コンテンツが展開されています。また、その楽しみ方、コンテンツの多くは、個人のクリエイターたちが提供しております。そんなメタバースの世界で、アダストリアが掲げるミッションである「Play fashion!」にある「ファッションは、それぞれの人生を楽しむこと」の想いと、アダストリアのバリューにある「新しいことに挑戦し、変化と成長を続けます」「多様性を尊重し、チームで前へ進みます」をメタバースの世界でも実現したいと考えております。
 メタバースでは、見た目や年齢、性別、国籍に関わらず、先入観や制限されることのない、個人の好きなことや得意なことが、自由に表現できる世界だと考え、クリエイターの育成や活躍できる場所、クリエイターとして生計を立てていける環境をつくっていきたいと考えております。

(※) アダストリアでは、バーチャル上での企画提案から、サンプルチェック、フィッティングを3Dシミュレーションで行うことで、無駄なサンプル製作を抑え、製品化までの時間を短縮した商品開発をはじめています。今後、3Dシミュレーションを活用した生産過程の効率化と3Dモデリストの育成を、積極的に取り組んで参ります。

■『メタバースクリエイター育成プロジェクト』とは
 ファッション、ヘアメイク、デザイン、イラスト、映像の専門校であるバンタンデザイン研究所と共に、バンタンデザイン研究所に通う生徒に向けたメタバースプロジェクトを立ち上げ、クリエイター育成に向けた学びやイベントの開催、企業現場でのデザイン、パターンの研修、生徒たちの活動の機会、将来的には生徒が制作したメタバースアイテムの販売を検討しています。

■メタバースセミナー&ワークショップの開催内容
<概要>
・日程:2022年11月6日(日)10:00-17:00
・場所:株式会社アダストリア本部(東京都渋谷区渋谷2丁目21番1号 渋谷ヒカリエ27階A CAFE)
・プログラム内容:
第1部セミナー:ZEPETO・アダストリアが考えるメタバースの可能性
第2部ワークショップ:メタバースに関するお題を提示し、グループごとにワークショップ、最後に発表

 第一部のセミナーでは、高校生から社会人まで15名の生徒さんが参加いたしました。セミナーではアダストリア広告宣伝部メタバースプロジェクトマネージャー島田淳史より、セミナーのファシリテーションと、メタバースファッションの可能性についてプレゼンテーションを行いました。続いてZEPETO(運営:NAVER Z / NAVER Z Japan)のJAPAN Business Lead加嶋雄一氏より、ZEPETOのケーススタディや、メタバースで求められる人材について登壇きました。セミナーの最後には、アダストリア島田、生産部パターンチームで3DCGモデリングに携わる高橋氏、バンタンデザイン研究所マネジャー野尻氏、ZEPETO加嶋氏の4名で、グループセッションを行い、メタバースの今後の可能性や、クリエイターが重要な世界になっていくことについて意見が交わされました。
・第一部セミナー登壇者(左から)
株式会社アダストリア 生産部パターンチーム : 高橋拓海
バンタンデザイン研究所 マネージャー : 野尻貴将
NAVER Z Japan株式会社 JAPAN Business Lead : 加嶋雄一
株式会社アダストリア メタバースプロジェクトリーダー : 島田淳史

 第二部のワークショップでは、バンタン生徒を3つのグループに分け、メタバースをテーマに「メタバース発のブランドをつくるなら」、「メタバースで新しいビジネス」、「メタバースでマーケティング」の3つのお題でグループ毎での検討とプレゼンテーションの準備を行いました。午後13:00から各グループに分かれ、午後16:00からグループ毎でのプレゼンテーションを行いました。最初のグループ「太極拳」のプレゼンテーションは、メタバースファッションとゲームコンテンツを掛け合わせしたアパレル「ABILLY」を発表。ゲームの世界の様に、能力が身に付くメタバースファッションをプレゼンテーションして頂きました。2つ目のグループ「Over turn」は、メタバースの世界だから実現できる自由なデザインや、物理的には表現のできない洋服を販売する企画。3つ目のグループ「GREEN」は、イベントに特化したメタバースファッションブランドをプレゼンテーションしていただきました。
 セミナー&ワークショップを経て、「メタバースを知る事ができた」、「クリエイティブの可能性が広がった」、「自分で何かメタバースでのものづくりをしてみたい」と参加者からの声も上がり、とても充実した内容と雰囲気で、第一回目のセミナー&ワークショップを終了いたしました。


