認知症の方のよくある言動をマンガで紹介。介護現場での見立ての力が高まり、最適なケアができる。
株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2025年7月3日(木)に、『マンガでわかる介護職のための認知症ケア』を発売いたします。

認知症の方のよくある言動の理由を探り、最適なケア方法を解説!
認知症の方のよくある行動の事例30をマンガで紹介。
認知症の方の行動をどのように見立てるか、どのように理由を探ればよいかを解説し、適切なケアを提示します。

これまでの認知症ケアでは、「認知症があると、認知症が原因で意味不明な行動をする」という捉え方が主流でした。暴言や暴力があれば意識レベルを下げる薬を投与し、介護に抵抗すれば身体拘束をするということが、致し方ないこととして選択されてきました。
しかし、認知症の方の行動には理由があり、関わる人の態度や考え方、物の見方、捉え方が変われば、そのケアの方法も変わります。

ケアの方法「手立て」は、「見立て」に左右されます。介護の現場では、まだまだ知っている「手立て」を根拠なくあれこれ試すということも少なくありません。
ステレオタイプ化した対処療法を提供するだけでは不十分です。関わる人の「見立て」の力が向上すれば、「手立て」(ケアの方法)も適切なものになります。
本書では、「見立て」の力を高める内容を提供し、その先にいる認知症当事者の方々に「最適な手立て」をお届けします。

【はじめに】
利用者には、私たちが出会う前(認知症になる前)から歩み続けてきた人生があります。
介護職は利用者の人生を支える仕事です。
だからこそ「『認知症』ではなく、『人』に向き合うこと」が大切だと考えます。
(「はじめに」より)
【目次】




【著者プロフィール】
裵 鎬洙(ペ・ホス)
ミカタプラス代表。1973年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、約20年介護業界に従事し、介護業界にて対人援助のプロとしてのスキルを磨き、クライアントへの支援や行政・医療機関・介護施設との連携等で手腕を発揮するとともに、業績向上・人材育成・生産性向上に尽力した経験を持つ。現在は、地域住民向けの講演会から専門職・管理職向けの研修まで、幅広いテーマで講師を務めるとともに、管理者・経営者のコーチも務めている。著書に『理由を探る認知症ケア:関わり方が180度変わる本』(メディカルパブリケーションズ)などがある。資格:介護福祉士、介護支援専門員、主任介護支援専門員。
吉田 美紀子(ヨシダ・ミキコ)
20代からおもに4コマ誌で活躍。セカンドキャリアで介護の仕事を始める。コミックエッセイに『40代女性マンガ家が訪問介護ヘルパーになったら』『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』(ともに双葉社)、『消えていく家族の顔~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~』(竹書房)がある。
【書籍概要】
書 名:マンガでわかる介護職のための認知症ケア
著 者:裵 鎬洙
マンガ:吉田 美紀子
仕 様:A5判、224ページ
定 価:2,420円(税込)
発売日:2025年7月3日(木)
ISBN:978-4-416-62409-8

株式会社 誠文堂新光社
〒113-0033 東京都文京区本郷3-3-11
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