向井亜紀さんとがん専門家が語るオンデマンド動画を公開
「積極的相談のすすめ ～がん患者さんの食欲不振と体重減少～」
株式会社朝日新聞社（代表取締役社長：角田克）は11月22日､小野薬品工業株式会社と共同で表題のオンデマンド動画を制作し､YouTubeチャンネル Asahi Digital Solutionsなどで公開しました｡タレントでがんサバイバーの向井亜紀さんがファシリテーターを務め､がん患者さんに食欲不振や体重減少などの症状が出た場合は早期に専門家に相談することで､生活の質(QOL)向上につながることなどを学べる内容です｡
小野薬品工業株式会社が2022年に実施したアンケート調査*では、多くのがん患者さんは食欲不振や体重減少などの症状が現れても医師や看護師に相談していないことがわかりました。また、医師ががん患者さんの食欲不振や体重減少を知るのは「患者さんからの訴えや相談」による割合が高く、医師ががん患者さんの症状を早期に把握できていない可能性が示唆されました。
*癌と化学療法51(2)159-165, 2024
この調査結果を踏まえ、がん患者さんの生活の質（QOL）向上を目的として、以下の重要性を伝える動画を制作しました。
①食欲不振や体重減少は早期から治療が必要な症状であること
②食欲不振や体重減少があった場合、積極的に医師やメディカルスタッフに相談すること
動画には専門家として静岡県立静岡がんセンター支持療法センター長 兼 呼吸器内科医長の内藤立暁先生、静岡県立静岡がんセンター栄養室栄養室長の稲野利美先生、国立がん研究センター東病院がん相談支援センターがん専門相談員の坂本はと恵先生にご出演いただいております。
※動画の内容を採録したテキスト版を朝日新聞デジタル「Reライフ.net」にて公開しております。
〈お問い合わせ〉
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担当：大出健
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