■『メタバースクリエイター育成プロジェクト』今後の取り組み
 メタバースクリエイター育成プロジェクトの今後の取り組みとしては、2023年1月と2月に第二回目のセミナーを東京と大阪での開催と、クリエイター育成プロジェクトに実際に参加する生徒の募集を開始します。バンタンデザイン研究所に通う全国の生徒に対して、メタバースでの3DCGの制作、コンテンツの企画、マーケティングを学び、アダストリアでの業務研修の場を設け、生徒が学んだことも元に、実際にメタバースアイテムのデザイン、制作、販売を予定しております。さらにメタバースの世界でのファション、コンテンツを制作し、メタバースとリアルでのイベント開催(ファッションショーなど)を企画検討しています。
 



■バンタンデザイン研究所について

バンタンデザイン研究所は、1965年にスタートしたファッション・ヘアメイク(韓流メイク含む)・グラフィックデザイン・映画・映像・フォト・プロスケーター等の分野を学べる専門校です(東京校・大阪校・名古屋校)。高等部、専門部(満18歳以上の方向け)はもちろん、大学生・フリーター・社会人の方も通学できるスクールもあり、クリエイティブのプロを育てる専門校としてこれまで数多くの一流の卒業生を輩出しています。業界の即戦力人材を育成するため、各業界の第一線で活躍する現役クリエイター講師による実践教育や企業との産学協同、個別指導を重視した「少人数クラス制」にこだわって取り組んでいます。


■ZEPETOについて

「ZEPETO(ゼペット)」は、3Dアバターを通した若者ユーザーを強みにするメタバースです。 仮想世界で自分だけのアバターを使って、いつでも、 どこでもコミュニケーションをとることができ、さらに想像する全ての世界を作り出すことができます。2018年8月のアプリリリース後、アジア圏を中心に世界中で利用者を増やしており、2022年10月現在では世界でZ世代を中心に3億4000万ユーザーが利用しています。
<iOS版アプリ>
https://apps.apple.com/jp/app/id1350301428
<Android版アプリ>
https://play.google.com/store/apps/details?id=me.zepeto.main


■ドットエスティについて

「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など30以上のブランドが集まるアダストリアグループの公式WEBストア。
全国約1,200店舗のブランド店舗と、WEBストア共通で使える!貯まる!ドットエスティポイント
4,000名を超えるスタッフが毎日更新する最新コーデが集まるスタッフボード
お買い物の参考になる、豊富でリアルなお客さまの商品レビュー
年齢も性別も飛び越えて、幅広いブランドで自由なファッションが楽しめる「楽しいほうのファッションストア」です。
2021年にWEBストアとお店のメリットを融合したOMO型店舗「ドットエスティストア」をオープン。現在、関東、関西、東北に6店舗展開中。(2022年9月末時点)
<URL>https://www.dot-st.com/
<iOS版アプリ>
https//apps.apple.com/jp/app/collect-point/id404786725
<Android版アプリ>
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.point.android.dailystyling&hl=ja



■株式会社アダストリアについて

株式会社アダストリア(代表取締役社長:木村 治)は、「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、グループで30を超えるブランドを国内外で約1,400店舗展開するカジュアルファッション専門店チェーンです。ファッションを通じてすべての人の人生をワクワクさせる「Play fashion!」をミッションに掲げ、人と情報が行き交うオープンなコミュニティをつくり、新たな価値を生み出す“グッドコミュニティ共創カンパニー”となることを目指しています。
<本部所在地> 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷 2丁目21番1号渋谷ヒカリエ
<URL> https://www.adastria.co.jp/


 

 

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会社概要

株式会社アダストリア

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URL
http://www.adastria.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ29F
電話番号
03-5466-2050
代表者名
福田三千男
上場
東証1部
資本金
26億6000万円
設立
1953年10月